第二次世界大戦後、昭和21年に首相の座につき
戦後政治の礎を築いた吉田茂の生涯を描いた作品です。
著者は、「白州次郎 占領を背負った男」を書いて
ベストセラーとなった北康利さんです。
吉田茂にまつわるエピソードは多いですが、
本書では丁寧に記述されています。
意外と知れていないのが、
同時代に、同姓同名の政治家がいたこと。
当初はもう一人の「吉田茂」の方が有名だったそうです。
外務省のよきライバル、
広田弘毅との関係も書かれていました。
吉田茂の功績は数多くあると思いますが、
もっとも重要な功績は、
サンフランシスコ講和条約を締結させ、
日本を独立に導いたことです。
本書の後半はその功績を中心に描かれています。
気位が高く、保守的で、気難しい政治家の印象を受けますが、
実際にはユーモアを愛した食えない爺さんだったようです。
周りの人を茶化す
さまざまなジョークには笑えました。
好きな食べ物は何ですか?と聞かれ
「人を食ってます」と答えた人らしい
茶目っ気さを持ちながらも
日本人としての矜持をもって、
戦後の混乱した日本の政治をまとめあげた
吉田茂の魅力が余すところなく描かれていました。
↓いつも読んでいただいてありがとうございます。
↓あなたのポチが大変励みになっています。
戦後政治の礎を築いた吉田茂の生涯を描いた作品です。
著者は、「白州次郎 占領を背負った男」を書いて
ベストセラーとなった北康利さんです。
吉田茂にまつわるエピソードは多いですが、
本書では丁寧に記述されています。
意外と知れていないのが、
同時代に、同姓同名の政治家がいたこと。
当初はもう一人の「吉田茂」の方が有名だったそうです。
外務省のよきライバル、
広田弘毅との関係も書かれていました。
吉田茂の功績は数多くあると思いますが、
もっとも重要な功績は、
サンフランシスコ講和条約を締結させ、
日本を独立に導いたことです。
本書の後半はその功績を中心に描かれています。
気位が高く、保守的で、気難しい政治家の印象を受けますが、
実際にはユーモアを愛した食えない爺さんだったようです。
周りの人を茶化す
さまざまなジョークには笑えました。
好きな食べ物は何ですか?と聞かれ
「人を食ってます」と答えた人らしい
茶目っ気さを持ちながらも
日本人としての矜持をもって、
戦後の混乱した日本の政治をまとめあげた
吉田茂の魅力が余すところなく描かれていました。
↓いつも読んでいただいてありがとうございます。
↓あなたのポチが大変励みになっています。