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process.3

2007-01-14 22:23:44 | code geass(リヴァルル)
気持ちの変化というものは、

日常の些細な出来事からなるものなのだ。



今は授業中。

さっきから先生がやたらと難しい単語を連発している。

(眠い…)

リヴァルは三回目となる欠伸を噛み殺した。

ふと、窓側の方を見てみる。

すると友人ルルーシュ・ランペルージが窓の外を眺めていた。

(何見てるんだ)

なんとなく興味を引かれ、同じように窓の外へと目をやるが、そこにはなにもない。

ただ真っ青な空が広がっているだけだ。


-バ チ ッ-

ルルーシュと目が合ってしまった。

リヴァルは慌てて目を逸らそうとするが、

それよりも早くルルーシュが口だけを動かして何かを訴えてきたのだ。


-馬 鹿 リ ヴ ァ ル-


俺の悪口ですか?!

しかも満足げに笑ってるし!!

ふふん、と笑い声が聞こえてきそうな程にルルーシュは満足そうな表情だ。

(くっそぅ…)

仕返しとばかりにリヴァルも口ぱくを試みるが、

すでにルルーシュは教卓の方へと視線を移していた。

放置かよ…とリヴァルが一人嘆いていると、

ちょうどなタイミングで授業の終わりを告げるベルが鳴ったのだ。


「おいおい、ルルーシュ君」

教師が教室を出た事を横目で確認してからリヴァルはルルーシュの元へと向かった。

「なんだい?カルデモンド君」

ルルーシュは冷たそうな外見を裏切り、実は付き合いがいい。

こうしたおふざけにも付き合ってくれたりするのだ。

「なんだい?じゃないだろ~!!あそこで放置するか?!普通!」

「さぁね。するんじゃない?俺は普通じゃないからな」

ブーブーと文句を垂れる俺をルルーシュは軽くあしらってしまう。

こうした時の俺の扱い方はルルーシュが一番うまかったりするのだ。

「まぁ、そんないじけるなよ」

そう言ってルルーシュは笑った。




-ド キ ッ-


胸が高鳴った。

(なんだ、これ)

リヴァルは自分の顔が熱くなるのを感じた。

(なんで俺こんなドキドキしてんの?)




ルルーシュから目が離せない。

ヤバイ、と頭の中で警報に似た何かが鳴っていた。
















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