deep/shallow

浅くても“深い”・・・そんなソルトウォータールアーフィッシングの世界

ショアジギ

2005年08月31日 | etc...
                   
 
 昨年から本格的に始めたショアからのジギング。
略してショアジギ。
今年もそろそろ各地から大型青物の情報が届く季節。
以前からシーバスタックルで小型回遊魚は狙っていたけど、より大型を目指し専用タックルで挑む。
狙うはショアブリ。
今年はトップウォーターにもチャレンジするぞ。

 この釣り、最近にわかに脚光を浴びつつあるみたい。
専用タックルも各社から発売されているようだし・・・。

 比較的釣果の約束されている(最近はそうでもないみたいだけど・・・)オフショアのジギングに比べ、自らの足でポイントを探し、当所なくキャストを繰り返す。
同じ魚でも横から釣るのと縦から釣るのとでは大違い、掛けてからが大変だ。
普通、魚は縦方向には泳がないからね。
 肉体的にも精神的にもかなりツラい釣り。
う~ん、僕向きかも(笑)。

 当然、地元で青物は期待できないのでポイントは全て遠征となる。
昨年は、山口県のとある島(超有名ポイントね)で超大物を掛けたものの成す術もなくドラグを引き出されて終わってしまった。
今でもその感覚が残っている。
もう二度とあんな奴には巡り会えないかもしれない・・・。
だけど行かねば・・・今年もリベンジに・・・行けるかな?

それが一番の課題だったりして(笑)。


釣行 8月27日 ― 帰れない・・・ ―

2005年08月29日 | etc...
 先日の小生意気なシーバス達に喝を入れるべく釣行。
・・・が、しかし、前回同様ショートバイトの連続。
ノらない。まったくノらない。
前回と違うルアーを試し、鬼ローテ。
リアクションでも誘ってみたが、今回はこれさえ通じず。

(何でだ?)

去年の今頃はここまで難しくなかったハズだけど・・・。
この日は小潮。潮はほとんど動かない。

(やっぱ潮が悪すぎるのかな~)

なんて思いが頭をよぎる。
と、ここで閃いた。

(潮が動かないということは、シャローが浸かっている時間が長い・・・ヤツが入って来てるかも。)

ルアーをチヌ用に換え、キャスト。
すると、ココッ。アタリだ。
再び同じコースを通すとコココッ。だがノらない。
そして三度目の正直でガツン!
アワセを入れるとドラグが鳴る。結構、いいサイズかも。
が、次の瞬間、魚が水面に浮いたと同時にふいに軽くなってしまった。
バレた・・・。
またしても痛恨のバラシ。最近こんなのばっかり
どうも、ヌーチングはラインに張りが保たれるので感度が良くなり過ぎ、早やアワセになってる?
 狭いエリアなのでこのバラシは響き、二度とアタリがでることは無かった・・・。

 失意に打ちひしがれ、車に戻ろうと歩いていると何やら前方が騒がしい。
影からそっと様子を窺うと、ヤンキー軍団様ご一行がなにやら集っていらっしゃる。

(アチャー・・・なんでこんなとこで。)

20人近くいそうだ。
車に戻るには、その中を通らないといけない。
しかも、海からコンクリートの壁をよじ登って。
この日の僕はウェーディングのため、ウェーダー、ライジャケのフル装備。

(こんな格好で暗い海から突然這い上がって現れたらどうだろう?
果たして彼らは友好的に迎えてくれるだろうか?
どうする?俺?)

 仕方なく釣り続行(笑)・・・弱気な俺。
ポイントは流れもなく、完全に終わっている。

(早く、帰ってくれ!)

虚しく、繰り返されるキャスト。
しかし彼らの宴はいつ終わるとも知れず、1時間経過・・・2時間経過(笑)。
終いにゃ水から上がって砂の上でフテ寝ですわ。

 結局、家に着いた頃には日付替わってたりして・・・。
明かりに集まってくるのは、虫や魚だけじゃないのね・・・トホホ

極小エギに物申す。

2005年08月28日 | etc...
 そろそろ秋のエギングシーズン。
春に生まれた新子が成長し、釣れ始める時期。
といっても、シーズン初めは本当に本当に小さなミニミニサイズ。
で、最近ちょっと気になることが・・・

 釣果情報なんかでよく見かける記事。
例えば「〇〇でアオリイカ100杯、2.0号のエギで。」・・・てな感じ。

100杯釣ってどーする?全部喰うのか?

