ろばの穴

全身性強皮症&強迫性障害の病状記録とぼやき
穴を掘ってこっそり埋めたい気持ち
Mac & iPhone の話題

セロクエル飲んでみた

2009-11-30 18:15:37 | 近況&病状
セロクエル

いらいらの頓服が合うかどうか先生に聞かれていたので、いつもの眠剤(ハルシオンまたはマイスリー)の代わりに、恐る恐る昨夜(というか今朝4時ごろ)飲んでみた。まずはセロクエル。ルーランはまた次の機会に飲んでみる予定。

統合失調症のお薬でもあるんですが、最近は躁鬱病にも処方されるらしい。眠剤代わりにも?

急に眠りに落ちるのが特徴と聞いていたけど、ほんとに携帯が見事に操作の途中で傍らに落ちてて、目が覚めたらなんと11時半! いつもの眠剤は睡眠導入剤というせいもあるけど、だいたい3、4時間でいったん目が覚めるのに、7時間も正体不明? なんだか怖い薬だ。これを飲みながらお勤めしている人もいるらしいけれど、そんなことできるのかしら? 慣れるのかな?

そのあとも、頭痛と重だるさがあって、これは薬の副作用か、7時から8時までと決まっているゴミ捨てに備えて、着替えずに電気カーペットの上で寝たせいか、不明。だるくてだるくて16時に旦那から帰路についたとメールが鳴るまで、動けなかった。そのあと、旦那の留守には絶対にやる部屋中の水拭きを済ませた。明日は筋肉痛かも。

旦那は日付が変わるころ帰宅する予定。冷凍食品(義母が私用に私が好きだと思い込んでいる食材類、それはそれでありがたい)を持たせてくれるので、それを片付けるまでは眠れません。旦那も頼めばやってくれるけど、私の衛生観念のせいで冷凍庫は私しか触れない規則なので。

義母との話し合いはどうなったんだろう? 聞くのは明日になるかな?



今日の病状:手指むくみ■■■□□。関節痛。
…むくみは5段階評価を黒四角でインジケート、■が多いほど不快です。



なかのひと


クックパッド対応のiPhoneアプリ本家版

2009-11-30 01:39:42 | 雑感
クックパッド対応のiPhoneアプリ

ふとこんなニュースが飛び込んできた。

クックパッド純正iPhoneアプリ、ついに登場--64万のレシピを検索可能:ニュース - CNET Japan

おぉそうきたか。

今までも、iPhone用に特化したブラウザベースの「iCookPad」、比較的最近登場した「CookingPad」の2つがあった。

で、この2つともクックパッドの表面的な機能しか使えない。なぜかというと、クックパッドへのログインができないため、「マイキッチン」「マイフォルダ」などの機能が使えない。イコールもちろんPCとも連携できない。それはクックパッドが独自のシステム構築をしていることと、そのAPI(データベースなどのコンテンツにアクセスするプログラマ向けのインターフェイス)を公開していないことによる。

たとえば、有名な写真DBサイトの FlickrなんかはAPIを公開しているので、コンテンツを使って(フリーのコンテンツが結構あったりする)自由にサイトなり、プログラムなりを作ることが許されている。そういうサイトはほかにも結構ある。

でもクックパッドはコンテンツが命というより、広告てんこ盛りのサイトにユーザを招くことが命なんだと思うから、その辺制限さざるを得ないのかもしれない。

今までもクックパッドについて何度か書いてきた手前、かつ自分もかつて著作権の問題に巻き込まれた経験もあり、一応クリアにしておきたくて、クックパッドに現在先発2つのアプリについてどういうスタンスなのかを問い合わせている。iPhoneユーザには喜ばしいことだが、クックパッドにしてみれば自分のところのコンテンツを勝手に取得&切り貼り加工され、もちろん広告なんて表示しないからスポンサーへは何も恩恵がない。

実はうちは気象庁のHPのデータを勝手?に取得して、切り貼りして、家の中のUSB温度計と連携表示させている。うちの中だけのことだから許されると思っているけど、同じことを応用すれば、よそのサイトの有用なデータだけを引っ張って来て儲けることだってできるわけだ。

なんだかクックパッドには難しい問題だったらしく、20日も経つけど、まだ回答はこない。10日後にもう少し待ってくれとメールが来たのには感心したけど。で、回答が来ないうちに、自前のアプリをリリースしてしまったというわけです。

