MOCKING MONKEY BOOTH

野に咲かず、山に咲かず、愛する人の庭に咲く。

災害への備え

2019-06-20 | 日常
6月18日の10時22分、山形県沖を震源とする地震が発生しました。




鶴岡市は震度6弱とのことでした。

ホントに何事が起きたかと思いました。


自分は4歳の娘を寝せながら寝落ちしてたわけなのですが

初動で目が覚めたと思います。


どんどん大きくなる揺れと

テレビが倒れた大きな音。

これはまずいやつだと感じた瞬間

布団を被ってキコに覆いかぶさりました。


揺れがおさまり、電気をつけるとテレビが倒れ

飾ってあったようなものが散乱していました。

それでもキコは爆睡中。

嫌な焦りと恐怖から少し落ち着くことがてきました。


余震の恐れもありましたが部屋を出て

家族全員の無事を確認しました。


海のすぐそばの実家の両親とも連絡はすぐ取れましたが、

津波注意報が出ていたこともあり

住民の皆さんと共に

高台に避難したようです。


ひと山超えてウチに来るという話にもなったのですが

実際走り出してトンネルが崩壊していたり

道路が陥没していたりなど

それはそれでリスクもあるので

今回は近場の高台が正解だったように思います。


海岸線で避難した友達や

遠くから心配してくれていた友達とも連絡を取り合うことができました。


ここに来てこのコミュニケーションツールLINEは神ですね。

LINEは東日本大震災をきっかけに作られたそうです。

究極の安否確認システムと言えると思います。

ああいう時に連絡を取り合える安心感たるや

何者にも代えがたいでしょう。


実際の災害時

電話回線よりはインターネット回線が生き残ります。

だから今はスマホを使える状態に生かすというのが何よりも最優先の気がします。


災害時無料Wifi「00000JAPAN」というのもあります。

災害時に大手キャリアが開放するそうで

実際熊本地震でも使えたということです。


さて、テレビの画面の打ちどころが悪くいっちゃいましたが



幸い他の被害はありませんでした。

子供達も冷静に行動できましたが

やはり精神的に少しこたえている部分も見受けられます。


東日本大震災後に小学生になり

海の近くの学校ということで

何度も何度も事あるごとに津波のこわさを学んだことで

鶴岡での津波注意報に、リアルな恐怖を感じたのでしょう。


しかしあんなのは初めての経験で

ホントに怖い揺れでした。

実際揺れてる間は何もできません。

揺れが収まっても粛々とマニュアルに従った行動なんかできるはずもありません。


必要なのは情報収集と

臨機応変に最良と思える判断をすることです。


今回は地震発生の時間帯が

比較的被害を拡大しないためのバイアスとして働きました。


必要が無ければ子供やお年寄りは外出していない時間帯

火を使っての料理等は概ね終わり

寝に入るか入らないかの時間帯

もしくは家族団らんの時間帯

多くの家族は一緒にいた時間帯で連絡が取れる取れない等でのパニックも少なくすんだのではないでしょうか。


ただ、飲んでて二次会、もしくは代行待ちなんてことは十分あり得た時間帯でした。

ホント、いつ何時です。

ケータイの緊急地震速報も揺れてから鳴っても邪魔なだけでした。

物品、食品、衣類等、防災グッズ的にはどれだけの備えが必要なのかよくわかりません。

でも意識だけはやはり忘れてはいけないと強く感じました。

そして携帯電話のモバイルバッテリーの満充電、また家族と約束事をしておくことも大事です。


鶴岡地域は地震は来ない、来ても大したことない、だから津波も基本的には来ないものだとずっと思っていましたが

そんなのは何も根拠はなかったということです。

自然災害が起きたら、人は無力でした。

悲しいかな、災害が起こらないよう祈るしかありません。



震源に近い新潟県村上市や温海地域に住んでいる方はかなりの建物被害があったような報道です。

また鶴岡市内でも少なからず被害があります。

余震が続かず、一刻も早く日常が戻ることを心から祈りたいと思います。

また、たくさん心配してくれた友達に心から感謝です。
人の温かみに触れました。

嬉しかった。

ありがとうございました。