半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

世田谷美術館で 『アンリ・ルソーから始まる 素朴派とアウトサイダーズの世界』 展を見ました。

2013-11-10 07:50:57 | 美術館、展覧会
昨日はちょっと用事があってカミさんと二人で自由が丘まで行ったので、その帰りに世田谷美術館に寄ることにしました。お目当てはこちら、 『アンリ・ルソーから始まる』 展です。






今回の企画展、サブタイトルに “素朴派とアウトサイダーズ” の世界とあるように、ルソーはほんのさわりの部分だけなので、有名な美術作品を鑑賞して……という方々には向かないと思います。



しかし、富はもちろん、賞賛や名声とは一切関係のない世界で、ただただ心の底から湧き上がってくる “書きたい” という抗し難い欲求の赴くままに書かれた作品達には、物凄いパワー、 ある意味では “画力” の対極ともいえるような “絵ぢから” がありました。クルマに例えちゃうと、素人が作ったチューニングカーみたいなものかな? (笑) 。



また、今回の企画展のもう一つの収穫は、今まであまり目にするチャンスがなかった、心の平衡を失ってしまった、いわゆるアウトサイダーズの方々の作品に接することができたということ。でも正直、感動というよりは圧倒されてしまいました。


会場を出た後、カミさんがポツリとつぶやきました。

「今回は……ちょっとヘビーで疲れた」 

私もまったく同じ感想でした。でも見に行って良かった。


話は変わりますが、世田谷美術館の駐車場の紅葉もこんな風に色づいていました。



もうすぐ本格的な寒さがやってくるのですね……

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ポルシェ964カブリオレ、... | トップ | 横浜赤レンガ倉庫でポルシェ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

美術館、展覧会」カテゴリの最新記事