blog情報誌Cuore通信

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Cuore通信3月号 一部訂正

2010-03-20 | Cuore通信2010年3月号(Vol.46)
情報誌と新聞記事の常勤産科医人数の違いがありました。
新聞記事の人数が新しいものですので訂正させていただきます。
よろしくお願いいたします。


~公開シンポジウム「今、医師確保のため当地域でなすべきことは」~


2月20日医師会主催の公開シンポジウム『今、医師確保のため当地域でなすべきことは』に参加して来ました。会の活動を通し、このシンポジウムに参加させていただく機会を得る事ができました。
シンポジウムの中で、飯伊地域の6つの総合病院長をはじめ包括医療協議会、日本医師会、飯田市長、根羽村長などから現状や医師確保についての取り組みについての講演がありました。 飯田市立病院は、今年4月より新たに産科医が1名着任し産科常勤医が6名になり、また周産期医療センター、救命救急センターを新たに敷地内に造り、その機能の充実を図るそうです。
反対に、 日赤病院をはじめとする中小病院では、産科を含めたどの科においても医師数が大変不足しており、各病院が様々な方法で医師の確保に尽力しているものの好転には至らず、科の休止や、ともすれば閉院に追い込まれかねないような厳しい実状が報告されました。
研修医制度による医師の偏りや、医療の集約化による病院格差が現実になっている状況を目の当たりにし、大きなショックを受けました。
ディスカッション後に行われた一般質問で、病院独自の取り組みでは医師の確保が大変厳しい状況を踏まえ、私達の会から、「市立病院から日赤病院に対し、産科医師の派遣をすることは可能か」と質問しました。 市立病院長からは、「今すぐは厳しいが、病院の状態を見つつ余裕ができたら他の科同様、派遣する考えはある」との返答でした。
地域の医療を守って行く為に、医療を利用する私たち住民にできることは何かを、これからも学び考えて行きたいと思います。



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