coyote.

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process.2

2007-01-13 20:37:11 | code geass(リヴァルル)
なかなか懐かない猫を飼い馴らすのは大変だ。

ちょっと構いすぎると威嚇されてしまうんだから。



「ルルーシュ~」

放課後の生徒会室で今は二人きり。

「ルルーシュ~」

何度呼んでも反応なし。そろそろ虚しくなってきたな…。

「ルルーシュってば!」

「うるさい」

一喝。しかもうんざりした表情つきで。

「むぅ…ルルーシュってば冷たいッ」

俺は机に突っ伏して、拗ねてみせた。

「気持ち悪いから」

それでも返ってくるのは冷たい反応。

こうも邪険にされると、いい加減本気で虚しい。

(どーせ、ルルーシュにとって俺なんて…)

「ったく。なんなんだお前は」

作業していた手を止めて、ルルーシュは俺の髪に触れてきた。

「ル、ルルーシュ?」

不覚にもドキッとしてしまい、俺は二の句が告げなかった。

「なんだよ、構って欲しかったんだろ?」

違うのか?と小首を傾げて聞いてくる。

俺は大袈裟なぐらいに否定の意を込めて首を振った。

「ちょっとだけ、な」

ルルーシュが笑いを含めながら言う。

「こうも事務作業ばっかりだと疲れるしな」

「そうこなっくちゃ!!」

俺はバイクの鍵を片手にルルーシュと連れ立って外へ出る。

これから楽しい時間の始まりだ。



自分の運転するバイクに乗ってるルルーシュの横顔を見て、

案外飼い馴らされてるのは俺の方かもしれない…と

なんとなく思ったのだ。









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あとがき。
「process.2」を読んで頂いてありがとうございます!!
このお話は「process.1」の続きです。
単品でも読んでいただけますが。
これからも「process.」をシリーズとして書いていきたいと思っておりますので、
お付き合い頂ければ幸いです。
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