(2017/02/08:加筆編集)
教育無償化は、学生の精神を堕落腐敗させる逆効果である。
憲法改正に関して日本維新の会や民進党がその案として唱えており、自民党もそれに同調しようとしている。
しかし、ただでさえ医療費の膨張や防衛費の伸びが予想される中での財源が乏しい中、更に財政規律無く紙切れの国債を増刷し続けるつもりなのであろうか。最早、1千万円を超える収入を得る政治家には金銭感覚は乏しく、モラルも崩れてしまっている様に思えて来る。
日本の高校生や大学生は、総体的に勉強していない。受験の為の勉強であるので、大学に入ってしまえば勝ちとの思いから、サークル活動や合コン、アルバイト等で遊び耽っているばかりである。
中学までが義務教育であるので、勉強したくなければ高校に行く必要は全く無い。高校に行かずとも、職人になって手に職を付ければ食っていける。勿論、結婚もして家族を養える経済力も持つ事が出来る。別に何も困る事は無いのである。
しかし、日本の世間一般の親御さん達は、その辺りの事を全く理解せず、高校や大学まで進学させないと将来苦労すると思い込んでいる。最近の大抵の親御さん達は、若い頃に苦労したという風に感じる事を余り味わっていない。家が経済的に困っている事も無く、子供の頃からお小遣いを貰い、服を買ってもらい、部活動の道具を買ってもらい、部活の練習試合の交通費を出してもらい、自転車を買ってもらい、塾に通わしてもらったり……等と、子供の頃に何でも親から与えられていたので、我慢する事が出来ず、ワガママで、甘えた考えを持ち、してもらって当たり前と依存の精神が高く、一定レベル以上のものが有って当たり前と贅沢に思い込んでいる。また、国レベルの戦争が無かった事と併せて、学校でも周囲の同級生達となあなあで仲良しこよしで過ごしていた。喧嘩(けんか)をした事も無く、差別にも遭わず、いじめにあった事も無いので、「平和ボケ」しているのである。それ故に、被害者意識に共感出来ないのでいじめる側に付き、また危機意識を持ちづらくなっているのである。そして最近の子供・学生達は、スマートフォンやゲーム機まで買い与えられている。
例え苦労するにしても、それが悪い事では無いのである。苦労する事は良い事なのである。苦労する事によって精神的に鍛えられるのである。経済力に乏しい等と持たない事によってハングリー精神を持つ事となり、傍から見て不遇に思える境遇から反骨精神が生まれ、臥薪嘗胆する様になる。そしてその間に、精神面が高められるのである。忍耐、謙遜、感謝、慎重、そして責任感と義務感を養う事に繋がる。大抵の場合、お金・物の所有と精神は反比例の関係になる。
定時制の学校に通う学生達は、学費を自分で稼ぎながら勉強している。それ故に、「学費の重み」を実感出来ているので、真面目に勉強している。そして全日制に通う一般の学生達よりも謙虚であり、不遇を経験しているので一般とは異なった考え方や捉え方が出来る傾向がある。
因みに、障がい者の人達も健常者とは異なっている事からの違った視点や判断、感情を持つ事が出来る傾向を有する。その様に、世間一般と異なる境遇を持つ事が自身の内面を高める事に繋がっているのである。
「苦学力行」し、「蛍雪之功」を行う。それによって些細な事にも感謝出来る様になり、忍耐・謙遜・慎重・責任感・義務感を養う事に繋がる。教育無償化はハングリー精神を完全に失くしてしまい、財政破綻に至るモラル破壊を起こし、精神の退廃を一層進める事となるのである。
※「苦学力行」・・・働いて学資を得て、苦労しながら懸命に勉強すること。
※「蛍雪之功」・・・苦しい環境の中で勉学に励むこと。
本ブログ過去の関連記事
・2013/09/12付:「『Japanのあだ名』と『英語の義務教育』の疑問・・・『日本』に『誇り』は無いのか」
参考動画
YouTube: 【断舌一歩手前】転ばぬ先の公約批判、民進党・大学無償化方針の愚劣[桜H28/12/6]
教育無償化は、学生の精神を堕落腐敗させる逆効果である。
