Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE1358. 図面が欲しかった

2016年08月24日 | field work
 ギジ島木造教会の教育プログラムで、ついに建築図面が出てくることはなかった。講義では英語の勉強会みたいで、ロシアと我々の思惑は少しすれ違っていた。図面があれば、そこには教育プログラムの講義以上の情報がつまっていたはずである。今回の旅を一言で言うと、図面が欲しかったに、つきる。私の建築行脚の旅の中でも図面が手に入らなかった旅である。
 ならば画像で建築だけは記録しておこう、というので世界遺産レビフでは、私だけ1日自由時間をもらって都市の撮影行脚をしていた。ところがこの日だけ雲が低く漂い雨が激しく降り、せっかくの自由行動なのに出鼻をくじかれる思いだった。
 西欧の空気を漂わせる世界文化遺産レビフの街は、世界遺産エリア以外にも結構魅力的な都市景観が残されているようだ。私ってやはり都市系の人間なんだということを痛感。雨宿りをしつつの撮影だったので、街の多くを歩き回れたわけではないが、もう半日欲しかったというぐらいの余韻を残した。
 さてオリンパスのデジタルシフト機能が、こうした建築の場面では大変役に立つ。これってEOSよりも結構使えるじゃないですか。次の旅はオリンパス2台持参のシステムにしようかと思うが、難点はボディの体力だ。ただし軽いのはありがたい。システムだとE-M1ボディ2台(秋にはMark2がでるって)と、7-14mmと14-35mmの明るい2本のズームレンズ、10年は着ているボロのゴアテックスの雨具のポケットに、PEN FかニコンAW130かなぁー。

ウクライナ・レビフ
OLYMPUS OM-D  E-M1,M.ZUIKO DG 7-14mm/F2.8
ISO4000,焦点距離7mm,露出補正0,f2.8,1/60
コメント
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