紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

週末いろいろ。

2017年03月27日 | 家づくり現場。お客様との打ち合わせ

皆様こんにちは。3月も終わるというのに、なかなか暖かくならないですね〜。まっ、例年お花見も寒いですもんね。

さて、先週末。

もちろん、遊びに行ったとかではなく仕事のお話ですが、色々と楽しいことが。

まず弊社の作業場では面白いものができていました。

O様にご依頼いただいたテレビ台。正直な材料でしっかりとしていてシンプルなものでとのことでしたので。材料はJパネルという国産の杉板の板を3層で板状にしたもの。ベニヤなどと較べると高価ですが、無垢の板などと較べると断然安価です。厚みが10㍉程度の無垢板を3層にしているわけですから、風合いや性質は無垢の板に近く、シートなどの貼り物とは全く違って、質感と風合いもあります。

畳一枚の板状になっているので、扱いやすく手間がかかりませんので、大工さんでお値打ちで造れるんですね。

だけど、

ちょっと前をナナメに削いでいる所とか、

角にはちょっと気を使っておりますので、綺麗に仕上がっていると思います。

それと、

こんなものも。

これは弊社が毎月発行しております情報誌を現場に置いておくためのポストみたいなもの。先程のテレビ台を作っている合間に山本棟梁に簡単に拵えてもらいました。材料の杉板と前板のアクリル板は現場の端材。

なかなか感じが良く仕上がりました。初めはネットでアクリルポストを買おうかと思いましたが、それより断然安いし、うちらしくて良かった良かった。

それから現場では、

岩出市紀泉台のM様家で打合せ。吉野杉の天井板や見えてくる吉野杉の梁も綺麗ですし

玄関の上がり框のシオジの木も美しい。

階段もかかってきましたし、これからますます現場の進捗が面白くなりますね。(手前で座っているのはうちの若手大工さんの吉野くん。お昼どきに現場にお邪魔したわけです。ごめんね。

最後に、

先月お引き渡ししたK様と、植栽を選定に。造園屋さんのOさんと一緒に。Oさんはセンスも植栽の知識経験もばっちりの完全なプロですから、いつも安心して植栽を選べます。(というか、実はお客様より私が楽しんで、お客様そっちのけで見回ってる感もありまして、申し訳ございません)

ちょうどここはオリーブばっかり植わっている所。こんなにあったらどれ選んだらええか分からなくなってきますが、樹形が気に入ったものをチョイスするのは、とても楽しいです。

というわけで、今週もスタートです。

『お前は仕事ばっかで面白くない奴やな』なんて思わないでくださいね。

今週もはりきって仕事していきます〜。

 

 

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

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