オー、捨てないと!

隠れオタクな会社員の買い物や感じた事

120mm迫撃砲RT 追補

2009-04-03 23:07:33 | ミリタリーコレクション
昨年暮れに紹介した120mm迫撃砲RTですが、
私個人でも写真を撮ってきましたので補足として紹介したいと思います。
前回の記事も参照してみて下さい。

先ずは照準具。
前回のはついてませんでしたが、
今回の春日井は取り付けた状態で展示してありました。

これを用いて照準するわけですが、イマイチ使い方が分からない・・・。
砲の前には照準用のコリメーターがありましたが、撮影するのを忘れてました。
後ろで照準を行なっているのは81mm迫撃砲L16。

次いで砲身と底板の取り付け部分のアップ。


さらにアップ

砲身底部には通常の発火(砲弾を落とし込んで発火)と
りゅう縄を用いての発火(砲弾を落とし込んでからの発火)の切換え装置がついている。
「発」「リ」とあるのがそれだ。
上の方には「安」の表示があるのである種の安全装置もあるのかもしれないが聞くのを忘れてしまった。

次いで底板のアップ。

底板には「防衛庁」(当時)から始まる刻印が施されている。
制式名に製造年月、製造番号と製造メーカーの豊和工業のマークが入っている。

底板はこすれるからか、フチや底部の塗装が剥げている。
どうやらOD色の前に赤い色が塗られているようだ。
でっかい花(ラフレシアか?)みたいな形状の底板だが、
その形状ゆえに軟弱地では激しくめりこむとの隊員の談。


次いで砲口部のアップ。
樹脂製のキャップが着けてあって判り難いが、こちらにも刻印が入っている。
よく分からなかったが、底板と同じ内容で刻印が入っている模様。
砲身、底板に刻印、砲架に銘板がついていることになる。
確認はしなかったが砲身は消耗品であるため、製造番号がマッチしていない可能性がある。


最後にこちら。

砲口に取り付けて移動の際に使う金具。
隊員によると「牽引頭」と言うそうだ。
真ん中は同じく移動時の固定用金具。
どこに取り付けるかは聞いてない。

右は照準具の収納ケース。
照準具の納入メーカーはトプコン。
医療用の光学機器などの製造で知られる同社だが、
戦前は東京光学として陸軍の軽機関銃用スコープなどを製造していたメーカーである。

以上、120mm迫撃砲RTの追補でした。
今度は擬製弾が見てみたい。
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 3M防じんマスク 9312J-DS1 | トップ | 一日目 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ミリタリーコレクション」カテゴリの最新記事