だが、このアプリいただけない。何を急いだかそれとも意図的か「CookingPad」並に機能がしょぼい。元祖が出しているんだからログイン機能ぐらいサポートしてから出せばいいのに。これじゃ差別化が図れていない。あとキャッシュ機能ぐらいはないと、買物行った先でアクセスなんてしたらパケット料かさむし(一応データ量は少なそうだけど)。

あーあ、こんなこと書いたこと旦那にばれたら、また言われそうだ。「ソフトウェアのことに関して、あなたに人の作品をとやかく言う資格はない」と。はいはい。ありませんよ。でももう書いちゃいましたよ。



今日の病状:手指むくみ■■■□□。関節痛。
…むくみは5段階評価を黒四角でインジケート、■が多いほど不快です。



なかのひと


いろいろと考える

2009-11-29 21:52:41 | 雑感
旦那の留守に

結局大阪には旦那ひとりで行きました。なんだか昨日から感じたんだけど、1人でいたらデパスがいらない。いま、24時間効くメイラックスは一応飲んでいるけれど、それでも旦那がいる日はデパスが必要なほどイライラや焦燥感に悩まされる。なんという開放感なんだろう。

モラハラの本が昨日の朝届いたので、ざっと読んだ(紙の本が読めなくなったので、じっくりは無理、あくまでざっと)。解決方法に少しだけページが割かれていた。ACへの対処と似ている。
・自分がモラハラに合っていることに気付くこと。
・本当の味方を見つけること
・相手に立ち向かうこと(服従ではなく)
・法律に訴えること

なんだかあんまり参考にならなかった。

私も旦那にモラハラをしていると思う。でかける間際の仮眠の時間を奪って議論を止めなかったり。そういうところは自分から旦那へのモラハラだと思う。そこへ来ると旦那の言動は正論だからモラハラと取れないような気もする。

旦那はここへ引っ越す少し前ぐらいから、ここのブックマークにもある「ビデオニュースドットコム」を聴くようになった。私は真面目に聴くようになったのは比較的最近だ。

それを聴いていて、なぜそんな考えかたができるのか!と言われる。例えばホームレスのことや、階下の人の煙草のことだ。自分は恵まれたお嬢さんだということに気付けないのか!と。

うーん、それはとっても正論なんだ。ぐーの音も出ない。しかし、他人への思いやりがあるなら、なぜ私(=自分の妻)をトリアージするなんてことが言えるんだろう?

ビデオニュースに文句を言う気はないが、そういう考えを吹き込むと、それをできるできないに関わらず、自分や家族が見えなくなる人っているんじゃないだろうか? 私にもビデオニュースの言うことはとっても参考になるし、しばしば世の中のことを考える機会を与えてくれていることに感謝している。でも、旦那がこうなってしまったのがビデオニュースの影響なら、なんか複雑だ。ビデオニュースの神保さんや宮代さんだって、ご自分の家族が一番大切なはずだ。何がなんでも世の中命!というわけでもなかろう。そんなの偽善者だと思うから。

ビデオニュースの宮代さんが昔書いた本を読んで、世の中をはかなみ、自殺した若者がいたらしい。影響され過ぎな人って旦那だけじゃないのかもしれない。旦那も、こんな日本で生きている意味が見いだせない、単に母親より先には死ねないのだと言っている。私がいるのに、私に向かって。


まぁこんなことを書いていると涙しか出てこないから、私はせっせと身辺整理を続けるのみだ。弁護士とまだ連絡が取れないので、それ以外のことでできることをやっている。ネットでできることはだいたい終わった。大した財産じゃないけど、財産はすべて旦那に残すつもりだ。父は一人で生きて行ける。旦那はこれからもう一度事業をやり直そうと思ったら資金がいるはずだから。




今日の病状:手指むくみ■■■□□。関節痛。
…むくみは5段階評価を黒四角でインジケート、■が多いほど不快です。



なかのひと


幸せになりたい!

