狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

根治療法を行なわない対症療法により事態は悪化・・・イスラエルのガザ侵略・パレスチナ人に対する虐殺と人権蹂躙(2)

2014-08-05 22:55:28 | パレスチナ 2012~2017
 総タイトル:【根治療法を行なわない対症療法により事態は悪化・・・イスラエルのガザ侵略・パレスチナ人に対する虐殺と人権蹂躙(2)】

 根本的な原因を取り除かずに現実路線の対症療法をする事で、事態は余計に悪化するものと思います。
 現在のイスラエル建国によって、現在まで続く中東問題が発生しました。
 アメリカを中心とするシオニストの現イスラエル国の建国理由に挙げる、旧約聖書に書かれている創造主がユダヤ人に約束した地は、現イスラエル国の支配階級・上層部を占めるアシュケナジー・ユダヤ人(本当はカザール人でユダヤ教に改宗した宗教的ユダヤ人)には該当せず、イスラエル国内の二級市民・下層・イスラエル軍最前線のスファラディー・ユダヤ人(アブラハム-イサク-ヤコブの血筋の子孫である血統的ユダヤ人)には該当します。更に、その本当のユダヤ人であるスファラディー・ユダヤ人と同じ血統で本当はユダヤ人であるパレスチナ人にも該当します。
 パレスチナ人は、イエス・キリストの死後、イエスの預言通りにA.D.70年にローマ帝国がユダヤの国を滅ぼした後にもその地に居残った下層の貧しい農民等のユダヤ人達の子孫で、パレスチナ地方に住んでいる為にパレスチナ人と言われる様になりました。本当は元々多民族であった日本において、現在では日本に住んでいるから日本国籍を持つ全民族を日本人と言っている事と同じ意味合いです。
 キリスト教会はその様な根本を知らず理解していない為に、現イスラエルを擁護する様な勘違いをしています。特にアメリカにおいてはキリスト教会の生き残りを図る為に、キリスト教会はユダヤ・シオニストに迎合してしまっています。
 イスラエルは建国と共に本当のユダヤ人を世界から寄せ集めて占領地に住まわせ、入植地を拡大して行き、その様にして既成事実化を進めて行き、後からはどうする事も出来ない様に、現実路線でしか対応出来ない様に、変えられない様に、現イスラエル国が存在し続ける事が出来る様にして来ました。
 結局、「終わりの日」までは、そして創造主にしか、根本的解決は出来ないものと思います。
 イスラエル軍がガザに本格的攻撃に入った7月8日から26日目となる8月2日現在においてパレスチナ人の死者は1700人近くとなり、その内400人近くの子供が犠牲となられた事。
 ユダヤ人の支配する、日本を含めた西側・欧米の主流メディアはイスラエルに偏った報道をしている事。その偏向報道に対してユダヤ人・シオニストの支配するアメリカ国内でデモが行われているとの事。
 同様にフリーメーソンとユダヤ人が支配し、現大統領や外相がユダヤ人であるフランスにおいても、大規模デモが行われているとの事。
 イスラエルに対して、元々その建国に大きく関わったイギリスや、そしてアメリカから、武器や現金の供給支援が行なわれているとの事。
 日本はアメリカと同盟を結んで西側に属し、政治的・経済的な措置を通じて、イスラエルのパレスチナ人に対する犯罪の共犯であると、中東・アラブ・イスラム地域の人々からみなされつつあるとの事
 シリアのダマスカスには外資系(イルミナティ・欧米の支援を受ける外国人)の反政府テロリストに破壊活動されて荒廃しているにも関わらずにパレスチナ難民キャンプが存在し、下水処理不全による清浄水の不足、更に食糧不足、衛生悪化による感染症に対する医療資源の不足等の困難が生じているとの事。
 
 

 本ブログ過去の関連記事↓↓
   ・2014/05/26付:「中東を乱すイスラエル」
   ・2014/07/15付:「偽ユダヤ人が本当のユダヤ人・パレスチナ人を虐殺している・・・イスラエル軍によるガザ空爆、同じ血統のイエメンの人々はパレスチナ人と連帯・・・イスラエルのガザ侵略・パレスチナ人に対する虐殺と人権蹂躙(1)」
   ・2014/08/05付:「昔から変わらず未来においても『中東が世界の中心』&進化論の間違い・・・『銃・病原菌・鉄 (上・下) 1万3000年にわたる人類史の謎』を読んで」


 参考動画↓↓
 

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YouTube: Nearly 1700 Palestinians killed in Israeli onslaught on Gaza Strip


 

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YouTube: Nearly 400 children among victims of Israel aggression on Gaza


 

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YouTube: Palestinian children describe Israeli aggression on Gaza


 

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YouTube: Sun Will Rise - Western media hypocrisy toward Israeli war on Gaza (P.1)


 

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YouTube: US Congress approves a 225 million dollar military aid package for Israel


 

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YouTube: Weapons containing British-made components used in assault on Gaza


 

