上司の夏休み

先週少し遅い夏休みをとった上司が、今日から戻ってきた。

その間は自分のペースで仕事が出来て気楽だったのだけど、沢山の装置に埋もれて一人で実験するのは正直心細かった。

でも、今日はいつもの操作をしながら冗談を言い合ったり、装置の調子が悪いのを見てもらったり、先週分のデータを見せてコメントをもらい、今後の方向性を相談したり...。やっぱり楽しかった。チーム１の前向き思考の持ち主が帰ってきて、今日はみんなよく喋った。この上司がいるからみんな頑張るんだって分かった夏休みだった。

そして、甲州土産のぶどうも、とても美味しかった。

怪我の功名

生まれて初めて包丁で指を切った。ミートソースを作るため、玉ねぎをスライスしていたときのこと。残り僅かなかけらを全てスライスしようと無理したのがいけなかったらしい。玉ねぎの表皮が滑ってバランスを崩し、抑えていた左手の薬指に包丁の刃が当たった。しばらくしてうっすら血がにじんできた。

この傷が、ウクレレの弦を押さえると疼く。けれども、近いうちに友達との合同練習を控えているので練習はサボれない。そこで弦を押さえるときに少し角度をつけて、傷が弦に触れないようにした。すると弦の押さえ方を変えたせいか以前よりマトモな音が出るようになってきた。特に3本以上の指を使って弦を押さえるコードは効果テキメンだ。気分がよくて今日は練習がはかどった。

『怪我の功名』って言葉を身をもって体験した。でも、怪我が治っても練習は続けるように！

Basic Life

相互リンクと、彼の記事が載った雑誌の購入記念に、前から書きたかったテルオさんのお話。

....と思っていろいろ書いていたのだけど、どうしても納得できない。だって、書いている途中でテルオさんから電話がかかってきて「イメージを一度ぶち壊してから書いて」とか言われちゃうし。思ってる事だってキチンと伝えられないのに、プラスアルファを書く文才なんて勿論ない。

テルオさんとは金沢で知り合った。このカフェ目的で金沢を選んだってほど行ってみたかったカフェ「サロン粋」でテルオさんは働いていた。彼は初対面の私をカウンターに呼んでくれ、焼き立てケーキ、彼のお勧め加賀棒茶パスタ、コヌカ鰯を混ぜ込んだチーズ（お取り寄せしたいくらい絶品！）、しし肉、パンチェッタ...と次々と出してくれた。そのときに「これはこういう由来があるんだよ」、「こんな理由があってお店に置くんだ」と熱い話をしてくれた。金沢の名物はブランド名で売っている、でも無名だけどもっと質のよい物があるからそれを自分で探すべきなんだ、とも話していた。彼の選択の一つ一つに理由があり、その先に目標があり、それらを積み重ねて夢をかなえる、そんな人のように思えた。

晴れた土曜の午後で、オーダーした焼酎のせいもあって、とても気分がよかった。テルオさんの話によい刺激を受け、自分も前向きになっていた。そして気がついたら4時間近くも居座っていた。でも飛行機の時間まであと2時間、もうお店を出なきゃ...。帰りたくなかった。お店を出たらもう二度とテルオさんと会えない気がした。「名残惜しいなあ」お店を出るときにテルオさんが言ってくれた言葉が今でも思い出される。私だけでなく、テルオさんもそう感じてくれたことが本当に嬉しかった。

残念だけどサロン粋は閉店してしまって、今はテルオさんは長野の農家でレタスやキノコを作っている。でも、相変わらず元気で熱い思いを持って働いているようだ。11月には金沢復帰も決まっている。テルオさんはいつかきっとすごい何かを成し遂げるんじゃないか、そんな予感がしてわが息子のように（？）将来が楽しみな人だ。

詳細は彼のblogをご覧下さい。Basic Lifeというサイトで、私は始まった当時からのファンです。

Blog 禁止令

私へ

最近Blogにハマりすぎて、睡眠時間を削ってまで書き込みをしたり、他の人のを見たりしているでしょ。今週一週間は本当に眠たかったよね。

なので、明日の朝まではBlog禁止です！今日はちゃんと寝なさい！！

私より

ただいま

ドアを開けて正面に梁の関係で窪んだ場所がある。そこに突っ張り棒と板で棚を作って、スーツケースや掃除機を収納している。一人暮らしのお部屋には収納力アップが欠かせない。さらに目隠しに布をかけて、重り代わりにぺリエの瓶を置いてある（ぺリエを飾るっていうのはよくあるパターンなので、現在他のものを探しているところ）。

横の絵はNeil & Iraizaというバンドのフライヤー。デザインや色使いがあまりにもカッコよすぎて捨てられなかったので、100円均一で見つけた額に入れて飾っている。深い藍の温かみのある円のデザインはナゼか「和」を感じさせる（気がしませんか？）。

いつも「ただいま」ってこのフライヤーに話しかけているのは、誰にもナイショ。