半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

世田谷文学館で、『星を賣る店 クラフト・エヴィング商會のおかしな展覧会』 を見ました。

2014-02-28 21:44:28 | 美術館、展覧会
カミさんと二人で世田谷文学館に行きました。






お目当てはこちら、クラフト・エヴィング商會の 『星を賣る店 クラフト・エヴィング商會のおかしな展覧会』 です。





クラフト・エヴィング商會とは吉田浩美・吉田篤弘ご夫妻が共同で何かされるときに使われている “屋号” で、本の装丁などのデザインや小説、アート作品の製作などを行っています。私のブログでも過去に 『ないもの、あります』 と 『おかしな本棚』 の2冊を紹介したことがありましたね。

今回は開催される場所が文学館という縛りがあるので、てっきり著作や本の装丁といった内容がメインになるのかと思っていたら……アート作品の展示が充実していたのでちょっとビックリ。

クラフト・エヴィング商會は この世に 「ないもの」 を取り寄せるお店という設定になっていることもあり、会場内には “雲砂糖” 、 “肺に咲く蓮の標本” 、 “稲妻の先のところ” 、 “道化師の鼻” 、 “シガレット・ムーヴィー” 等々、不思議なアートが沢山。さらには架空の古書店のある街並みなども再現されていて、何とも不思議な空間を作り出していました。


さすがにクラフト・エヴィング商會の展覧会だけあって、チケットも凝っています。



実はこのチケットの星にも秘密があったのですが、それは会場に行ってのお楽しみ (笑) 。


会場ではこの “ムーンシャイナー 月下密造通信” の号外も配られていました。




裏側は “電気ホテル” の壁新聞になってました。




今回の図録はこれ。書籍として書店で購入することも可能です。



今回の企画展、クラフト・エヴィング商會の不思議な世界を存分に堪能できる非常に濃い内容でした。カミさんも私も、最近みた展覧会の中では一番面白かったということで意見が一致。会期は3月30日までなので、チャンスがあったら子供達を連れてもう一度訪問したいなぁ。

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