2009-11-28 02:35:07 | 雑感
犬も喰わないシリーズが続いています

たまにはこんな画像で息抜きを…



Amazoneのリンクのほうが詳細が見れていいかも。

カップメン-グリーン

旦那はいま大阪に向かってひた走っているはずです。仮眠をしてからの予定が、また話し合い(ほぼ言い合い)になってしまったため、仮眠なしで早めに出発することに。こんなことが義母に知れたら恨まれるだろうなぁ。無事に着くことを祈っています。しかし事故で死んでしまうことも旦那は常日頃望んでいるので、いくばくかの不安はあります。

大阪の義母の住む区内で住みやすい場所を聞いてくるようにお願いしたところ、そこから話が発展し、また例の議論に逆戻り。恐らく私が変わらない限り=旦那の望む人格者にならない限りは同じことが繰り返されることと思います。それを避けるには、私が精進できないならば、旦那の批判を受け入れる「ふり」でもしないと無理でしょう。

旦那自身は、自分がボーダーだと自覚しているようです。私はそこまでひどくはないと思うけれど、クラスターBだと言い張ります。でもそれと、私への一見正当な批判は関係なさそうな気がします。

病気で社会の世話になりながら生きている癖に、言えることか? ともきょうは言われました。例のホームレスの件です。自分は社会の恩恵にあずかり、ぬくぬくと暮らしている癖に、と。そんなふうに言われてまで生きていたいか?死ねないから生きているんです。社会の恩恵=私は15年ぐらい厚生年金など高いなぁと思いながら払い続けてきました。それでも難病になればそんなふうに言われるのですね。


やけくそ

自分に負けたことになるのは分かっているけど、健康になるために始めたジョギングも階段昇降もあの一件以来やめてしまった。もう2週間以上になる。身体は寒さとともに硬直する。それがジョギングでやわらいでいたと思うけど。

旦那が出かけてすぐに、やけ食いをはじめてしまった。普段は飲まない缶チューハイ2本と、スナック2袋、夕飯の残り、それに真夜中に焼き肉をして食べてやった。どれもきょう大阪へのお土産を買出しに行ったときに、どさくさに紛れて自分用に買ったものだ。そして…吐いた。吐くつもりじゃなかったけど、吐いてしまった。そしてまた自己嫌悪。

私は何をしているんだろう? 子供を育てていたらこんなブザマなことはできないだろう。やっぱり甘えているんだ。どこかに何かをぶつけたくて、でも、どこもないから自分にぶつけるしかない。




今日の病状:手指むくみ■■■□□。関節痛。足が硬直してすぐには動かない。
…むくみは5段階評価を黒四角でインジケート、■が多いほど不快です。



なかのひと


身辺整理もたまには息抜きに

2009-11-27 13:03:03 | 雑感
犬も喰わないシリーズが続いています

もう見たくもないという人はどうぞ飛ばしてください。

昔から恋愛ドラマを見ると涙が出る。私はあんな風に愛されることがあるんだろうか?あんな風に愛されているのだろうか?ってどうしても自分に照らし合わせてしまう。

元夫とは別居してから、何度も話し合い、彼が彼なりのやり方で、いかに私を愛してくれていたかがわかった。でももう遅かった。

人にはその人なりの愛し方がある。私は自分なりの愛し方で愛している人に愛されないと気が済まない性格なんじゃないかと思う。甘えてもくれない、甘えさせてもくれない、性格は無惨なやり方でけなす、そんな軍隊のような夫婦は私には耐えられない。たとえそれが私のためを思っていたとしても。

旦那はメロドラマみたいなのは苦手だ、勘弁してくれとことあるごとに言う。それは「なんとか」尊重してあげることはできる。病気の私の面倒を見てくれているだけで十分かもしれない。昔はそんなじゃなかったのにどうして今はできないのかというと、愛情が冷めちゃったとしか思えない。


おばばさんが書いてくださったのに先立って、モラハラについて調べてみた。多分私も旦那にはしつこく言葉の暴力を使っていると思う。本当のモラハラがどんなにすさまじいものなのかは、購入した本が届いてみないとわからないけれど、理不尽なことで立ち直れないほど傷つけられることを言うんだろうと想像がつく。

旦那が私に言った言葉はモラハラなのか? よくわからない。だって、本人は正しいと思っているし、正しいと思う人々もいるような内容だ。それに旦那は私を傷つけようとして言ったわけではない。私を自分と同じような考えにしたくて言ったわけだ。やっぱり傷つくのは、自分に負い目があるからなんだろうか?それを克服しなければずっとこれからも傷つくことになるんだろうか?

言い方や内容に関して、相容れなくても、夫婦として正常状態を維持できる秘訣はあるんだろうか?

