にほんブログ村
にほんブログ村
6年でニジマス繁殖、オショロコマが消えてしまった。
2013-5-25 (土) 晴 暖かい
朝11;08 ニジマスが野生化・繁殖して在来のオショロコマを駆逐し、ニジマス一色に置換してしまった近郊の渓流へ出かけた。雪解けが一段落し、やや水量は多いが川は落ち着いていて 若葉がきれいだ。
いつもの最初の駐車スペースに車をとめ川におりた。 最初のポイントで はやニジマス25cm ヒット。これは不覚にも呑ませてしまい ハリスを切ってリリース。
そのあと ゆっくり遡行していったが新緑の渓流は気持がよかった。ニジマスは 流れが緩やかなここぞというポイント3箇所で釣れた。まだ瀬や流れのあるたまりには出ていなかった。活性は低い。しかし針掛かりするととたんに水面に飛び上がったりテールウオークしたり、さすがニジマスらしくひとしきり大暴れする。
いつもの最初の駐車スペースに車をとめ川におりた。 最初のポイントで はやニジマス25cm ヒット。これは不覚にも呑ませてしまい ハリスを切ってリリース。
そのあと ゆっくり遡行していったが新緑の渓流は気持がよかった。ニジマスは 流れが緩やかなここぞというポイント3箇所で釣れた。まだ瀬や流れのあるたまりには出ていなかった。活性は低い。しかし針掛かりするととたんに水面に飛び上がったりテールウオークしたり、さすがニジマスらしくひとしきり大暴れする。
結局 20-28cm ニジマス7匹、ニジマス幼魚5匹を釣って撮影し、全てリリースした。白っぽい個体から虹がきれいな個体まで様々で、けっこう楽しいニジマス釣りではあった。釣り人の痕跡はなかった。
つい、6年前、この付近は良型オショロコマが豊富に棲息しており、まさにオショロコマの天国であった。ある日、2匹のニジマス若魚が釣れたのが悪夢の始まりであった。そして現在、わずか6年で、オショロコマは完全に消えてしまったのである。
スナヤツメが群れてからみあい産卵行動を行っていた。
軽トラ1台、乗用車1台が山菜採りにきていた。上流に向かうにつれ人がほとんど入らない深い森になってくる。まだ葉を展開していないコゴミの大群落や ギョウジャニンニクの群落が多くなり コゴミをナップザック一杯採った。
陽がかげり、あたりが急に薄暗くなり気温が下がり始めたら、何故かヒグマの恐怖がこみあげてきた。 大急ぎで川からあがって林道をせっせと歩いて車に戻った。
思いがけず、道路脇水路に エゾノリュウキンカ がかなりあったので 撮影した。このあたりでは珍しく、かなりの規模の群落である。
午後4時、武装解除し家へ向かった。 今日、もしや生き残ってはいないかと期待していたオショロコマはついに一匹も見なかった。ここではオショロコマが完全に制圧されニジマスに置換されてしまったようだ。
こんな自然豊かな美しい渓流に、本来いるはずもないニジマスが繁殖している。 もともとの在来魚のオショロコマを駆逐して、これまでみたここともなかった魚が繁殖しているのだ。異常だ。 とはいっても、もはやここでニジマスを駆除する気にもならず、なんとなくリリースしたが、複雑な心境だ。異常だとおもう、本来のまっとうな感覚が だんだん 麻痺してゆく感じ。
ニジマスがオショロコマ生息域に侵入する恐れのある水域に、ニジマス放流を行ってはいけない。
ニジマスがオショロコマ生息域に侵入する恐れのある水域に、ニジマス放流を行ってはいけない。
ニジマスがオショロコマ生息域に侵入する恐れのある水域に、ニジマス放流を行ってはいけない。
ニジマスがオショロコマ生息域に侵入する恐れのある水域に、ニジマス放流を行ってはいけない。
ニジマス釣りが将来的に生き残ってゆくにはニジマス放流ライセンス制、放流報告制、放流可能水域の認定 といった方向しかないかもしれません。
環境省では、国際的に生物多様性条約を締結してしまった以上、在来の生態系に大きな影響を与えていることがうすうすわかってきたニジマスを、近い将来的には日本の渓流から完全に駆除する腹づもりを固めているとの気配が、なんとなくですが、感じられます。私の思いこみ違いかもしれませんが...。
ニジマスはもっぱら養魚場や養殖施設などでしか見られない魚になってゆくのかも知れません。日本からニジマス釣りが消えても、悲しむ人はニジマス釣りマニアしかいません。
環境省は、生態系保全に関してあまりにも後進国であることが判明した日本を、恥ずかしく思われてきたのかもしれません。
前記事、いわゆるゾーニング をもう一度 読んでいただければ 幸せです。
その際、将来的にニジマス釣りに特化した水域を北海道に残せるかどうかは、これからの釣り人たちの姿勢にかかってくるでしょう。
現在のように、勝手気まま、無制限、やりたい放題の放流を続けている限り、その可能性は無いでしょう。
特に、ニジマス放流を、このごにおよんでも積極的におこなっている時代錯誤の自治体があるとすれば、そろそろ、正気にもどるべき時期と考えます。釣り人たちも、もう将来をみこした行動を考慮すべき時期かも知れません。
だだっ子みたいに 細かな屁理屈をこね続けたり、だって釣りたいんだもん と手足をバタバタするだけでは先は無いかも知れません。
少なくとも オショロコマ棲息水域の下流域にニジマスを放流しないよう、生態系には悪影響を与えないように、こんなにも配慮しているのだという姿勢をアピールする事はとても重要な現実的な対策ではないかと、僭越ながら提案したいと思います。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
