ある記憶

遥か遠くにいってしまった記憶たち

遠くになる横浜の風景

2010-02-01 21:19:28 | 


東京に雪が降っています。
駅で下車した時はまだ小雨であったのが食事をして外に出る頃にはみぞれ混じりの雪となっていました。
さすがにその中を歩いて帰る気にはならずタクシーを拾い帰宅しました。
明日朝に10センチほど積もると天気予報で解説しています。
ちょっと明日の朝が楽しみです。



引越しということを今年は本気で考えなくてはならないと思っています。
考えた末に依然としてここという結論になるかも知れませんが、
真剣に検討をして見ようと思います。

こちらに来てこのかた、東京の南部方面に住み続けてきました。
なるべく横浜に近い場所を選びました。
そして横浜から鎌倉、江の島あたりに休日のたびに行くのが毎週の習慣となりました。



この辺は名所・旧跡がたくさんあり見る場所にことかきません。
案内書で捜しながらどんなところにも行きました。


しかしあの頃その地を離れられなかったのは別の理由がありました。
そこかしこに根雪のように積もっている思い出の数々から、
どうしても僕は離れることができなかったのです。

それが溶けて自然に地中に還るまで10年はかかったように思います。


今はもう平気です。
そんなことがあったかどうかさえ不確かなまま、
時間と忘却は人を救ってくれます。


そしてここのところあまり横浜に行くことが無くなりました。
ましてその先に行くことなどすっかり無くなりました。
そうすると横浜に近くて便利なこの地に住む理由もまた無くなっているのですね。



どこがいいかと考えます。
三鷹や国立、武蔵野の面影が残るかの地。
井の頭公園に続く線路沿いの街もいいかもしれません。

思い切って東京湾のウォーターフロントでリッチな生活というのも悪くありません。

「人情商店街」みたいな下町の空気がやっぱり僕には似合っているかな。


なにしろきちんと考えてみようと思います。


明日朝の東京の雪景色が楽しみです。






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