憲法改正に関して日本維新の会や民進党がその案として唱えており、自民党もそれに同調しようとしている。
しかし、ただでさえ医療費の膨張や防衛費の伸びが予想される中での財源が乏しい中、更に財政規律無く紙切れの国債を増刷し続けるつもりなのであろうか。最早、1千万円を超える収入を得る政治家には金銭感覚は乏しく、モラルも崩れてしまっている様に思えて来る。
日本の高校生や大学生は、総体的に勉強していない。受験の為の勉強であるので、大学に入ってしまえば勝ちとの思いから、サークル活動や合コン、アルバイト等で遊び耽っているばかりである。
中学までが義務教育であるので、勉強したくなければ高校に行く必要は全く無い。高校に行かずとも、職人になって手に職を付ければ食っていける。勿論、結婚もして家族を養える経済力も持つ事が出来る。別に何も困る事は無いのである。
しかし、日本の世間一般の親御さん達は、その辺りの事を全く理解せず、高校や大学まで進学させないと将来苦労すると思い込んでいる。最近の大抵の親御さん達は、若い頃に苦労したという風に感じる事を余り味わっていない。家が経済的に困っている事も無く、子供の頃からお小遣いを貰い、服を買ってもらい、部活動の道具を買ってもらい、部活の練習試合の交通費を出してもらい、自転車を買ってもらい、塾に通わしてもらったり……等と、子供の頃に何でも親から与えられていたので、我慢する事が出来ず、ワガママで、甘えた考えを持ち、してもらって当たり前と依存の精神が高く、一定レベル以上のものが有って当たり前と贅沢に思い込んでいる。また、国レベルの戦争が無かった事と併せて、学校でも周囲の同級生達となあなあで仲良しこよしで過ごしていた。喧嘩(けんか)をした事も無く、差別にも遭わず、いじめにあった事も無いので、「平和ボケ」しているのである。それ故に、被害者意識に共感出来ないのでいじめる側に付き、また危機意識を持ちづらくなっているのである。そして最近の子供・学生達は、スマートフォンやゲーム機まで買い与えられている。
例え苦労するにしても、それが悪い事では無いのである。苦労する事は良い事なのである。苦労する事によって精神的に鍛えられるのである。経済力に乏しい等と持たない事によってハングリー精神を持つ事となり、傍から見て不遇に思える境遇から反骨精神が生まれ、臥薪嘗胆する様になる。そしてその間に、精神面が高められるのである。忍耐、謙遜、感謝、慎重、そして責任感と義務感を養う事に繋がる。大抵の場合、お金・物の所有と精神は反比例の関係になる。
定時制の学校に通う学生達は、学費を自分で稼ぎながら勉強している。それ故に、「学費の重み」を実感出来ているので、真面目に勉強している。そして全日制に通う一般の学生達よりも謙虚であり、不遇を経験しているので一般とは異なった考え方や捉え方が出来る傾向がある。
因みに、障がい者の人達も健常者とは異なっている事からの違った視点や判断、感情を持つ事が出来る傾向を有する。その様に、世間一般と異なる境遇を持つ事が自身の内面を高める事に繋がっているのである。
「苦学力行」し、「蛍雪之功」を行う。それによって些細な事にも感謝出来る様になり、忍耐・謙遜・慎重・責任感・義務感を養う事に繋がる。教育無償化はハングリー精神を完全に失くしてしまい、財政破綻に至るモラル破壊を起こし、精神の退廃を一層進める事となるのである。
※「苦学力行」・・・働いて学資を得て、苦労しながら懸命に勉強すること。
※「蛍雪之功」・・・苦しい環境の中で勉学に励むこと。
本ブログ過去の関連記事
・2013/09/12付:「『Japanのあだ名』と『英語の義務教育』の疑問・・・『日本』に『誇り』は無いのか」
参考動画
YouTube: 【断舌一歩手前】転ばぬ先の公約批判、民進党・大学無償化方針の愚劣[桜H28/12/6]
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