おばばさんが書いてくださったように、今は試練なのかもしれない。私がそれにどこまで耐えられるのか、精進できるのか、やり過ごせるのか、まったく分からず、自信もない。いまはふぬけ状態でただ生きながらえてます。一応この程度の文章は書けるんだろうなぁ。明日から旦那は一人でも大阪に行きます。私は直前に決めればいいと言ってくれているけど、行けるわけがないじゃん。馬鹿か。こんな状態で、明るく義母さんと接っせなかったら、それだけで怒られるのは必至。だったら暗い嫁はいかないで、親子水入らずがいいに決まってる。だいたいここ2週間まるまる寝ている人が旅行に行けるか?展示会に行けるか?馬鹿じゃないのか?

今回はいいお肉が手に入るから焼き肉をやるからと言ったら、義姉夫婦も呼ぼうと義母さんが言ったのに対し、私が気にするからと断った。それはあんまりの理由だ。私は義姉夫婦が来るならまたラム肉を買って盛大にできるじゃないって言ったのに、もう断っちゃったよ、と。私の我が侭のせいじゃないことをちゃんと義母さんに言ってよね、と言ったのに、もう1ヶ月も言い訳してくれていない。旦那は大勢でやるのが面倒でいやなんだとさ。

それに旦那がそんなに気を遣わなくても、義姉や義妹と義母さんはちゃんと3人で紅葉狩りしたりしているじゃないか。お肉お好きな私と焼き肉をせず、義母さん優先ってのも私は気に喰わない。クリスマスまで生きてたら絶対にラム肉で焼き肉を吐くほど食べてやる。


身辺整理

とりあえず身辺整理をしようと思い、Mac用のMindMapをダウンロードした。

MindNode
Download XMind 3 - XMind - Social Brainstorming and Mind Mapping

この2つで使いやすいほうにしようかと思う。細かい文章が書けないと困るので、単なるアウトラインプロセッサー

DeepNote

これにするかも。こちらは旦那が普段使っているので、引き継ぎやなんかに好都合かも。結局これを使ってここ3日ほどいろいろと整理をしている。

銀行口座もひとつにまとめるには、どこからどこ経由でやると振込料金がかからないとか安いとか、その辺の思考能力はまだ健在。


心配な患者さん

山一つ超えたところの強皮症患者さん(男性)の容態があまりよくない。ステロイド+エンドキサンで身体の硬化に劇的に効き、ステロイド6mgまで減ったところで、先生がスケベ根性を起こしたか?(いえ実際にはエンドキサンより身体に優しいというふれこみの薬)ネオーラルに切り替えたところ、完璧再燃。1~3ヶ月の点滴に信州から往復400キロ通院されている(冬場は凍結するのでいきなり往復700キロに増える)。今はエンドキサンに戻して、いったん入れてからまた洗い流すという治療なんだそうだ。それで先日3クール目で入院中にお見舞いに行って、予定より早く退院できたのに、体調よくないと言う。なんだかすごく心配だ。最近、免疫抑制剤の副作用で間質性肺炎が起こることもあると知って、ますます心配。強皮症の内臓病変でもなるけど、どっちが原因でなるのかは、先生はきっとプロだからわかってるんだと思うけど。近所に強皮症由来の間質性肺炎で亡くなった人もいるので、人ごとながらなんでも心配につながる。

なぜ医療は最先端とまではいかなくても、平均的以上の医療を全員が受けられない世の中なんだろう?

医者の教科書のせい? 研修制度のせい? それとも強皮症のサンプルが少ないせい? 私は埼玉にいたら今どうなっていたかわからない。





今日の病状:手指むくみ■■■□□。関節痛。食器まで食べるんじゃないかというぐらいの食欲。
…むくみは5段階評価を黒四角でインジケート、■が多いほど不快です。



なかのひと


自己攻撃

2009-11-26 03:33:53 | 雑感
コンプレックスなどに関して「もうこれ以上傷つきたくない!」と思う時には、「傷つけた相手にどう謝らせるか?」よりも「自分を責める気持ち」に向き合っていき、自己攻撃をやめることができれば、あなたはもうそのことに関して傷つくことはありません。

人が傷つくメカニズム

こんな対処法を見つけたけど、私の傷ついた気持ちはどうにも治まらない。皆さん大人なのか忍耐力があるのか知らないが、私には絶対無理だ。

命の精算をしたいほど追いつめられた気分はあれから何日も経つのに変わらない。

旦那はどれほど私を傷付けたか認識していない。正しいと思うことを私のためを思って言っただけなんだろうから。

義母さんに訴えたいのをぐっとこらえている。旦那を説得できるとしたら義母さんしかいない。でも巻き込む訳にはいかない。それこそ旦那の怒りを買う。

心穏やかな日々は戻ってくるのだろうか?

