ヴィンテージ・ギブソン。こいつは自分にとってはなかなか手ごわい。
高校生のころ、Gibsonのダブだったかハミングバードを使っていたシンガーソングライターが雑誌のインタビューで「自分のギブソンは美味しい時期を過ぎちゃったみたい」という記事を読んで驚いた。死んじゃうのかよ、ギブソンはと。
20代前半にTV-CMでみたライ・クーダーはピックガードが剥がれた見慣れぬギブソンを使っていた。どうやらロイ . . . 本文を読む
彼の美意識が貫かれたそれはまるで一流の寿司屋で食べる寿司のようだ。緊張と喜びが同居する。
先日御茶ノ水Blue-Gさんから「Echizen Guitar」のプレゼンテーションモデルが出来上がりました!という連絡を頂いたので早速弾きに行った。結論から言うと素晴らしかった。腕を上げたなー!と叫んでしまった。
プレゼンテーションモデルって基本的にはてんこ盛りだ。高級マテリアルと手間をふんだんにかけお . . . 本文を読む
そんな彼(荻野裕嗣さん)が海外のギターショー(BARBARA ACOUSTIC INSTRUMENT CELEBRATION)の帰りに同じ師匠のもとで修行したルシアー・藤井圭介さんとともにスタジオに寄ってくれました。ふたりとも今回出品された作品を持って!!荻野さんのギターはトップがイングルマン・スプルース、サイドバックがフレームメイプル、デザインはスモールジャンボのノンカッタウエイ仕様です。藤井さ . . . 本文を読む
東京ハンドクラフトギターフェスで知り合った富山県の製作家の荻野さんとはその後FBでやり取りをしていましたが、今年の7月末、綾戸智恵の仕事(モントレージャズフェスティバルイン能登)で金沢に行くことになったおりに、高岡市の工房を訪ねることができました。ちょうど新作が出来上がるということでタイミングもバッチリです。しかもそれは僕の好きなトーンウッド、ジャーマン・スプルースとココボロを使ったものだというこ . . . 本文を読む
先日、2人のアコースティックギターの製作家(ルシアー)がスタジオに尋ねてきてくれました。荻野裕嗣さんと藤井圭介さん。30代の彼らは杉田健二さんという共通の師匠のもとで学び、独立して同じ富山県に工房を構え素晴らしいギターを制作しています。彼らが作るギターは一般に想像されるマーチンやギブソンといった工場製の大量生産されているものとは違う一品物。それだけに値段は決して安くないけれどデザイン、サウンド、マ . . . 本文を読む
先日、今一番勢いのあるルシアーと言われているJason Kostal を弾くことが出来ました。まだ値段が決まっていませんでしたが250万くらいだそうです(その後235万で売りに出ています)。2016年製の新古品です。新古品=新しい中古、ようは中古です。中古で250マンえん!!あれあれ新品価格ってどんなだったっけと彼のサイトを見るとベースプライスは13,500ドルとなっています。今ならロンドンショッ . . . 本文を読む
もう、制作したのは昨年の9月だったので少し前の話になってしまうのですが今月いよいよ”MOBILE SUIT GUNDAM THUNDERBOLT ORIGINAL SOUNDTRACK MUSIC : NARUYOSHI KIKUCHI”という作品が菊地成孔さんのTABOOレーベルから発売されました。アナログ盤も限定生産、劇場限定で発売されるようでとても楽しみにしています。”機動戦士ガンダム”はも . . . 本文を読む
昨年はマーチン・タイプのギターを手掛ける日本ではまだあまり知られていない個人製作家さんのギターが数多く日本に入ってきました。Bob Thompson、ken Hooper、Michael.J.Franks、Preston Thompsonなど、北米では主にBluegrassプレイヤーを中心にとても人気のある製作家さんたちのようです。先日神保町のアコースティック・ギター・ショップBlue-Gに伺った . . . 本文を読む
Peggy Whiteさんのギターを弾きました。Peggy Whiteさんはカナダの女性ビルダー。2011年にギター製作家になることを決心しカナダの名匠Sergei de Jongeさんのギター・ビルディング・コースで学びその後これもカナダの女性名匠Linda Manzerさんに師事したそうです(ご本人のホームページより)。Sergei de Jongeさんといえば当方の敬愛する製作家家の一人であ . . . 本文を読む
昨日は久し振りの古巣・音響ハウス。久し振りに来ると思い出すこと多々あり。9000jのメーターも年季はいってきているなぁ、、、。
このスタジオのDynaudioのラージ・スピーカー、実は発注色はブラックだった。当時のチーフエンジニアはソフトバッフルの色と合わせたかったらしい。俺はスタジオを暗くしたくなかったし、当時は珍しいナチュラル仕上げも素敵だと思ったので間違えて来て良かったと思った。でもたぶん . . . 本文を読む