ネパール中部で26日起きたマグニチュード(M)6.7の強い余震で、目撃者によると、エベレスト(8848メートル)で小規模な雪崩が3回起きた。
25日のM7.8の大地震後、孤立状態にある登山者は恐怖に震えた。
余震発生時にエベレストの標高6000メートルを超すベースキャンプの「キャンプ1」にいた登山者は「余震だ! 恐ろしい。
(キャンプの)3方向で雪崩だ」とツイート。
別の登山者もツイッターで「これまでで最大の余震だ」とつぶやいた。
雪崩はエベレストから約20キロのマカルー(8463メートル)でも起きた。
ベースキャンプにいたインド人登山者はロイター通信の電話取材中に「今、余震が起きている」と語った後、「雪崩だ」と絶叫。
その後、電話口からは悲鳴や雪が通り抜けるようなごう音が聞かれた。
余震の震源は首都カトマンズ東方約65キロ。深さは10キロ。