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維新八策

2012-02-14 10:34:49 | 制度
 橋下徹(42歳)大阪市長が代表を務める大阪維新の会は13日、衆院選向けの公約集「船中八策」の骨格をまとめた。「地域が自己決定、自己責任、自己負担で自立する」する「決定できる民主主義」の考えに沿って、大都市制度改革、地方分権、地方交付税の廃止、国会議員定数と歳費の削減、積立てと掛捨ての年金などの社会保障制度改革、首相公選制の導入や参院改革を含む改憲など8つの柱の方針を掲げている。維新の地方議員の議論も踏まえ2月下旬を目処に正式発表する。
 船中八策は坂本龍馬(1836-67年)が1867年に起草したとされる新国家体制の基本方針で、議会政治や憲法制定、海軍力増強などを提案している。明治維新から約140年を経て中央集権から地域主権へと舵をとる時機のようだ。

(推薦書籍)
体制維新-大阪都 文春新書 827
緊急提言日本を救う道 日経プレミアシリーズ 125
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地方税改革の経済学
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創造的政策としての地方分権-第二次分権改革と持続的発展
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