上記引用は当たってはいるのだ。「傲慢」という言葉は私の鬼門なんだとおもう。

やっておきたいこと

2009-11-25 04:54:49 | 雑感
やっぱり生きているからには後悔したくない。

たべておきたいもの:
リベンジで死ぬほどのラム肉を食べたい
近所の有名なケーキ屋さんのイチゴパイを1ホール
ショートケーキを3つほど 2人で5千円分ぐらい食べたい

料理:
納得がいく味のカレーを作って 最後に旨いと言わせたい

行っておきたい場所:
思い出の場所 順番に辿りたい

言っておきたいこと:
今まで仲良くしてくれた友人や腐れ縁の友に、1人1人お礼を言いたい。

大事にしていたもの:
迷惑じゃない友人に送る手配

それ以外のもの:
使えるものは寄付の手配

自分:
献体登録

最後に:
最近の厳しい言葉を撤回して欲い
今の生活じゃとても望めないから絶対じゃないけど
安心して平和な気持ち 自分が愛されてるって思えるように

しばらくはそれを胸に生きていけるように

疾病利得&夫に傲慢なやつだと言われた

2009-11-23 19:49:27 | 雑感
疾病利得(しっぺいりとく)

疾病利得(しっぺいりとく)(gain from illness)という言葉を知りました。
詐病(さびょう)とも違う、仮病(けびょう)とも違う。

 治りたいと思う反面、治りたくないという気持ちも持っている。
 症状があることで、患者にもたらされる何らかの利得のこと。

疾病利得 -病気が治りたくない心理-|ヴェール心理療法 より


自分は疾病利得かもしれないってなんとなくどこかで思っている。だから旦那に負い目がある。完璧に治ったら難しい仕事を真夜中までこなさなければならない。今もすごく調子がよいとき(躁状態のとき)はそれができるので、たぶんできないわけじゃないんだ。辛いから病気に逃げ込んでいるだけなんだ。自分でそう思うと同時に、旦那にもそう思われているんじゃないかと思っている。

解決方法は分からない。


今後のこと

「大阪市内で新築のマンションに2人で住む」という結論に達したのに、私の気持ちは晴れない。ベッドの中でも一応仕事を手伝っているけれど、それ以外は、泣いているか眠剤で眠りに逃げているかどちらかだ。人生が虚しく、今後を考えるのすら嫌になっている。


近所の友人に電話やメールでとても迷惑をかけている。死にたい発作を抑えるために利用させていただいているっていう感じだ。彼女は私の悪い面を知らないから、プラス思考を与えてくれる。でも10年以上も一緒にいた旦那のほうが私の性格をよく知っていると思うだけに、いくら彼女に良く言ってもらっても、立ち直れない自分がいる。

ここのところの話し合いで出て来た言葉。
ダメで馬鹿で「傲慢」。「傲慢」=「自分かわいい」とだいたい近いかもしれない。ホームレスのことだけじゃないんだ。

近所付き合いに関して「傲慢」ということを言われた。

集合住宅には私は幼い頃から住んでいるから、何が迷惑で、何時だったら迷惑で、というのは心得ているつもりだ。でも、階下の人は集合住宅に慣れていないみたいで、夜中の1時や2時に帰宅して呼び鈴を鳴らし、そっと入ってくるかと思いきやドアをバタンバタンと閉めて響く。そういう勤務体系だから仕方ないと思って私も苦情は言わない。ときどき起こされるぐらいだから。でも、具合が悪くていらいらしているときなんかは思わず「うるさいなぁ」って口に出てしまう。

お隣のお兄ちゃんはどうもシンセドラムをやっているみたいで、たぶんヘッドホンで音を聴きながらやっているんだと思うんだけど、音も多少聴こえるし、何より振動がひどい。だってドラムですよ。土日は1日中、ひどいときは(たぶんコンサートとかの前?)10時過ぎまでやってます。うちはその部屋と壁1枚で寝室なので、やっぱり笑いながら(常識なら家であれはやらないでしょう。スタジオとかで練習するのが常識だと思うが)「うるさいなぁ」って言ってしまう。

それから階下から煙草の煙が上がってくるとき、仕方ないからこちらが暑くても窓を閉めます。

それらのことは身内である旦那に「うるさいなぁ」「煙いなぁ」って愚痴っても許されると思っていました。私は近所付き合いが大切だから文句を言いに行くつもりはありません。

