古希来記

古希を過ぎて気ままな暮らし。
見たり聞いたり感じたり、とりとめもないが折々のつぶやき。

山の事故

2012年06月05日 | Weblog
 この日は赤城水源の森を歩き、時間に余裕があったので五輪峠から薬師岳まで足を伸ばした。
その復路、陣笠山まで戻った時にへりが飛んできた。
群馬県防災航空隊の「はるな」だった。
下の道からは救急車とパトカーのサイレンが交錯しながらけたたましく聞こえてきた。

 ヘリは黒檜山から駒ヶ岳に伸びる稜線の中腹でオレンジ色の服を着た隊員を降ろした。
その後、ヘリは周辺の山域を飛び回り小生らの居る陣笠山の上までにも飛来した。
20分ほどして再びその場所に戻り遭難者や隊員を引き上げて去った。

 遠目ながら登山道からはかなり下に離れた場所なので、滑落事故だったのかも知れない。
ニュースにもならず翌日の新聞にも載らなかったのでたいした事故ではなかったようだった。

 最近は山の事故が多いようだ。
とみに脚力が落ちてきた身にとっては他人事ではない。心しなくてはと思う。