「これより男女逆転祭を開催します!!」
悪夢は会長のその一言から始まった。
前々から思っていたが、この学園はおかしい。
学校行事に男女の制服を交換することが許可されるなんて。
普通あり得ないだろう。
女子はまだ良いかもしれない。
ズボンなんて私服でも履くからな。
しかし、男は…スカートだぞ?
いくら制服でもスカートを履く奴なんてただの変態じゃないか。
その変態になれ、と?
いくら学校行事だからといっても度が過ぎてるだろう。
それなのになんで他の連中は普通に楽しんでるんだ?!
リヴァルなんてさっきからシャーリーとお互いを褒め合い始めている。
これだからブリタニアはッ!!
「ん?なんだよルルーシュ~!そんな顔してたらせっかくの美貌が台無しだぜ」
リヴァルがウィンク付きで言ってくる。
正直殴りたい。
「あれ、無視してら。付き合い悪いなぁ…ルルちゃんは」
俺の無視にもめげずに、リヴァルはさらに絡んできた。
しかもルルちゃんだと?!
誰の許可を得て勝手に呼んでるんだ!!
「行事なんだから諦めろって」
な?…とたしなめるように言われ、俺はリヴァルを睨み見た。
「うるさい」
「まったく。まぁ、そうやって怒ってる顔も人気高かったりするからいいけどね」
なんだと?いまさり気におかしなことを言われた気が…。
「クールビューティーってやつ?」
うんうん、と自分の言葉に納得しながらリヴァルはヒラリとスカートを靡かせた。
「男のスカート姿なんて見てどうするんだ」
呆れ気味に呟く。
「そりゃあ、ルルーシュのだったら見てみたいだろ?」
さも当然のことのように言われ、少したじろぐ。
「綺麗だよ、ルルーシュ」
「ば、馬鹿がッ」
いつも、俺にしてやられてばかりいるリヴァル。
でも今日だけは。
たまにならこんな日も悪くない。
悪夢は会長のその一言から始まった。
前々から思っていたが、この学園はおかしい。
学校行事に男女の制服を交換することが許可されるなんて。
普通あり得ないだろう。
女子はまだ良いかもしれない。
ズボンなんて私服でも履くからな。
しかし、男は…スカートだぞ?
いくら制服でもスカートを履く奴なんてただの変態じゃないか。
その変態になれ、と?
いくら学校行事だからといっても度が過ぎてるだろう。
それなのになんで他の連中は普通に楽しんでるんだ?!
リヴァルなんてさっきからシャーリーとお互いを褒め合い始めている。
これだからブリタニアはッ!!
「ん?なんだよルルーシュ~!そんな顔してたらせっかくの美貌が台無しだぜ」
リヴァルがウィンク付きで言ってくる。
正直殴りたい。
「あれ、無視してら。付き合い悪いなぁ…ルルちゃんは」
俺の無視にもめげずに、リヴァルはさらに絡んできた。
しかもルルちゃんだと?!
誰の許可を得て勝手に呼んでるんだ!!
「行事なんだから諦めろって」
な?…とたしなめるように言われ、俺はリヴァルを睨み見た。
「うるさい」
「まったく。まぁ、そうやって怒ってる顔も人気高かったりするからいいけどね」
なんだと?いまさり気におかしなことを言われた気が…。
「クールビューティーってやつ?」
うんうん、と自分の言葉に納得しながらリヴァルはヒラリとスカートを靡かせた。
「男のスカート姿なんて見てどうするんだ」
呆れ気味に呟く。
「そりゃあ、ルルーシュのだったら見てみたいだろ?」
さも当然のことのように言われ、少したじろぐ。
「綺麗だよ、ルルーシュ」
「ば、馬鹿がッ」
いつも、俺にしてやられてばかりいるリヴァル。
でも今日だけは。
たまにならこんな日も悪くない。