クリエイティブビジネス論!~焼け跡に光を灯そう~

元コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ!

雑誌はBS番組になったら?~クリエイティブ維新その25~

2009-07-10 00:24:16 | クリエイティブ維新
電通と博報堂それぞれの6月の売上高が発表された。前回から雑誌について書いているので、雑誌メディアの売上高がどうだったかを見てみよう。えーっと、電通で前年比67.9%、博報堂で66.2%かあ。うーん、かなり厳しい。さてそんな状況の打開策として、動画の活用ってどおすか?・・・ . . . 本文を読む

雑誌は映像を味方につけろ~クリエイティブ維新その24~

2009-07-08 00:18:33 | クリエイティブ維新
新聞についてぐちゃぐちゃ書いてきた。そうすると、次は雑誌について書かなきゃね。ただ、正直、雑誌についてはあまり深く考えてきてなかったんだよね。たはは。あんまり雑誌の世界のこと、よくわかんないの。なので、多少無責任に、雑感的に書いちゃいますわ・・・ . . . 本文を読む

新聞のブランディングやり直し~クリエイティブ維新その23~

2009-07-06 00:46:08 | クリエイティブ維新
朝日新聞がCNET Japanを買収したそうだ。え?CNETって何かって?えーい、それは自分で調べてよ。検索したらすぐ出てくるさ。簡単に言えば、ITに特化したニュースサイトだよ。とにかく朝日のCNET買収には、どんな戦略があるのか。えっとねえ、ごめん、憶測にしては失礼すぎるけど、”なんとなーく”だと思うよ。あはは・・・ . . . 本文を読む

新聞少年はいなくなる?~クリエイティブ維新その22~

2009-07-03 00:33:25 | クリエイティブ維新
新聞はどうなるのかについて考える際、避けて通れないのが\"販売\"について。新聞と言えば\"配達”だ。古き良きイメージとしては、苦学生が新聞配達をしながら学費を稼ぐ、という図式。うーんそうか、君も大変だねえ、がんばれよ。そんな声をかけたくなる新聞少年がいま、存在意義を問われている。そしてその裏には、この国の新聞販売の不思議な商習慣が隠れているのだ・・・ . . . 本文を読む

情報を網羅しすぎるな!~クリエイティブ維新その21~

2009-06-30 22:19:35 | クリエイティブ維新
どこかで聞いたのだけど、世の中を流通する情報はこの12年で637倍になったそうだ。そんなことどうやって調べたの?という素朴なツッコミは置いといて、生活している実感として、この数字は納得はいく。その根源はやはりインターネット、そしてケータイだろうね。実際、通勤電車の中でついついケータイをいじっちゃうし、会社でヒマになるとYahoo!だののサイトをぼんやり見ちゃう。そういう時代に何がポイントになるんだろう・・・ . . . 本文を読む

おれが知りたいニュースを教えてくれ~クリエイティブ維新その20~

2009-06-29 00:56:08 | クリエイティブ維新
前回の”ジャーナリズム論”はちょっと青臭かったかもしれない。クリエイティブ経営論だっていうからには、もう少しドライに語った方がいいかなと。それで、ドライに言うと、新聞という”紙媒体\"はいらないんじゃないか。いらなくなっちゃってるんじゃないか。だけどね、ぼくは毎日ニュースが読みたい。ニュースはネットの時代の最重要コンテンツかもしれない。だったら新聞紙はいらなくなっても、新聞社は生き残れる道があるんじゃないかな?・・・ . . . 本文を読む

顔の見えるジャーナリズムへ~クリエイティブ維新その19~

2009-06-25 00:35:51 | クリエイティブ維新
メディア論からちょっと離れてしまうかもしれないけど、新聞についてのつづき。メディアと言うよりジャーナリズム論なのかな?ぼくはずーっと変だと思ってたことがある。日本の新聞は署名記事がほとんどないのだ。なんかそれって無責任だと思っていた。匿名記事を\"大企業\"たる大新聞が掲載する。そうとういびつなことだと思う。 . . . 本文を読む

