京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『M:i:3』

2006-06-25 | 洋画


2006年夏、最も不可能なミッションが始まる!

 




■監督・脚本 J.J.エイブラムズ
■キャスト トム・クルーズ、ヴィング・レイムス、ローレンス・フィッシュバーン、ケリー・ラッセル、
            フィリップ・シーモア・ホフマン、ビリー・クラダップ 、マギー・Q、ジョナサン・リス=マイヤーズ

□オフィシャルサイト  『
M:i:3

 イーサン・ハントをチーム・リーダーに、IMFの新たなミッションは、スパイを引退し
 教官になった彼が、自らの教え子の危機に立ち上がることから始まる。
 それは常にハイテンションで絶体絶命の危機が連続する過去に経験のない不可能なミッション。
 彼は自分との戦いを克服し、成功率0%の任務を成し遂げるため、ヨーロッパや
 アジアへと向かい、新たなるメンバーと共に戦いに挑むのだった…。
 タイムリミットが迫る中、IMFの仲間と共に世界を駆け巡り、不可能なミッションを遂行できるのだろうか?


 おススメ度 ⇒★★★☆ (5★満点、☆は0.5)
 cyazの満足度⇒★★★☆


 正確には7/8公開作品なので、先々行の公開となる
 ちょっと気になったのは客の入りの悪さだ。 もちろん先々行といっても普通の土日は
 フルタイムで公開しているのだが、これだけのトム自身のプロモーションやTVスポットの
 多さからして、前作『宇宙戦争』の後遺症が残っているのかと思わせるほどだった(笑)

 公開前から豪華クルーザーや東京・大阪間の新幹線貸切とファン・サービスもリップ・
 サービスもプロデューサーとしての顔も確立させてきたトム・クルーズ
 まずこのシリーズはそもそもTVシリーズの『スパイ大作戦』から好きな作品で、もちろん
 前作2作もお気に入りの作品だ 

 その理由のひとつはヒロインに選ばれているのが好きな女優さんだったことにも影響は
 あったが、まず第1作でエマニュエル・ベアール、2作ではタンディ・ニュートン。
 ベアールの起用もビックリだったが、特にタンディ・ニュートンは『シャンドライの恋』で
 好演を見せた彼女がメジャー作品に起用されたことでもとても嬉しかったことを覚えてる。
 また監督も第1作がブライアン・デ・パルマ、第2作がジョン・ウーと一流ぞろい。
 今作はJ.J.エイブラムズということで、全世界で10億万ドル(約1,200億円)の興収を

 たたき出した超ヒット作の続編を、エイブラムズ監督がどんなアレンジとテイストで見せてくれるかが楽しみだった。

 前作2作とは若干違ったノリで始まったこの作品、そのアクションの強弱は前作の2作に
 負けず劣らずだった。 隣りで見ていた女性は最初から最後まで座席から飛び出しそうな
 勢いだった(笑) 関係ないところで驚いていたのでややこちらが興ざめする部分も
 あったが、余談はさておきストーリー展開の速さとやや時代の流れに取り残されてしまった
 感のあるワイアー・アクションを今回は本当に有線で見せている所が面白い

 今作で何よりもこの物語の中心に据えて、その存在感をイーサンの対極において描いて
 いるのは、この映画の謎のひとつでもある「ラビットフット」という暗号の正体を知る最強の
 敵、オーウェン・デヴィアン(フィリップ・シーモア・ホフマン)の存在だ。
 フィリップ・シーモア・ホフマンは『カポーティ』で今年のアカデミー賞主演男優賞を獲得した
 演技派だ。 あくまでもふてぶてしく、何事にも怯まないその存在感は、トムの演技以上に
 根深くその色を出している。 その風体から、悪人悪人しているわけではないのだが、
 余りある余裕から来る演技にはトムをも食ってしまう部分も感じられた。 残念ながら
 ホフマンの『カポーティ』は未見なのだが、これでオスカーを手にした彼の演技の凄さは
 『M:i:3』でも見事に開花している