でも、旦那は私の歩く音がうるさい。どんなにそっと歩いても足のでかい私は男物のスリッパを履いていることもあり、スリッパのぱたぱたする音がうるさい、とか。それで一度スリッパを買い替えたこともある。夜の8時前に洗濯機を回したことあったのを未だに言われます。私的には、洗濯機は夜の8時が限界と決めていたんですが、旦那には遅すぎると思ったようです。外で働いていないから昼間に洗濯できるけど、そう言う人ばかりじゃないから、やっぱり必要最低限のこと=洗濯は8時ぐらいまでは許されるだろうと思っていました。だって、病人じゃなければ8時に寝ちゃう人いないでしょう。だいたい、このアパートに8時に帰宅している人なんて珍しいし。

その辺の背景があり、
「私は他人を批判するばかりで、自分は好き勝手なことをしている傲慢なやつ」
と言われたのでした。

階下で煙草を吸う人の気持ちを考えたことがあるか?と。大変な疲れる仕事から帰宅して、やっとほっとして吸っている。そこをばたんと窓を閉められる。(私はばたんと閉めたつもりはない)旦那は無用(?)な同情をしている。でも、私はその人に同情する気にはなれない。なぜならその夫婦は隣家が火事になったときも知らん振りだった人たちだ。それで1階からなら届いたかもしれないホースを、2階のうちのベランダから出すことになって、そのときはほんとに悲惨だった。ホースが届かない焦りをその夫婦は知らないような人たちだ。私は強迫性障害を放り捨ててそのときは家中を泥だらけのホースを引き回して消火に協力した。

それに、外で吸うこと自体、家族に受動喫煙をさせないためでしょう。もしくはきれいな気持ちよい空気の中で吸いたいからでしょう? そういう人こそ、他人の迷惑を考えていない(もしくは気付けない)と思うのだけれど。

でも私は止めて欲しいと1度も言いに行っていない。「煙いなぁ」とつぶやいてそっと窓を閉めるだけだ。

私は本当に傲慢なんだろうか? 10年以上も一緒にいた旦那が言うのだから本当なのだろうか?

私は自分が「傲慢」だなどと言われたこと自体を受け入れたくないし、自分を「傲慢」だなどと思っている人と惰性で一緒にいて欲しくないのだ。そこが引っかかっているのだ。治したくても自覚がないのだから治しようがない。多少のことがあっても妻の味方になってくれない旦那(この場合対外的ではなくあくまでも家庭内で)、相づちを打ってくれずに私を逆批判するような旦那、それがほんとに旦那と言えるのか? そんな人のために今後も悩みながら生きていかなければならないのか? もう訳がわからなくなってしまった。

もう1件傲慢だと言われた事件(?)があった。現在、JPには「e転居」というWebから転居届けが出せる仕組みが用意されている。昨年ごろからだったと思う。これには本人確認のためにクレジットカード情報を入力するのだけれど、何度やっても受け付けてもらえない。環境のせいということもよくあるので、ブラウザを持っているだけ全部試し、さらにOSも変えてやってみたけど、だめ。大切なクレジットカード情報を何度もネットにさらし、さらに2時間ぐらい無駄にしてしまった。

そのことをある日何かのついでに思い出して。「人の時間を無駄にするなよ、だよね」と旦那に同意を求めた。そのときの旦那の返事=「人のことはよく言うよ」。私は青ざめた。「ことソフトウェアのことについて、あなたに他人のシステムの出来を批判する資格はない」と言われたのだ。あぁまた味方になってはもらえなかった。私の仕事の質への批判が先に出てくる人なんだ。確かに病気になってからの(特に退院してからの)私の仕事の質はとても低い。パフォーマンスだけではなく、質が悪いのは自分でもよくわかる。ぽかミスばかりしている。

でも私には味方なんていないんだ。旦那のほかに。


旦那の言い分=「傲慢」だと言ってくれるだけありがたいと思え。そんなことを指摘してくれる人はいないだろう。

そりゃそうです。「傲慢」が本当なら。

他人からの批判に傷つきやすい人のための6つのカギ|blogs.com

これぶりさまも教えてくれたリンクですが、私も読みました。何か参考にならないかなぁと思って。でも、こと家族からの批判については、あまり当てはまりませんね。他人からの批判は、私も対処して社会生活を送ってきたわけですし、だいたい批判を面と向かって言われることはある意味幸せでしょう。たいがい相手が単に批判したいだけなら、本人には言わないで、ほかの人に言いふらすことも多いでしょう。

