欧州系格付け会社フィッチ・レーティングスは27日、日本国債の格付けを従来の「シングルAプラス」から、上から6番目の「シングルA」に1段階引き下げたと発表した。
日本政府が消費税再増税を2017年4月に1年半延期したが、15年度予算に財政健全化に向けた「十分な財政措置が含まれていない」ことを懸念したためだ。
フィッチは昨年12月、安倍晋三首相による消費税再増税の延期表明を受け、日本国債の格付けの方向性を「ネガティブ(弱含み)」の対象にしたと発表。
格下げの可能性が高まっていた。
欧州系格付け会社フィッチ・レーティングスは27日、日本国債の格付けを従来の「シングルAプラス」から、上から6番目の「シングルA」に1段階引き下げたと発表した。
日本政府が消費税再増税を2017年4月に1年半延期したが、15年度予算に財政健全化に向けた「十分な財政措置が含まれていない」ことを懸念したためだ。
フィッチは昨年12月、安倍晋三首相による消費税再増税の延期表明を受け、日本国債の格付けの方向性を「ネガティブ(弱含み)」の対象にしたと発表。
格下げの可能性が高まっていた。