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Ⅴ ボストン ⑤ ボストン美術館のミュージアム・ショップで楽しくお土産を買った件 ~ぼくのアメリカ~ My U S A Boston

2017-08-01 00:26:03 | 新世界紀行 USA ボストン

⑤ ボストン美術館のミュージアム・ショップで楽しくお土産を買った件

ボストン美術館ですが、観光バスで行っていたため、ぼくは正面玄関ではなく、脇の団体入口から入っていきました。

が、何やら天井にただならぬ雰囲気を感じて見上げると、オオッ! リュックサックでできた巨大な蛇!

そして、休憩できる軽食コーナーがあり、右側のガラスの向こうにミュージアム・ショップがあります。

「やっていいこと・いけないこと」の一覧のネオン・サインがあり、

ここでもフラッシュはだめですが撮影OK。絵を見ながらの食事はだめだけど、トークはOK。日本の美術館って、話していると「静かにしてください」と言われることがあるけど、美しい美術作品を見たら、誰でもこの感動を、一緒に行った人と語りあいたくなるものです。だから「トークOK」って嬉しいですよね?!

さて作品鑑賞後にミュージアム・ショップの中でブラブラしていると、レジのコーナーの内側から“何かお探しのものがあれば、お手伝いしましょうか?”と親切にも声を掛けてくれる方がいらっしゃったんです。振り返ると、上品な紳士が、温厚そうな笑顔で立っておられました。他でそのようなことが無かったので、ありがたいな、と思いながら微笑みだけ返して軽く首を横に振りました。

しかし、せっかく声を掛けてくれたんだから、こちらも英語で返すべきですよね。すみませんね~※と思いながら、ここでのお土産はショップ入口にあった、コンピューターのマザーボードをモチーフにした置時計にしました。メモリ増設のために、デスクトップ・パソコンの内部を開けて覗いたときに(マザーボードって綺麗だなぁ)と思った時がありましたが、同じ美意識の人が時計にしてくれていたので、購入。

レジに持っていくと、先ほどの男性がいて応対してくれましたが、この時計は形が複雑なので、梱包でお手を煩わせてしまったんですよ。そこで“Thank you”と言うと“You are welcome-って、これ、お客さんの言うことで、私のセリフじゃないよね?”と言いながら、頬を赤らめてハハと笑う姿に、横にいたスタッフの女性もハハハと笑って、ぼくも愉快な気分になってきて、三人一緒になって笑いました。

この男性は、ぼくが50ドル札を渡した時も、“硬貨でのお支払いはございませんか?”と声を掛けてくれたり、時計を買うときに付属の乾電池を入れて動くかどうか確認をしてくれるんですが、どうやら電池切れのようだったので、新しいものを2つ入れておきますね、とゆったりとしたゼスチャーで示してくれたりなど、言うことなすことgentleな感じなんですよ。

最後に“Thank you very much”と言いながら、ボストン美術館の袋に入れてうやうやしく時計を手渡してくれました。

最初から最後まで、紳士な人柄がにじみ出た応対だったな~。Mr. Bostonと呼ばせていただこう。ぼくもミスターには、“Thank you”と返すだけでなく、買い物のついでにちょっとした会話を楽しみたかったなぁ~※

例えば、“ボストン美術館来たかったんですよ~ 日本でよく貴館の所蔵作品の浮世絵の展覧会をしていてね。長年の夢だったけど、ついに来れましたよ!” “『ラ・ジャポネーズ』、サイコーですねぇ! あれほどの美人画は、なかなか日本にまで出張してきてくれませんよ。他にもこれほどの芸術作品に囲まれてお仕事できるだなんて、羨ましい~” などなど。

今度来るときには、ボストンさんと何でも日常会話ができるくらいにはなっていたい。小学生の時にぼくはスヌーピーが大好きで、お小遣いを貯めてはデパートの洋書コーナーに行ってシュルツ作・谷川俊太郎訳の『PEANUTS』シリーズの漫画の単行本を1冊づつ買って、全巻揃えてました。

小さな頃から大好きな国、憧れの国ではあったけど、ボストンさんとハーバード大生協のキティちゃんのお蔭で、アメリカの印象ひいてはボストンの印象が、さらにぼくの中でウナギ上りに上がったことは間違いないです。

(Lauren Kalmanの“Tongue Gilding《金箔の舌》”。ボストン美術館所蔵。家族への撮影ショットお披露目会してる時に、この作品がウケてました。でもウケ方が「唇とアゴだけでスゴい美人ってわかるよね~」と、金箔を盛り付けた舌より、モデルさんの方に目を向けた発言をしていましたが。)

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