紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

えんがわと丸太のお家②

2019年06月17日 | お家完成しました。ご紹介。

昨日・一昨日と海南市で開催した築60年日本家屋リノベーション完成見学会に、たくさんのご参加を賜りまして誠にありがとうございました。そして、何より快く引き渡し前の大切なお家をお貸しいただいたT様、誠にありがとうございます。

さて、今日は前回の続き「えんがわと丸太のお家」のご紹介の2回目です。

玄関ホールから抜けると大きな広間空間が広がります。

そしてここは吹き抜け空間になっていますから、空間が縦横に広がり、とても気持ち良い。

もちろんいつも通り目一杯開ききることのできる木の窓と、濡れ縁(デッキ)、深い軒(屋根の出)で外部空間も取り込んで、さらに開放感抜群であります。

この3枚の写真を見て和室に寝転がりたくなったあなた!設計意図をバチッとくんでくれております。子供の頃、畳の部屋に寝転んで、そのまま縁側までコロコロ転がっていくのがとても好きだった私。そんな変な好みはなくとも、畳と縁側の日向ぼっこの気持ち良さ、夏でも涼しい風が吹き抜けていくあの気持ち良さを体感している方は多いはずです。

「えんがわ」気持ち良いんですよね〜。そう言えば昨日の見学会でお客様より「大彦さんの家は落ち着く。完成見学会に参加したどのお家も、少しづつお家の仕上げや雰囲気は違っても、本当に落ち着くところは共通やね」とおっしゃっていただきました。ありがとうございます。

外からみるとこう。今回はお庭に川砂利を上手く使ってみました。

広間空間のキッチンとダイニングはこんな感じ。

こちらの一枚板テーブルは、お客様と一緒に銘木屋さんで選んだ一枚板を大工さんがテーブルに仕上げたもの。これから何十年とS様ご家族と一生一緒に暮らしていくテーブル。

この上で食事はもちろん、遊んだり、勉強したり、家事をしたり、お酒を飲んだり、笑ったり、時には泣いたり、色々あるんだろうな〜と考えると、なんだかウルッと。

さて、こちらのお家のご紹介はこの辺で。次回はまた現場からに戻ります〜。

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

 

 

 

 

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