2.0号とういうことは少しでも流れがあれば底はとれないだろうし、使い方とすれば、沖から誘って来て、乗り切らないヤツにフォローとして入れるか、岸際に群れるデキサイズをサイトで狙うか、とういうことになると思う。
しかし、2.0号という極小のエギを使えば、本当に小さなイカまで釣れてしまう。
人の釣りにとやかく言うつもりはないのだけれど、そんな小さなイカを狙って釣る必要があるのか?
そこまでして釣る意味はあるのか?
 イカは活性が高まると自分の体より大きなエギにでも平気で抱きついてくる。
そんなにセコセコしなくても十分に釣れるはずだ。
3号未満のエギなんて必要性すら感じられない。

 「釣れたらリリースすればいい。」
そう言った考え方もあるだろうけど、このリリースがまた怪しい。

 イカは言わずと知れた軟体動物。
体中を粘液で覆われている。
一度、釣り上げ地面に置いたりすれば、もうアウトだろう。
手を触れることなく、そのままリリースしたとしても、問題がある。
イカの触手の先には味覚を感じる器官をはじめ、捕食のための重要な器官が存在しているらしい。
エギのカンナでその部分を傷つけてしまったら・・・。
また、一度触手が伸びきってしまうと、もう二度と使えないという話も耳にしたことがある。人間で言えば、筋が伸びきってしまった状態か。
 確かに、ポチャンとリリースした時は元気良く海に帰って行く。
しかし、その1時間後はどうだろう?1日後は?1週間後は?
彼らは二度と捕食が出来なくなっているのかもしれない・・・。
僕の知る限りではそこまで追跡調査したような研究は聞いたことがない。
真偽のほどは定かではないが、無用な乱獲は慎むべきなのは間違いないと思う。
 
 かく言う僕自身過去には食べきれないほど釣ってしまったことも。
楽しいのはわかるんだけど、そろそろそう言ったモラル的なものがこの釣りに出来てもいいのではないかと感じている。
今のエギングにはそれが無さ過ぎる・・・。

釣行 8月25日 ― イライラ・・・ ―

2005年08月25日 | etc...
 最近、チヌ狙いばかりだったので久しぶりにシーバスさんの様子を窺いに。

 夕マズメいつもは上げ潮狙いで行くポイントに下げ潮の時間帯入ってみた。
この前覗いたときは激しくボイルしていたけど、今日は嘘のように静かな水面。

(いないのか?)

水位は十分なので、とりあえずキャスト開始。
答えは数投で出た。
コンッ!ググッ!・・・フッ。
即バレだ。

(チェッ!でもいやにあっさりバレたな・・・)

ルアーをチェックしてみたが異常はない。
再びキャスト再開。
すると数投後、再び同じようなアタリ。
で、またしても即バレ。
どうも極端に喰い込みが極端に悪いようだ。
その後もアタリは続く。
鼻の先で小突くようなアタリ。
アワセてものらない。のったとしても即バレ。
かと言って、アワセなければコンッ!で終り・・・。

(参ったな・・・。)

普通にしていたのでは、打開できそうにない。
仕方なくリアクションバイトを誘う作戦に切り替える。
と、ビンゴ!



(やっと喰ったよ~、でも小さっ!)

でも、リアクションで誘うパターンは一度きり。
こういう状況下ではすぐに見切られてしまう。
再び、アタリはあるものの喰い込まない状況が続き、潮位が下がるとともにそれさえ無くなり、撤収。
やはり本格的になるのは9月以降か。
ベイトが変わってくれば、数、サイズとも上がってくるだろう。
もう少しの辛抱かな。

釣行 8月21日 ― トップでチーン・・・ ―

2005年08月21日 | etc...
 釣り仲間のG氏の案内で、チヌのトップゲームにチャレンジ。

 以前からチヌのトップは試していたものの一度も釣れたことはおろか、反応があったことすら無い。
ところが、ここ最近G氏がトップでグッドサイズのチヌを連発。
白昼、水柱を上げて踊り出る姿をこの目で見てみたい・・・そんな思いに強く駆られて達人の教えを請う。

 ポイントは何の変哲もない場所。

(えっ、こんなトコロで?)

と、思ってしまうような どこにでもありそうな場所だ。
チヌは岸沿いの捨石周りを回遊しているらしい。
「今、その目の前にいるよ。」
「エッ!?どこですか?」
指差された方向に目を凝らすが、何も確認できない。
しかし、偏光サングラスをかけた僕にさえ見えないのに、なんで裸眼のG氏に見えちゃうわけ?やっぱ、この人普通じゃない・・・(笑)。
 少しずつ叩きながら移動して行く。
と、数m先のカケアガリに3匹ほど魚影が見える。
あまり見えチヌを見た経験がないため、最初ボラかと思ったが(爆)、確かにチヌだ。
だが、ルアーが近づくとスーっと逃げてしまった。
どうやら、今日は活性が低いらしい。
G氏も苦戦しているようだ。
氏の話によれば、潮の動き、濁りといったものが微妙に影響しているのか、ここ一週間ほどずっーと叩き続けているのでスレてしまったのか、とのこと。
僕は絶対後者だと思う・・・ツリスギデス(笑)。

 その後、目の前に50UPのチヌも現れることもあったが全くの放置プレイ。
二人ともあえなく撃沈。
プレッシャーさえなければ、チヌは驚くほどシャロー、岸際に寄ってくることが自分の目で確認できたことが唯一の収穫。
やっぱりトップは甘くない!?