私なりに思うのは、他人からの直接の批判は、恥ずかしめと取らずに、挑戦や議論と取るべきじゃないかと。大勢の前なら余計にです。お互いが納得できるまで言い合えれば儲けもんです。言い合っていると相手は本質的じゃないことに目くじらを立てていたりすることに気付くこともあります。

難しいのはその批判が真実か否かにかかわらず、一番信頼しあっていたい人に言われること。信頼関係があれば、批判が真実なら改めるしかありませんが、批判そのものが愛情の終焉を表すものなら、どう受け止めればよいのでしょう。



今日の病状:手指むくみ■■■□□。関節痛。
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なかのひと


誤解

2009-11-20 17:14:40 | 雑感


デパスの依存にならないために、24時間作用するメイラックスという抗不安薬を飲み始めた。同時にリーマスが600mgに増えたので、どちらの効果かわからないが、焦燥感の頻度は減った。それでも鎮痛剤とデパスは切り離せないし、1日に2回ぐらいデパスを飲んでしまうことがある。それが減らせればよいのだけれど。

リーマスを600mgに増やしたということも、ラピッドサイクラーということも、今後ずっと薬のお世話にならなければならないということを意味するのか? 


訂正
旦那に少し懺悔です。旦那はいろんな可能性を考えてきていて、こないだは、その中の現実解1つだけを私に言ったのでした。

ほかにも選択肢はあったけど、あの時点では、あれしかないと思った、と。

やっぱり私の強迫性障害がネックになっていました。私が大阪市内で快適に暮らせるわけがないと、勝手に判断したみたいです。

義母さんも、私も、両方大事だから、なんとか一番よい解決方法を考えていて、なぜか私の一人暮らしという結論に至ったようです。

そう言われると、私も迷う。今まで新築にしか住んだことがなかった自分が、中古のアパートで、旦那のために食事を作ることを幸せとできるか? ストレスで頭がおかしくなるんじゃないか? 大阪だったらたぶんゴキもいると思う。排気ガスですぐに家中が汚れる。前の住人の使った浴槽や、トイレを使う。そんなことに耐えながらでも、ささやかな暮らしを楽しめるのか? 今の自分には判断つかない。そういう暮らしをしたことがないから。

旦那は今の私を見ているとそんなことには絶対耐えられないだろうと言う。そうかもしれない。自信はない。自分の家なのに寝袋にくるまって、なるべく部屋に触れないように生活するかもしれない。浴槽は使わず、トイレはカバーをかけて使うのか? 想像しただけで滅入ってくる。一応、お掃除会社などのオプションは調べてみた。消毒は消毒会社に頼むしかないのかな。母はそうやっていたけど。



話は変わる。
むかし、ホームレスが山手線に乗って来て3人がけの座席で寝ていた。たぶん、寒かったのだろう。私は臭いで耐えきれず後ずさった。ほかの乗客もぱーっと離れていった。

そのことが旦那は許せない(私を)と言う。今の自分だったら、そのホームレスを役所のしかるべきところに案内して、なんならお風呂に入れてあげるなどして、屋根のあるところで暮らせるところまで面倒を見てあげる、と言うのだ。うっひゃー、そんなことができるなんて、びっくり。「自分の頭のはえも追えないのに?」と皮肉を言ってしまった。

私のしたこと(ホームレスが臭くて後ずさったこと)は恥ずべきことかもしれないけど、旦那にそこまでけちょんけちょんに言われることなんだろうか? 正解がわからない。旦那が私よりもホームレスを選ぶことも理解できない。




今日の病状:手指むくみ■■□□□。なぜか体中が痛くて、関節痛あり。風邪じゃないと思う。
…むくみは5段階評価を黒四角でインジケート、■が多いほど不快です。



なかのひと


フジコヘミングとの出会い

2009-11-19 23:19:52 | 雑感
フジコヘミング

昨夜は元気なくて、でも、途中まで見て放ってあった「フジコヘミング」のドキュメンタリー番組の続きを見た。99年にNHKで放送されたETV特集の再放送だった。

番組の最後のほうでフジコ自らリストの「ラ・カンパネラ」を演奏した。びっくりすると同時に、涙が溢れて止まらなかった。あの難しいリストの曲、繊細なトレモロの粒がひとつひとつ表情を放つ丁寧な演奏。丁寧だけど奔放さを感じる。そしてダイナミックに展開するはずの盛り上がり部分、彼女の演奏はあくまでも優しかった。叩き付けるのではなく、自分の中で転がすような感じ。すべてが彼女の内部から優しく流れ出る。