 今作でのヒロインにはミシェル・モナハン。 『Mr.&Mrs. スミス』、『キス・キス・バン・
 バン』、『ボーン・スプレマシー』、直近では『
スタンドアップ』にも出演していた。
 ま、トムは好みの女性が一貫していると言うかなんというか、多少お国柄は違っていても、
 わかりやすい趣味をお持ちのようである(笑) レベッカ・デモーネイ、ミミ・ロジャース、
 ニコール・キッドマン、ペネロペ・クルス。 そしてケイティ・ホームズと。 今回のミシェル・
 モナハンはどうだろう、タイプとしては知的な感じからミミ・ロジャースに近いだろうか(笑)
 相変わらず自分よりデカい女性がお好みのようで、今回もかなりモナハンの肩に手を
 回すときは無理があったようだ(笑) シーン、シーンでトムのほうが彼女より背が高く
 見えたのはいまだにシークレットブーツをご愛用なのだろうか

 前作スピルバーグでケチのついたトムだが、さすがにこの作品には彼が似合っている
 ことは認めざるをえないし、超娯楽作品として捉えるならば、文句のない映画だと思う。
 しかし、登場するアクションや兵器にはなんら斬新さもなく、アクションシーンはかつて
 ヒットした色んなアクション映画のパクリばかりで何とも観る者を小バカにしているのでは
 ないかと思うような低レベルの作りだった
 J.J.エイブラムズ監督、アクションはやめた方がいいのではないのかな(笑)
 所詮、餅屋は餅屋なのだから

 さて今作、前2作に比べてどれくらいの興行収入を上げられるだろうか・・・。


コメント (72)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 水族館占い~ | トップ | 「男前豆腐」と「風に吹かれ... »
最新の画像もっと見る

72 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
cyazさん☆ (mig)
2006-06-26 00:50:37
TBありがとうございます☆



多少のことは目をつぶって楽しむ作品ですよね

MIシリーズには是非このままトムでいってもらいたいです。

間違っても若手のイケ面?俳優に交代しませんよう、、、

トムさんがあまり太りすぎないよう、、、

(笑
返信する
マギー・Q。 (えい)
2006-06-26 01:17:04
私が観た劇場も30%くらいの入りでした。

女優と言えばマギー・Q。

先日観た『ドラゴン・スクワット』では

国際テロリスト集団側のスナイパーでした。

どちらが先にクランクインしたんだろう?
返信する
フィリップ・シーモア・ホフマン (charlotte)
2006-06-26 01:48:14
こんばんは。

ミシェル・モナハンも美人さんでしたけど、私はケリー・ラッセルも一押しです。「ママが泣いた日」という映画では美人4姉妹のうちの一人でバレリーナの役をやっていたので、こんなアクションできるんだーと驚きでした。

それとデイヴィアンの翻訳者、クラッシュにも出てましたっけ。ジュリアの変わりに…でしたっけ。

マギーにいたっては、不二子ちゃんみたいなボンドガールで、男性はクラクラでしょうな。あ、cyazさんはあくまでもミシェルですか…失礼しました。あと5秒で消えます。爆
返信する
こんばんは^^ (heartstrings_movie)
2006-06-26 02:06:36
私は土曜日のナイトショーを観に行きましたが、ガラガラでした。

私は単に田舎だからなのかなぁ?って思ってますけど(^^;)

夜中に観に来る少ないお客も、むしろ「タイヨウのうた」とか「デスノート」に客を取られている感じでした。



エイブライムス監督は・・・ちょっと今回はビミョーな感じですね。

一流監督の仲間入りはまだまだといったところでしょうか?
返信する
満席でしたよ~ (はなこ)
2006-06-26 08:15:18
私の「庭」である(笑)川崎チネチッタは2日前の時点で、

