□作品オフィシャルサイト 「くちびるに歌を」
□監督 三木孝浩
□脚本 持地佑季子、登米裕
□原作 中田永一
□キャスト 新垣結衣、木村文乃、桐谷健太、恒松祐里、下田翔大
■鑑賞日 3月20日(金)
■劇場 109CINEMAS川崎
■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)
<感想>
アンジェラ・アキの「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」をモチーフに生まれた
中田永一の原作を三木孝浩のメガホンで映画化。
同級生の教師ハルコ(木村文乃)が産休に入ることから代役を頼まれ、東京から
故郷の長崎県・五島列島に戻ってきた柏木ユリ(新垣結衣)は、中学校の合唱部で
顧問を務めることに。かつては天才ピアニストだったと噂され、教師とは思えない
ぶっきらぼうな性格のユリは、コンクール出場を目指す合唱部の生徒たちに、
「15年後の自分」へ宛てた手紙を書くという課題を出す。 その課題に応じた生徒
たちがつづる手紙には、15歳の少年少女が抱える悩みや葛藤がつづられていた。
ある事件でピアノが弾けなくなったユリと、臨時とは言え、顧問を引き受けた合唱部の
生徒たちとの交流を通して、互いの音楽に傾倒する同じ人間として、時間が互いの
垣根を排除し、人として大きく成長して行く姿を追って行く。
テーマは別として、この映画を見ながら、一つの目標に向かって進んでいく生徒たちと
教師の関係、また家族との触れ合いを通し、自分が高校時代に学校祭の準備で
フォーク・デュオを組んで一生懸命に練習し、学校祭当日に相棒の声が出なくなり、
急遽一人で練習なしでステージに立っていたことを思い出した。
今まで練習してきたことってなんだったんだろう・・・。 そのとき、ぶっつけ本番で
ソロで歌って、そんなことを考えていたら歌詞を間違え、最初から歌い直したことを
思い出す。
ガッキーって一見冷たそうに見える面があって、こういう役柄が合うのかもしれない。
少なくても、『トワイライト ささらさや』よりは良かった。
高校生相手でなくて中学生相手という設定も良かったのかもしれない。
先日、学園モノとしては『ソロモンの偽証 前篇・事件』を観たが、向かうオチは別にして、
諦めずに進む姿にはやはり感動の他のなにものでもない。
もちろん、この映画も涙なくしては観ることができなかった。
そう言えば、小学校時代に、未来の自分のために埋めたタイムカプセルは
果たして今、どうなっているのだろうか・・・。 掘り起こしたと言う連絡はないのだが。
そんな意味で、しっかりと練習をしていたなあ、それに比べて自分たちの学生時代は・・・
あの兄弟が良かったですね。あそこは泣けました。
こちらからもTBお願いします。
>私は最初と最後のアカペラ曲「マイ・バラード」が良かったですね。
そうでしたか^^
>なかなか度胸と、基礎ができてないと歌えないんですよね。
でしょうね、きっと!
ぼくなんか基礎なくて、度胸だけでステージに(汗)
>あの兄弟が良かったですね。あそこは泣けました。
そうでしたね!
コーラスでなくても、誰しも同様の想い出の一つや二つはありますもんね^^
詳細情報、ありがとうございました^^