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‘のあざみ (野薊)’ の花 & ハナバチ

公園の丘陵地を歩いていて、‘のあざみ’の花が咲き、“ハナバチ”が夢中で蜜を吸っているのを見つけました
‘のあざみ’の花は、花弁が5枚の筒状花が寄り集まって、丸い頭状花を作っています
筒状花は全て両性花で、雄しべの葯は5つが合わさって雌しべを包み、筒の様になっており、筒の深さは10~15mmもあるそうです
この為ハナバチも蜜を吸う為掻き分ける様に口を突っ込んでいます
面白いのは、この雄しべの筒を刺激すると、10秒位で白い花粉が湧いてくるそうですから、ハナバチは一杯の花粉をつけて、花々を廻るのでしょうね


葉は上面に毛がまばらに生え、下面脈状にも毛が生えています
葉の周囲は裂状に割れ、その先端には、鋭い棘があります
昔は棘の事を「アザ」と言ったそうで、頭状花が実の様になっていることから、‘アザミ’の名がついたようです

 
茎の高さは50~100cmあり、丘陵地の林等にすっと立つ姿は、厳しさを感じさせます
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