Small, Good Things

ささやかだけど、心に残る毎日を
目指して現在は休暇中

プチ「ライフスタイル改造計画」

2005-04-30 23:50:36 | * Small, Good Days
GW 2日目。昨日から今日の朝方までずっと起きていた。ベットに入ったのは5時過ぎ。

ずっと忘れていたけれど、私は意味もなく夜更かしをするのが大好きだった。一人で深夜番組を観て笑ったり、取りとめのないことを考えたり、闇に消えていくようなジャズに聴き入ったり...そういう生活を忘れていた。

仕事をするようになって生活パターンを変えざるを得なくなって、私は昼型人間になった。休日も明るい日差しの下で草野球したり、友達と買い物&おしゃべりのフルコースも楽しかったけど、どこか無理をしていたのかもしれない。楽しいけど何かが足りないってずっと思っていた。そう、深夜に一人で起きているのは、私が自分と話をするために必要な儀式だったんだ。

3時過ぎ、なんだか生き返ったような感覚になる。この体の隅々にまで深夜が染み込んでいく感覚。そう、この気持ち!

こんな生活がお肌に悪いのはよく分かっているけど、それ以上に私の心には大事な時間だったみたいだ。その証拠に今日はずっと満ち足りた気分で過ごせた。だから、時々はまた「一人で朝までコース」を復活しようと思う。これが一人暮らしの醍醐味なのかもしれないしね。

深夜過ぎ

2005-04-30 04:36:46 | * Small, Good Days
見て、もう夜が終わるよ。
見て、もう朝が来るよ。
空は暗闇から濃紺へ、藍へと明度を増していく。
大好きな深夜が終わり、まっさらな朝が来る瞬間、
そんな今が一日で一番好きな時間。

その空を見ながら眠りにつくのが、
私の休日限定の悪い趣味。

窓際の天使

2005-04-29 23:57:08 | * Small, Good Days
GW 初日の今日はベットの上で一日を過ごした。

原因は風邪ではなかったけど、結局風邪と同じ症状だった。頭痛と微熱と吐き気。夕方ごろ、窓際にあるベットの上で何度も寝返りを打って、そのときに空が薄いオレンジ色のきれいな夕焼けなのに気がついた。

ベットの上に座って空を見ていると、空を見ているもう一人の人がいるのに気がついた。私の住む建物と向かい合っている10階建てのビルがある。その建物の窓から幼稚園くらいの女の子が空を見ていたのだ。

その子は手に何か玩具を持っているみたいで手元と空を交互に見ていた。人形のような玩具に話しかけるような素振りも見えた。小さい子供特有のちょこちょこした動きと、ゴキゲンがいいのか嬉しそうに笑っているのがよく分かる。夕焼けよりもその子の様子がかわいらしくて、私はずっとビルを見上げていた。

実は向こうからこちらが見えるのではないかと思ってその子に向かって手を振ってみたのだけど、それは無理だったようだ。それでも私はずっと手を振っていた。この瞬間をどうしてもその子と共有したいと感じたからだ。

美しい夕焼けに染まった子供の幸せそうな笑顔が印象的だった。何気ないけど幸せなこと、それを形にしたらこんな風になるのかもしれない。そんな小さな幸せがずっと続きますように。なんでもない日が途切れることなく続きますように。その一瞬だけは体調の悪いのも忘れてしまった。


お天気やさん

2005-04-28 23:25:18 | * Small, Good Days
昼休みも晴天だった。気持ちの良い日差しと、気持ちの良い風が吹いていた。

明日からイノッチさんは友達と旅行だ。西に向かう、とだけ決めた車の旅らしい。旅先のお天気はどうなるんだろう?

違う用件でメールを出したのに、その返事のほとんどは「万博も行くかも!ちょ~たのしみ~!」と旅行の話だった。私の約束のほうが先じゃない...?彼からメールが来るたびにそんな不満が顔を出して、私はきっとすごく嫌な顔をしていただろう。

でも今日のお天気の良さにそんな不満も溶けてしまった。キレイな青空を見上げて「イノッチさんもこんな空の下を旅行してほしい」って心から思った。それはきっと彼を特別な存在として見ていた自分の気持ちが変わったからだ。

どうしてか私が好きになるのは忙しい人が多い。本当に忙しいのか、口先だけなのか、それとも言い訳なのか、それは分からないけど「忙しい」とよく言われた。そしていつも寂しい思いをするのも同じこと。だから本当に忙しいのだとしても「忙しい」を理由にする人を好きになるのは止めよう。忙しいのだとしても違う言い方をする人にしよう。そう決めたのを思い出したのだ。

映画だって気心の知れた友達と行けばいい。イノッチさんに教えてもらったお店だってオシャレな女友達と行くほうが楽しいかもしれない。今なら小さな傷で後戻りできる...。そう気がついたらあっという間に方向転換をしていた。

ただの友達のイノッチさんが旅行に行くのに私が不満を募らせる理由もない。お天気だって今日のような晴天になるように祈ってる。どうか良い旅を。そして、ここから一番遠いところに私の小さな想いを置いてきて下さい。

12時間勤務の法則

2005-04-27 23:09:25 | * ... and Science
正確には「12時間職場にいる日の法則」なんだけど。

今の職場もこの4月で3年目。一人で出来ることが多くなった分、仕事量も増えている。それにつれて仕事の終わる時間も後ろにずれ込むようになり、2年間で1日平均1.5時間も勤務時間が増えた。そして最近は21時過ぎまで仕事をしていることが多くなった。つまり朝9時から12時間以上も職場にいることになる。

どうも21時を過ぎると体内時計がおかしくなるみたいなのだ。「どうせもうこんなに遅いんだから、さらに遅くなったって大したことないや。やり残したこと全部やって帰ろう」と妙なスイッチが入ってしまう。明日の朝でも十分間に合うことなのに「今やれば明日は楽だ」と実験を仕掛けたり、今まで数日間も放っておいたデータ整理を始めたり。それなら日中にお喋りしていないで仕事をすればいいのだが、どうしてか21時を過ぎないとこのモードにはならないようだ。

「12時間以上研究室にいると、必要以上に仕事がしたくなる。」これが今日発見した「12時間勤務の法則」!そう、今日も無駄に(?)22時過ぎまで残っていた。

明日こそ早く帰ろう。そのためには何としても21時前に研究室を出なくちゃね。