フランス語のレッスンの予約を入れた。それは実に半年ぶりのこと。
去年の夏、旅行先のパリで知り合った人と色んな話をした。私がフランス語の勉強をしていると言ったら、本当に沢山の人が言葉を教えてくれた。思い出せるだけでもカフェのギャルソン、駅員さん、タクシーの運転手さん、道案内してくれた人、パリを一緒に周ったフランス系カナダ人のオジサン、それからホテルスタッフに、カフェで知り合った男性などなど。「動詞の活用はこうだよ」、「フランス語ではこう言うんだよ」、「この発音は英語とは違うんだよ」...。そこには日本で受けるレッスンとは違った緊張感とリアルさがあった。言葉って本来はこうやって日常の中で覚えるものなんだと実感した。
日本に帰ってしばらくの間、レッスンに行くのが嫌だった。それまでの全てのレッスンよりも、たった七日間のフランス滞在のほうが有益で、自然で、効果的だと思ったからだ。そのうちに仕事が忙しくなり、体調を崩したせいもあって半年もお休みしてしまった。でも、その間もずっと気になっていた。耳に入るフランス語がほんのちょっとでも聞き取れると嬉しかったし、手帳はフランス語表記のものに変えた。
会社に提出した履歴書の特技欄に「フランス語」と書いてしまった。気になる人は私の事を「フランス語を頑張ってる前向きな子」と思っているらしい。四月だし、暖かくなったし、体調も良くなってきたし...。理由を挙げればキリがないけど。ただ自分としては「機が熟した」というのが一番シックリくる。
だから何事もなかったように、サラリと復活しよう。
去年の夏、旅行先のパリで知り合った人と色んな話をした。私がフランス語の勉強をしていると言ったら、本当に沢山の人が言葉を教えてくれた。思い出せるだけでもカフェのギャルソン、駅員さん、タクシーの運転手さん、道案内してくれた人、パリを一緒に周ったフランス系カナダ人のオジサン、それからホテルスタッフに、カフェで知り合った男性などなど。「動詞の活用はこうだよ」、「フランス語ではこう言うんだよ」、「この発音は英語とは違うんだよ」...。そこには日本で受けるレッスンとは違った緊張感とリアルさがあった。言葉って本来はこうやって日常の中で覚えるものなんだと実感した。
日本に帰ってしばらくの間、レッスンに行くのが嫌だった。それまでの全てのレッスンよりも、たった七日間のフランス滞在のほうが有益で、自然で、効果的だと思ったからだ。そのうちに仕事が忙しくなり、体調を崩したせいもあって半年もお休みしてしまった。でも、その間もずっと気になっていた。耳に入るフランス語がほんのちょっとでも聞き取れると嬉しかったし、手帳はフランス語表記のものに変えた。
会社に提出した履歴書の特技欄に「フランス語」と書いてしまった。気になる人は私の事を「フランス語を頑張ってる前向きな子」と思っているらしい。四月だし、暖かくなったし、体調も良くなってきたし...。理由を挙げればキリがないけど。ただ自分としては「機が熟した」というのが一番シックリくる。
だから何事もなかったように、サラリと復活しよう。