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YouTube: Prof. Chomsky: Israel unable to make such attacks without US support


 

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YouTube: Iran Leader urges Muslim governments to work together to help Gaza


 

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YouTube: Residents at Damascus Yarmouk camp in dire need of aid


 

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YouTube: hospitals suffering from acute shortage of medical supplies


 

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YouTube: GRAPHIC: Bodies piled in Gaza flower shop as morgue evacuated from Rafah


 

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YouTube: Live updates from Gaza - 4:00 GMT


 

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YouTube: French protest Israeli war on Gaza again


 

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YouTube: Protesters in New York condemn biased coverage of Israeli war on Gaza


 

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YouTube: Protesters march outside White House; urge US govt. to halt aiding Israel








昔から変わらず未来においても「中東が世界の中心」&進化論の間違い・・・「銃・病原菌・鉄 1万3000年にわたる人類史の謎」を読んで

2014-08-05 21:34:24 | 歴史・伝統・文化
 総タイトル:【昔から変わらず未来においても「中東が世界の中心」&進化論の間違い・・・「銃・病原菌・鉄 (上・下) 1万3000年にわたる人類史の謎」を読んで】

 「銃・病原菌・鉄 (上・下) 1万3000年にわたる人類史の謎」(著者:ジャレド・ダイアモンド氏、訳者:倉骨彰氏、出版社:草思社、出版日:2012/2/10(単行本は2000/1刊行))
 本書を読みました。
 著者は生理学博士で医学部教授、分子生理学者で進化生物学者でもあり、分子生物学、遺伝子学、生物地理学、環境地理学、考古学、人類学、言語学と幅広い研究による知識を持つ博学者です。多くの関連文献を紐解き研究されたその博識さと多様な方面・分野から、人類史の謎を解いています。
 その内、特に専門にしている進化生物学により、進化論によって紀元前700万年のアフリカでの人間の誕生を説いています。しかし、進化論は間違いです。多様な生物にはそれぞれ固有の種が存在し、種と種の間の壁を破って通る事は出来ません。遺伝の法則によってチンパンジーはいつまでもチンパンジー、人間はいつまでも人間であり続けるのです。その事はメンデルが証明しました。もしもチンパンジーやサルから人間が進化したのなら、他の生物よりも卓越した「知性」が与えられた人間の生命の尊厳は無くなってしまいます。また進化論を肯定する場合、創造主である唯一神を否定している事にもなります。故に、進化論はサタニズム(悪魔主義・悪魔崇拝)であるとも解釈出来ます。
 旧約聖書・創世記1章24~25節「ついで神は、『地は、その種類にしたがって、生き物、家畜や、はうもの、その種類にしたがって野の獣を生ぜよ』と仰せられた。するとそのようになった。神は、その種類にしたがって野の獣、その種類にしたがって家畜、その種類にしたがって地のすべてのはうものを造られた。神は見て、それをよしとされた。」。
 同1章26~27節「そして神は、『われわれに似る様に、われわれのかたちに、人を造ろう。そして彼らに、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地をはうすべてのものを支配させよう。』と仰せられた。神はこのように、人をご自身のかたちに創造された。神のかたちに彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。」。
 同1章28節「神はまた、彼らを祝福し、このように神は彼らに仰せられた。『生めよ。ふえよ。地を満たせ。地を従えよ。海の魚、空の鳥、地をはうすべての生き物を支配せよ。』」。
 人間社会の展開に影響を与えたものの一つとして、植物の栽培化と動物の家畜化の食糧生産が在り、余剰食物の蓄積・貯蔵から非生産者階級が生まれ、人口稠密な大規模集団と集権的社会の形成に繋がり、技術、政治、軍事等の発達に繋がったとしています。そしてタイトルにある兵器である銃や鉄、原住民が対抗する免疫力をまだ持っていない種類の病原菌を運ぶ事によって、侵略、民族の遷移、勢力拡大に繋がったとしています。
 その食糧生産がB.C.8500年~B.C.7000年以前から最初に始まったのは、メソポタミア地方の「肥沃三日月地帯」であるとし、小麦、エンドウ、オリーブ、羊等が栽培飼育されていたとしています。
 現在の中東地域であるメソポタミア地方は砂漠化していますが、昔は土地が肥えて緑豊かでありました。そして世界最初の文明が誕生し、食糧生産から都市や文字の誕生、そして帝国の誕生へと繋がりました。
 文字はB.C.3000年頃にシュメール人によって作り出され、食糧の収支報告・記録の必要性から、文字のシステム化へと繋げました。
 現在においても、其々「旧約聖書」を根拠とするキリスト教・イスラム教・ユダヤ教の世界三大宗教の聖地の存在する所であり、イスラエル建国が原因であるパレスチナ問題によって世界の火薬庫となっている事、世界有数の石油産出地域、地理的にも大陸の交わる要であり、人の誕生から現代、そして未来においても、中東地域は様々な面において、世界の中心でありつづけるのです。

 
文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)価格:¥ 972(税込)発売日:2012-02-02