[渡部昇一/馬渕睦夫『日本の敵〈グローバリズムの正体〉』からであります。
【〈「ハイ・ファイナンス」が操る戦争と革命〉
〈馬渕睦夫〉「ユダヤ人の高名な歴史家、ポール・ジョンソンは著書『ユダヤ人の歴史』の中で、なぜユダヤ人が左翼、社会主義者や共産主義者になるか、理由を書いています。
第一に、ラディカルな社会批判の習慣がある。
第二に、人口増と都市化によって、都市のスラム化と貧困者の増大が進行し、世俗的な過激派へと先鋭化していった。そして世界各地でユダヤ人迫害が行われたことで、怒りと憎悪が増大し、ユダヤ人同胞のみならず虐げられた人すべてを開放するために、人類の不正義と戦う姿勢に転化した。
『差別撤廃』という誰も反対できない主張を掲げ、ユダヤ民族を開放するには人類全般を開放しなければならないという飛躍した論理です。
差別の撤廃は、国境の撤廃に繋がります。彼等は自分の国を持たないゆえ、『ゲットー』に押し込められ差別されてきた。同情すべき状況でしたが、差別を徹底させるために、全人類を開放し、国境をなくさなければいけないという思想には問題があります。・・・・・・」
〈渡部昇一〉「しかし、ユダヤ人は『ゲットー』だけでなく、『ハイ・ファイナンス』にもいました。
19世紀以降のイギリスでは、ユダヤ人の金持をどんどん貴族にした。例えば首相だったベンジャミン・ディズレーリはロスチャイルド家から資金を借り受けてエジプトからスエズ運河を買収しましたが、その功績で貴族になっています。
当時、イギリスの貴族の間で、ユダヤ人金持ちの娘を嫁に迎えることが流行しておりました。(☆図式的に見ると平安時代の藤原家とよく似ています)・・・
このように見てくると、日中戦争の時に最初は蒋介石を応援し、次に毛沢東の共産党への肩入れぶり、それから朝鮮戦争の時のイギリスの中共軍への肩入れがなぜ起きたのか、分かります。・・・」
〈馬渕睦夫〉「ユダヤ人の銀行・金融の力『ハイ・ファイナンス』で政治を動かしていたのです。それ以降も、婚姻関係はさらに進んで、《イギリスはユダヤ系が主導する国家になりました》。」
〈渡部昇一〉「1936年、イギリスの王位継承者・エドワード8世がアメリカ人の既婚者、ウォリス・シンプソン婦人と『王冠を賭けた恋』を繰り広げ、結果的に国王を退位しました。しかし、なぜ彼が評判が悪かったかと言えば、ナチスに肩入れしていたからです。もしかすると、エドワード8世はユダヤ人の浸透を苦々しく思っていたかもしれないです。それで、陰謀か、イギリスの国体に反したからは分かりませんが、ナチスに肩をもったからだと言われていることは事実です。・・・」】以上でありました。
『ゲットー』をWikipediaで調べました。
【ヨーロッパ諸都市内でユダヤ人が強制的に住まわされた居住地区である。宗教弾圧の象徴。・・・しかし、ポーランドにはこのような差別はなかったことも書いてありました。・・・】
一体全体、どうしてこんなにヨーロッパではユダヤ人は差別されていたのでしょうか。「郷に入れば郷に従え」をしなかったからでありましょうか。日本でも一般的には、あまり宗教に雁字搦めになっている人は嫌われる傾向はありますが、何か問題と同じような感じがします。いずれにせよ、宗教は日本のように多神教の方が平和で良いのでありましょう。日ユ同祖論もありますが、日本に来たユダヤ人は「郷に従え」しています。不思議なことであります。
そして革命とは、残酷な手段を使います。イスラム国も残酷です。明治維新が奇跡の革命と言われることが納得できます。
失礼いたしました。ごきげんよう。さようなら。
【〈「ハイ・ファイナンス」が操る戦争と革命〉
〈馬渕睦夫〉「ユダヤ人の高名な歴史家、ポール・ジョンソンは著書『ユダヤ人の歴史』の中で、なぜユダヤ人が左翼、社会主義者や共産主義者になるか、理由を書いています。
第一に、ラディカルな社会批判の習慣がある。
第二に、人口増と都市化によって、都市のスラム化と貧困者の増大が進行し、世俗的な過激派へと先鋭化していった。そして世界各地でユダヤ人迫害が行われたことで、怒りと憎悪が増大し、ユダヤ人同胞のみならず虐げられた人すべてを開放するために、人類の不正義と戦う姿勢に転化した。
『差別撤廃』という誰も反対できない主張を掲げ、ユダヤ民族を開放するには人類全般を開放しなければならないという飛躍した論理です。
差別の撤廃は、国境の撤廃に繋がります。彼等は自分の国を持たないゆえ、『ゲットー』に押し込められ差別されてきた。同情すべき状況でしたが、差別を徹底させるために、全人類を開放し、国境をなくさなければいけないという思想には問題があります。・・・・・・」
〈渡部昇一〉「しかし、ユダヤ人は『ゲットー』だけでなく、『ハイ・ファイナンス』にもいました。
19世紀以降のイギリスでは、ユダヤ人の金持をどんどん貴族にした。例えば首相だったベンジャミン・ディズレーリはロスチャイルド家から資金を借り受けてエジプトからスエズ運河を買収しましたが、その功績で貴族になっています。
当時、イギリスの貴族の間で、ユダヤ人金持ちの娘を嫁に迎えることが流行しておりました。(☆図式的に見ると平安時代の藤原家とよく似ています)・・・
このように見てくると、日中戦争の時に最初は蒋介石を応援し、次に毛沢東の共産党への肩入れぶり、それから朝鮮戦争の時のイギリスの中共軍への肩入れがなぜ起きたのか、分かります。・・・」
〈馬渕睦夫〉「ユダヤ人の銀行・金融の力『ハイ・ファイナンス』で政治を動かしていたのです。それ以降も、婚姻関係はさらに進んで、《イギリスはユダヤ系が主導する国家になりました》。」
〈渡部昇一〉「1936年、イギリスの王位継承者・エドワード8世がアメリカ人の既婚者、ウォリス・シンプソン婦人と『王冠を賭けた恋』を繰り広げ、結果的に国王を退位しました。しかし、なぜ彼が評判が悪かったかと言えば、ナチスに肩入れしていたからです。もしかすると、エドワード8世はユダヤ人の浸透を苦々しく思っていたかもしれないです。それで、陰謀か、イギリスの国体に反したからは分かりませんが、ナチスに肩をもったからだと言われていることは事実です。・・・」】以上でありました。
『ゲットー』をWikipediaで調べました。
【ヨーロッパ諸都市内でユダヤ人が強制的に住まわされた居住地区である。宗教弾圧の象徴。・・・しかし、ポーランドにはこのような差別はなかったことも書いてありました。・・・】
一体全体、どうしてこんなにヨーロッパではユダヤ人は差別されていたのでしょうか。「郷に入れば郷に従え」をしなかったからでありましょうか。日本でも一般的には、あまり宗教に雁字搦めになっている人は嫌われる傾向はありますが、何か問題と同じような感じがします。いずれにせよ、宗教は日本のように多神教の方が平和で良いのでありましょう。日ユ同祖論もありますが、日本に来たユダヤ人は「郷に従え」しています。不思議なことであります。
そして革命とは、残酷な手段を使います。イスラム国も残酷です。明治維新が奇跡の革命と言われることが納得できます。
失礼いたしました。ごきげんよう。さようなら。