ネット予約は完売でしたよ。

この分だと当日も無理だろうと思い、

近所のいつも空いているTOHOシネマズに行ったら、

ブログにも書きましたが、そこも珍しく行列ができていて、

そのほぼ全員が「M:I:Ⅲ」の客だったので、

人気があるんだなあ~って思ったのです。

地域によって温度差があるのかしら?
返信する
同感です~ (cyaz)
2006-06-26 08:37:14
migさん、TB&コメントありがとうございましたm( )m



>MIシリーズには是非このままトムでいってもらいたいです。間違っても若手のイケ面?俳優に交代しませんよう、、、

そうですね、同感です^^ 007みたいにならないように(笑)



>トムさんがあまり太りすぎないよう、、、(笑

彼が太った姿は想像できませんが、徐々に製作側にもシフトしていきそうですね^^ あの太い腕と胸板は僕も欲しいです~♪
返信する
しずか~ (cyaz)
2006-06-26 08:39:08
えいさん、TB&コメントありがとうございましたm( )m



>私が観た劇場も30%くらいの入りでした。

先行が認知されていないのですかねぇ(笑)?!



>女優と言えばマギー・Q。先日観た『ドラゴン・スクワット』では国際テロリスト集団側のスナイパーでした。

それは未見ですが、シーンによって工藤静香に見えたのは僕だけでしょうか^^
返信する
Unknown (cyaz)
2006-06-26 08:42:27
charlotteさん、TB&コメントありがとうございましたm( )m



>私はケリー・ラッセルも一押しです。「ママが泣いた日」という映画では美人4姉妹のうちの一人でバレリーナの役をやっていたので、こんなアクションできるんだーと驚きでした。

この映画、未見です。凄く観たいのはジョアン・アレンのママのほうです(笑)?!



>マギーにいたっては、不二子ちゃんみたいなボンドガールで、男性はクラクラでしょうな。あ、cyazさんはあくまでもミシェルですか…失礼しました。あと5秒で消えます。爆

ボンドガールにしてはスレンダー過ぎ(?)だったでしょうか^^ えいさんのコメントにも書いたのですが、彼女、シーンによって工藤静香に見えなかったですか^^



自動的に消えたら怖いですが(笑)
返信する
脚本~ (cyaz)
2006-06-26 08:45:31
heartstrings_movieさん、TB&コメントありがとうございましたm( )m



>私は土曜日のナイトショーを観に行きましたが、ガラガラでした。

そうでしたか・・・やはりまだ認知不足ですかね(笑)



>夜中に観に来る少ないお客も、むしろ「タイヨウのうた」とか「デスノート」に客を取られている感じでした。

それは感じましたね^^



>エイブライムス監督は・・・ちょっと今回はビミョーな感じですね。 一流監督の仲間入りはまだまだといったところでしょうか?

前2作の監督が凄すぎますから、特徴を出すには相当練らないと難しいと思うのですが^^ 脚本、別人でも良かったのでは(笑)?
返信する
ノープロブレム~ (cyaz)
2006-06-26 08:48:29
はなこさん、TB&コメントありがとうございましたm( )m



>私の「庭」である(笑)川崎チネチッタは2日前の時点で、ネット予約は完売でしたよ。

僕の庭でもあるチッタは二日前劇場窓口で予約しましたが全く問題なく良い席が取れましたよ~♪



>近所のいつも空いているTOHOシネマズに行ったら、

ブログにも書きましたが、そこも珍しく行列ができていて、そのほぼ全員が「M:I:Ⅲ」の客だったので、

人気があるんだなあ~って思ったのです。

あそこはチッタでやらない映画が上映されるときに利用しますが、いつ行っても空いてます(笑) 比較的たまにしか映画を観ない人が多いのではないでしょうか^^

シートは絶対チッタがいいですね!
返信する

コメントを投稿

洋画」カテゴリの最新記事