茂原学習塾・予備校塾長日記(誠心学院予備校)

塾・予備校の出来事や内容紹介。
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分かりやすく記事にしています。

黄山(中国)

2009年07月08日 | 風景
天下第一の奇山としてその名を馳せている黄山は揚子江の下流に近い安徽省の南部154平方メートルに広がり、大小72峰をもつ山。面積は1200kmである。蓮花峰・光明頂・天都峰の三大主峰の海抜はすべて1800m以上。「奇松・怪石・雲海・温泉」の四つの絶品で知られる名勝として多くの詩人、画家、旅人をひきつけた。千変万変の雲海が広がり、霧と岩と松とが織り成す世界は、まさに山水画である。

中国安徽省の黄山は、中国・上海 の南西350kmほどの位置にある。伝説上の帝王・黄帝が不老不死の薬を作ったという伝説から、唐の時代に黄帝の山という意味で「黄山」と名づけられた。中国の華東地区の真ん中、安徽省の南部、中国の観光名所のひとつ。黄山は一つの山ではなく、画家のゆりかごとして毎年100万人ぐらいが訪問する名所である。森林占有率が86.6%を占め、黄山も華東では重要な自然植物園である。

中国に「黄山をみないで山を見たということはできない」という諺がある。自然が作り出す、樹齢800年を超えてなお全山に生い茂る松岩山、中国における山水絵画の題材の50%は黄山ということらしい。黄山に聳える奇松、怪岩、雲海、温泉といいう「四つの絶景」で世界に知られている。「奇松」(岩山にしっかりと根を枝をのばす松)、「怪岩」(天に向かって屹立する奇怪な形状の岩山)、「雲海」(この地方特有の気候がもたらす雲と霧)が織りなす素晴らしい景観が魅力である。
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