「ぐるくん」のひとりごと

大好きな海のこと、沖縄のこと。 また今関心を持っている韓国語の学習、韓ドラ・レビューなど気ままな雑記

<231> 映画「誰(に)でも秘密がある」

2006年07月05日 | 韓国映画
 3日21時からTBSで韓国映画『誰(に)でも秘密がある』が放映された。

 録画を先程視聴。

 「マジック」のダニョン役のキム・ヒジョン演じる三女:ミヨンと出会う画廊オーナーのスヒョン(イ・ビョンホン)が、なぜかミヨンの姉、次女:ソニョン(チェ・ヂゥ)やドクターと結婚して子供もいる長女:ジニョン(チェ・サンミ)とも次々と関係を持ってしまう。

 美人三姉妹がそれぞれに抱えている心の澱(オリ)のような物を上手く引き出し、浄化させるスヒョンのその手管には「騙す」とか「弄ぶ」とか言う不純な空気が全く無い。

 結構、色っぽい映画なので子供と一緒だったら気恥ずかしいかも・・・w


 三女のミヨンは母の経営するクラブで歌手を勤めているが、外見同様華やかで恋に浮名を流す自由恋愛主義者。

 ある日、店に客としてやってきたかっこいいスヒョンを見初め、アタックを開始する。

 すぐ上の姉ソニョンは27才になるにも関わらず、恋愛経験が全く無い本の虫の堅物。

 ところがミヨンの連れてきたスヒョンが文学に造詣が深く、自分の卒業論文のテーマなどにも関心を持ってアドバイスしてくれた事から徐々に心引かれていく。

 結婚生活はすでに倦怠感を漂わせている長女ジニョンも妹の恋人と分かっていてもスヒョンのさりげない自分を称賛してくれる言葉に忘れかけていたときめきを感じていた。

 三人三様のスヒョンへの恋心が同時進行で描かれていく。


 奔放なミヨンが男性経験の無い姉に食事に出てきたキノコや貝で意味深な話をしたので、過剰反応するソニョンに大笑いw

 スヒョンに体を捧げる決意をしてから、女所帯で影の薄いw弟デヨンの部屋に忍び込み、持ち出した彼の夜のお供のビデオや雑誌でお勉強までする健気さw

 フランクフルトソーセージ、ズッキーニにバナナと桃色妄想してしまうソニョンw

 唐辛子にも反応していますw

 韓国では、唐辛子(/コッチュ)は俗語でおちんちんを意味するからなんですよw ←ワタシノ ハングルガクシュウノ セイカガ コレデス/汗


 ともかく話らしい話もなく三人と関係を持ち、三人がそれぞれ愛に目覚めて自分達の道を進んで行く・・・


 ビョンホンは結局、地上に降りて来た愛のキューピット、つまり天使だったらしく彼女達の亡くなったアッパーと二人、白いスーツに身を包み家族の楽しそうなパーティーを眺めている。

 アッパーから「ご苦労様」と言われてたので、アッパーの願いで殻の残した家族達に愛を届けるお役目をスヒョンは担っていた訳だ。

 アッパーは尋ねる。
 「三人の中でだれが良かった?」

 スヒョンいやビョンホンは答える。
 「三人だと思いますか?」w


 要するにスヒョンとの恋に落ちたのは、この三姉妹だけじゃない、映画を見ていたあなたもね・・・☆⌒ヽ(*'、^*)chu みたいなオチでした~w

 ここでバキューン状態のファンさんの姿が・・・想像できた。

 ビョンホン・ファンのあの人この人、知合いの顔が浮かぶw


 韓ドラにありがちなウソだろうと信じられないような貞操観に縛られず、さりとてドロドロの愛憎劇もない・・・この映画ビョンホンがファンに捧げるサービス・ムービーなんだと納得w

 吹替えはドラマ「美しき日々」と同じキャスティングで、高橋和也さんと田中美里さんがビョンホンとヂウ姫の声を担当していた。

  


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