CGソフト★なんでも覚書 <gooブログ版>

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【ハイエンド】Nuke X:3Dカメラトラッカー、Fusion:Avatar、mocha v2ベータ

2010-01-14 01:44:48 | After Effectsを使ってみる (181)~(190)

コンポジットソフトの中でも、ハイエンド級(値段も含めて)な商品の話題です。

The Foundry は、Nuke 6.0 を今月リリースされますが、新しく「Nuke X」 というバージョンが登場します。

3Dカメラトラッキングやロトスコープ、ペイントツールが含まれているようです。

3Dカメラトラッキングについては、The Foundry が発売した ローリングシャッターの歪みを修正するAfter Effectsのプラグインも3Dカメラトラッキング技術が使われていて、3D映画のコンポジットにも使われています。

2009年5月20日のブログに出ています。

Nuke X の詳細はわかりませんが、3Dカメラトラッキング技術を使ったスタビライズは、ステディカムで撮影したような自然で滑らかな補正が可能となります。
Adobeは、3Dカメラトラッキング「Voodoo Camera Tracker」を使ったスタビライズの研究をされています。



映画「Avatar」で、eyeon Fusion を使って出演者と3DCGを合成したシーンをハイライトでみれます。

eyeon ホームページ



2Dトラッキングソフトの「mocha」は、次期バージョンで64bit対応になるようです。

ニュースレター

現在、準備を進めているベータ版のテスターを募集しています。


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【マッチムーブ 3】スケール:距離を測る(Lightwave 3D編)

2010-01-14 00:46:09 | マッチムーブ 3

屋外で撮影した写真を使って、カメラのマッチングをやってみます。

使用するソフトは、Lightwave 3Dとプラグインの「FI's CMatch」です。

Ae_0463

このプラグインは、目標になる物体に、3Dモデルのポイントを合わせる必要があるので、元々から置かれていたビールケースに合わせます。

Ae_0462


ビールケースは、メーカーが違っても全国共通サイズになっています。(450x360x315mm)

その他、スレートの建物も現場で測らなくても、写真だけで実サイズが わかる箇所があります。

引き違い窓の横幅=180cm(短い場合も有り)、上の写真では確認しにくいですが、外壁を止めているネジの間隔は同じなので(特に水平の間隔)全体の大きさを割り出すサンプルとなります。

Photoshopの「ものさしツール」で、ピクセル数を測定出来ます。

Q902

3Dソフトで、実サイズのビールケースを作成しますが、ポイントが多いとわかりにくいので、普通のBox を1個用意するだけで良いです。

Ae_0458

写真と3Dモデルが、一致します。
これは、3Dモデルは原点から動かずに、カメラが移動して合わさっています。

Ae_0459

Lightwaveには、カメラやライトからの距離を表示する機能があります。

Ae_0461

「Range to Camera」と表示されていますが、プラグイン(LW標準搭載)の名前は「Range Finder」です。

Ae_0462

実際に撮影した時の、カメラからのビールケースまでの距離と、カメラの高さは 約1.7m だった事も確認できます。

Ae_0463

別の向きから撮影して、3Dモデルを並べたものです。
この場所の、おおよその奥行きも、推測出来ます。

Ae_0457

Lightwaveの 物理演算「Wind」のアニメーションパスを冒頭の動画で使ってみましたが、地面に当たる度にケースが 小さくなったりして、おかしい箇所もあります。

また次回に・・・

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