新聞を越えたジャーナリズムへ~クリエイティブ維新その18~

2009-06-24 00:43:44 | クリエイティブ維新
テレビのことばかり書いてきた。このあたりで、新聞に目を向けてみよう。なにしろやばい。マス広告費の激減の中で、もっとも顕著なのが新聞だ。前年比80%台が去年から続いている。大手新聞社が大幅に利益を落とし、中には赤字になったところもある。ちょっと前までは想像できなかった事態だ。新聞はいちばんネットの影響を受けているのかもしれない。じゃあ、どうなっちゃうの?・・・ . . . 本文を読む

”世界進出”をたくらもう~クリエイティブ維新その17~

2009-06-18 00:41:30 | クリエイティブ維新
『LOST』のようなヒットドラマは、海外市場があって成立する、というのが前回の話。今日ニュースを見ていたら、いいタイミングで花王がCIを見直すことが報道された。花王はKaoになるんだってさ。そこにはぼくたちが考えるべきテーマが多様に隠されている。そもそも、どうして花王はKaoにならなきゃいけないのか?・・・・ . . . 本文を読む

『LOST』をあなたがつくる前にやること~クリエイティブ維新その16~

2009-06-17 01:01:57 | クリエイティブ維新
『LOST』みたいなドラマをあなたもつくれるかもしれない。でも、ビジネスモデルをつくらなきゃね。と書いた。これはアメリカの例を見ながらの話なわけだけど、ひとつ重要なポイントがある。そこ考え出すと、やっぱり『LOST』はつくれないかもしれない、となりかねない。なりかねない、というか、現状だとそうなっちゃうかな・・・ . . . 本文を読む

『LOST』をあなたがつくるかもしれない~クリエイティブ維新その15~

2009-06-16 00:37:13 | クリエイティブ維新
テレビ局がコンテンツ屋の意地を捨てた時、何が起こるんだろう。クリエイターは何ができるんだろう。ヒントは、アメリカにあるよ。あっちでは、ずいぶん前からテレビは半ばインフラ化していた。それによって、製作者のポジションは上がってたのだ。そういう背景があった上で、『24』や『LOST』のようなドラマが生まれてきたんだよ・・・ . . . 本文を読む

テレビ局はコンテンツ屋の意地を捨てる~クリエイティブ維新その14~

2009-06-10 00:03:49 | クリエイティブ維新
テレビはプロモーションインフラになるだろう、と書いた。プロモーションインフラってなんじゃらほい?もちろんそんな言葉はない。でも、意味合い的には今後のテレビはそうなるだろう。テレビ局の力が弱まっていく、とはいえ、テレビは相変わらず最強のメディアなんだ。テレビ局の人たちが開き直っちゃえばいい。というか、開き直るしかないだろうなあ・・・ . . . 本文を読む

放送事業はプロモーションインフラへ~クリエイティブ維新その13~

2009-06-09 00:59:26 | クリエイティブ維新
テレビはどこへ行くのか、どうなっちゃうのか。急激にチカラが弱まっているのは確かだが、ここでまちがってはいけないことがある。テレビはなくならない、ということ。あくまで、これまでのように儲かる事業ではなくなる、ということで、だからといってなくなったりはしない。ただし、その存在のたたずまいはそうとう変わるだろうなあ・・・ . . . 本文を読む

少しずつ、でも着実に起こっている変化~クリエイティブ維新その11~

2009-06-05 01:27:05 | クリエイティブ維新
ちょっとドタバタしている間にこのブログもすっかり三日坊主ムードがたちこめてしまった。いやちょっとドタバタじゃないな。ものすごくドタバタしていたよ。4月から新しい部署を立上げて新しい動きをはじめたら、まるでみんなが察してくれたように、いろんな話がうまれつつある。しかもね、いかにも”事変”な話なんだ。世の中大したもんだと思うのは、ちゃんと新しい方向へ向かってみんな動いているんだね・・・ . . . 本文を読む