獨協大学 鉄道研究会通信

獨協大学 鉄道研究会がお送りする、活動報告のBlogです。

銀座線 上野検車区隣接の踏切を観察

2021-09-16 16:47:26 | お知らせ
こんにちは。ホリ快富士山です。Twitterを見ている方は知っているかと思いますが、こちらでは初めて登場します。私も時々こちらも執筆しようと思いますので、よろしくお願いします。

さて。

今回はタイトルの通り、上野にある銀座線の踏切を観察してきましたので、紹介します。(twitterにも投稿しましたが、こちらではより詳しく書こうと思います。)


これが銀座線、上野検車区に隣接する踏切です!
(すみません、踏切全景を取り忘れたので、これで代用します...)

踏切の線路にはこのように柵があり、どこかほかの踏切とは雰囲気が違います。
なぜこんな厳重なのかを簡単に説明すると、銀座線はトンネルを小さく済ませるため、架線を張っていません。その代わり、線路横に架線の代わりとなる「第三軌条」を設け、そこから給電しています。柵がない場合、第三軌条に触れる危険が架線より大きく、大変危険なのです。そのため、柵で仕切り、第三軌条に絶対に触れられないようにし、安全を確保するのです。

いよいよ踏切鳴動です。

普通の踏切と違って遮断機が一気に下りてきます。迫力があります。


柵が上昇し、電車が出てきました。この光景、すごく違和感がありますね(笑)

遠くから見るとこんな感じ。建物からいきなり電車が出てきているように見えますね。

この辺を普段通っている人からすれば、日常的なのかもしれません。

そして柵が閉まり、踏切が開きます。

ここでも面白いのが、遮断棒が上がってから警報機の動作が終わるというところ。普通の踏切では警報機が鳴りやんでから遮断棒が上がります。

この踏切は警報機の動作、遮断機の上昇、下降動作は自動ですが、柵の操作をする都合上なのか、個々の動作は人が管理しています。


いかがでしたでしょうか。ちょっと説明や画像が足りず、わかりにくかったかもしれません。現地へ赴いて実際に見ていただけると、面白く、より理解が深められると思います。



とはいっても車庫から出てくる電車には時刻表がないため、いつ出てくるのかは私たちにはわからないのが実情。ここでは、私が訪問した時に見た、車庫から電車が出てくる予兆を紹介します。

①ねらい目としては、朝ラッシュ終わりと、夕ラッシュ前です。
私は平日の16時頃に訪問してきましたが、比較的短い間隔で3本も車庫から出てきました。朝ラッシュ後についてはまだ調査していません...
②車庫から出てくる電車は車庫から出る前に、行先を表示し、ヘッドライトとテールライトの両方を点けます。

この状態で踏切に近づいてきます。

③柵の超手前に電車がいると、すぐに閉まる可能性が高いです。

柵の向こうに電車がいますね。

柵の隙間からとるとこんな感じ。なんか近すぎて怖いですね。(笑)
ちゃんと踏切が鳴っていない状態で、柵の間から撮影していますのでご安心を。
ほどなくして、

出てきました~

というわけで今回は上野検車区に隣接する、銀座線の踏切について執筆しました。
ここまでお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

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