6年でニジマス繁殖、オショロコマが消えてしまった。
2013-5-25 (土) 晴 暖かい
朝11;08 ニジマスが野生化・繁殖して在来のオショロコマを駆逐し、ニジマス一色に置換してしまった近郊の渓流へ出かけた。雪解けが一段落し、やや水量は多いが川は落ち着いていて 若葉がきれいだ。
いつもの最初の駐車スペースに車をとめ川におりた。 最初のポイントで はやニジマス25cm ヒット。これは不覚にも呑ませてしまい ハリスを切ってリリース。
そのあと ゆっくり遡行していったが新緑の渓流は気持がよかった。ニジマスは 流れが緩やかなここぞというポイント3箇所で釣れた。まだ瀬や流れのあるたまりには出ていなかった。活性は低い。しかし針掛かりするととたんに水面に飛び上がったりテールウオークしたり、さすがニジマスらしくひとしきり大暴れする。
いつもの最初の駐車スペースに車をとめ川におりた。 最初のポイントで はやニジマス25cm ヒット。これは不覚にも呑ませてしまい ハリスを切ってリリース。
そのあと ゆっくり遡行していったが新緑の渓流は気持がよかった。ニジマスは 流れが緩やかなここぞというポイント3箇所で釣れた。まだ瀬や流れのあるたまりには出ていなかった。活性は低い。しかし針掛かりするととたんに水面に飛び上がったりテールウオークしたり、さすがニジマスらしくひとしきり大暴れする。
結局 20-28cm ニジマス7匹、ニジマス幼魚5匹を釣って撮影し、全てリリースした。白っぽい個体から虹がきれいな個体まで様々で、けっこう楽しいニジマス釣りではあった。釣り人の痕跡はなかった。
つい、6年前、この付近は良型オショロコマが豊富に棲息しており、まさにオショロコマの天国であった。ある日、2匹のニジマス若魚が釣れたのが悪夢の始まりであった。そして現在、わずか6年で、オショロコマは完全に消えてしまったのである。
スナヤツメが群れてからみあい産卵行動を行っていた。
軽トラ1台、乗用車1台が山菜採りにきていた。上流に向かうにつれ人がほとんど入らない深い森になってくる。まだ葉を展開していないコゴミの大群落や ギョウジャニンニクの群落が多くなり コゴミをナップザック一杯採った。
陽がかげり、あたりが急に薄暗くなり気温が下がり始めたら、何故かヒグマの恐怖がこみあげてきた。 大急ぎで川からあがって林道をせっせと歩いて車に戻った。
思いがけず、道路脇水路に エゾノリュウキンカ がかなりあったので 撮影した。このあたりでは珍しく、かなりの規模の群落である。
午後4時、武装解除し家へ向かった。 今日、もしや生き残ってはいないかと期待していたオショロコマはついに一匹も見なかった。ここではオショロコマが完全に制圧されニジマスに置換されてしまったようだ。
こんな自然豊かな美しい渓流に、本来いるはずもないニジマスが繁殖している。 もともとの在来魚のオショロコマを駆逐して、これまでみたここともなかった魚が繁殖しているのだ。異常だ。 とはいっても、もはやここでニジマスを駆除する気にもならず、なんとなくリリースしたが、複雑な心境だ。異常だとおもう、本来のまっとうな感覚が だんだん 麻痺してゆく感じ。
ニジマスがオショロコマ生息域に侵入する恐れのある水域に、ニジマス放流を行ってはいけない。
ニジマスがオショロコマ生息域に侵入する恐れのある水域に、ニジマス放流を行ってはいけない。
ニジマスがオショロコマ生息域に侵入する恐れのある水域に、ニジマス放流を行ってはいけない。
ニジマスがオショロコマ生息域に侵入する恐れのある水域に、ニジマス放流を行ってはいけない。
ニジマス釣りが将来的に生き残ってゆくにはニジマス放流ライセンス制、放流報告制、放流可能水域の認定 といった方向しかないかもしれません。
環境省では、国際的に生物多様性条約を締結してしまった以上、在来の生態系に大きな影響を与えていることがうすうすわかってきたニジマスを、近い将来的には日本の渓流から完全に駆除する腹づもりを固めているとの気配が、なんとなくですが、感じられます。私の思いこみ違いかもしれませんが...。
ニジマスはもっぱら養魚場や養殖施設などでしか見られない魚になってゆくのかも知れません。日本からニジマス釣りが消えても、悲しむ人はニジマス釣りマニアしかいません。
環境省は、生態系保全に関してあまりにも後進国であることが判明した日本を、恥ずかしく思われてきたのかもしれません。
前記事、いわゆるゾーニング をもう一度 読んでいただければ 幸せです。
その際、将来的にニジマス釣りに特化した水域を北海道に残せるかどうかは、これからの釣り人たちの姿勢にかかってくるでしょう。
現在のように、勝手気まま、無制限、やりたい放題の放流を続けている限り、その可能性は無いでしょう。
特に、ニジマス放流を、このごにおよんでも積極的におこなっている時代錯誤の自治体があるとすれば、そろそろ、正気にもどるべき時期と考えます。釣り人たちも、もう将来をみこした行動を考慮すべき時期かも知れません。
だだっ子みたいに 細かな屁理屈をこね続けたり、だって釣りたいんだもん と手足をバタバタするだけでは先は無いかも知れません。
少なくとも オショロコマ棲息水域の下流域にニジマスを放流しないよう、生態系には悪影響を与えないように、こんなにも配慮しているのだという姿勢をアピールする事はとても重要な現実的な対策ではないかと、僭越ながら提案したいと思います。
にほんブログ村
にほんブログ村