この人の演奏には、なんか人生を感じる。そう思って、iTunesやYouTubeをそのあと検索してみた。何曲か彼女の演奏がみつかった。そして2003年に放送された彼女の伝記ドラマも。身体が痛かったのでベッドの中で見た。もうなんか、自分のことも悲しくて、彼女の演奏も悲しくて、涙が止まらなかった。フジコの母親は厳しかったけど、なんだかうらやましかった。厳しいってああいう親のことを言うんだなって思った。

(同じ厳しいにしても、私は理由のわからないことで殴られたから、何がよくて何が悪いんだか、そのうち自分で判断するのをやめてしまった。すべて母親の言う通りにしていれば殴られないと思ったから。それでも殴られたけど。私が歳相応に大人らしくないのは、そういうところが原因なのだろうか?)

才能に見合った努力をしたフジコさんはエラいけど、そんな人には私はなれないけど、一つだけ心に残ったことがある。
彼女は才能を認められるチャンスになかなか巡り会えなかった。乞食のような生活をしながら、あるとき彼女が弾いたショパンのノクターン(20番)を聴いた盲目の老人が涙を流した。フジコさんは自分の生きる道はこれだ!と悟った。人の心に響く演奏をするピアニストになろうって。

私にもスケールはとっても小さいかもしれないけど、似たようなことはできるかもしれないと思った。思いたい。

思い出した。私は2度の入院中、自分は比較的体調のよい患者だったので、動けない患者さんのところにしょっちゅう顔を出しては、話しかけたり手伝ったりしていた。1回目入院したときも、病室の人にいかに明るくなってもらうか、そればかり考えていた。自分にもそんなことがあったんだってことを思い出した。


きょう、夕飯(また残飯整理で、きょうはカルボナーラ)を別々のテーブルで食べながら、私はワインをかっくらって、言い分を叩き付けた。今回、旦那の逆鱗に触れたのは「ホームレス」の人のことを馬鹿にした発言からだったことがわかった。自分のことを棚に上げて、ホームレスの人を蔑むような人は、トリアージで優先順位を下げるしかないって。トリアージとはよく言ったものだ。「ホームレス」がそんなに鬼門となろうとは思わなかったが、私は池袋や新宿でホームレスの人に包丁を向けられたこともあるし、電車で迷惑したこともある。旦那とは持つイメージが違うのは仕方ないと思う。でも、ホームレスが悪いんじゃなくて、ホームレスをどうにもできない政治が悪いんだとは思う。「自分を棚に上げて」馬鹿にはしていない。馬鹿にはしていないつもりだ。ただ行政がなんとかすべきところをNPOの方々が頑張っていることぐらいしか知らない。行政が介入するとどうしても搾取する人間が出てくることも知っている。

旦那はちょっとした一言で、色んなことにケチがついて、色んなことをダメにする性格なので、私は旦那からの評価をひとつ下げられ、その結果トリアージで義母さんの優先順位を上にしたということみたいだ。蜘蛛の糸みたいな話だ。

私はちょっと身体でも心でも動かすと、涙がだーっと出て来て止まらなくなるので、まだ冷静に考えられない状態。しばらくフジコヘミングでも聴いていようかと思う。泣けるだけ泣いたら気も晴れて元気になれる日が来るのだろうか? 

ちなみに旦那は私の強皮症以外の、背中の慢性疼痛も、躁鬱病も、病気だと思っていません。精神科の薬は飲むなと釘をさされています。だから隠れて飲んでいます。背中も都合が悪くなると痛くなると思われるのが嫌なので、最近は痛くても隠しています。

なんだか文章が推敲できません、このままポストします。



追記:11/20 01:10

そうだ。私には、ともに闘病生活をしてきた戦友がいるんだ。そのことを忘れていました。
いまも、こうしてブログでつながっている強皮症仲間がいる。
いまも痛みが取れない、一生治らないかもしれない友人がいたりする。
また泣けてきました。




今日の病状:手指むくみ■■□□□。寒くて家の中でもレイノーが出る。
…むくみは5段階評価を黒四角でインジケート、■が多いほど不快です。



なかのひと