京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『トワイライト ささらさや』

2014-11-18 | 邦画

 

□作品オフィシャルサイト 「トワイライト ささらさや
□監督 深川栄洋
□脚本 山室有紀子、深川栄洋
□原作 加納朋子
□キャスト 新垣結衣、大泉 洋、中村 蒼、福島リラ、つるの剛士、
       波乃久里子、藤田弓子、小松政夫、石橋 凌、富司純子

■鑑賞日 11月9日(日)
■劇場 TOHOシネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)

<感想>

  ガッキーの母親役は正直板についていなかったが、それでも
  スクリーンに映し出される赤ちゃんとのそれは時間の経過ととも、
  不自然を自然に変えていったことは間違いないところ。

 不思議な町「ささら」に暮らすサヤ(新垣結衣)は、突然の事故で夫
 ユウタロウ(大泉 洋)を亡くしてしまう。 生まれたばかりの息子を
 守ると誓うサヤだが、身寄りもなく苦労の連続。 そんな2人を残して
 成仏しきれないユウタロウは、様々な人の体を借りて現れ、サヤを助けていく。

 監督は「60歳のラブレター」、「神様のカルテ」、「神様のカルテ2」の深川栄洋。
 かつてこういう映画ってたくさんあったから、深川監督がどうまとめるのかが
 一つの楽しみだった。
 キャラの強い大泉 洋だから、乗り移られた方もその役を演じやすかったのかなぁと
 思う節はあった。 
 主演2人だけなら少し締まりのない映画に終わったかもしれないが、そこは脇の
 ベテラン連中が頑張ってくれていた。 富司純子、波乃久里子、藤田弓子の井戸端
 会議的幼馴染みは良かったかも(笑) 波乃久里子って久しぶりにスクリーンで
 観た感じ。 でも何と言っても
小松の親分は、適役だったかもしれない(笑)

 サヤのために、コウタロウが他人の身体を借りて、側で心配しているということが
 もう冒頭からわかってしまったから、次に誰の身体を借りて現れるのか、その辺に
 楽しみが移ってしまった感はあったし、時々差し込まれるあのささらの町の原風景が、
 ジオラマ的表現方法で良かったのかどうかはわからないが、ユウタロウの父親が
 登場して、息子を誘拐まがいに連れ去るシーンで、ガッキーが取るものも取らず
 すっとんでいく姿に少しは涙腺が緩んでしまったが、最後の最後は赤ちゃんの
 息子に
入ってしまえたことが、何よりもサヤの一番側で最後を感じ取れたから、
 コウタロウは
何の心残りなく、去っていけたのではないかな。 


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4 コメント

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TBありがとうございました (atts1964)
2014-11-25 14:30:25
確かに大泉洋とガッキーだけだと、単純な恋愛作品、不思議作品になってしまうところ、小松政夫、富司純子が締めていましたね。
コウスケの中に入るところは、岡崎二郎のアフター0の中の「大いなる眠り子」のラストと重なりました。
返信する
味わい~ (cyaz)
2014-11-25 17:20:27
atts1964さん、コメント、ありがとうございますm(__)m

>確かに大泉洋とガッキーだけだと、単純な恋愛作品、不思議作品になってしまうところ、小松政夫、富司純子が締めていましたね。
ですよねぇ(笑)
彼らが居ると居ないとでは、全く味わいが違ってきたでしょう。

>「大いなる眠り子」のラストと
それ、未見です><
返信する
ガッキー♪ (NAO)
2014-11-26 22:05:07
モデル時代から、ガッキーのファンだったので
公開早々に観ました^^

ガッキーのお母さん役は、いまいちしっくり感がなかったけれど
最後の方は、お母さんに成長していて、今後に期待が持てました♪

ジオラマ的表現は個人的にはあんまり好きじゃなかったなぁ~。
返信する
絆~ (cyaz)
2014-11-27 08:35:18
NAOさん、TB&コメント、ありがとうございますm(__)m

>ガッキーのお母さん役は、いまいちしっくり感がなかったけれど
ま、まだまだ若いからしかたがないところですが(笑)

>最後の方は、お母さんに成長していて、今後に期待が持てました♪
確かに母と子の“絆”の強さ!

>ジオラマ的表現は個人的にはあんまり好きじゃなかったなぁ~。
最近、ドラマやCMでちょっと使われ始めましたねぇ・・・。
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