Project+認定者活用事例(1)

2008-11-26 14:54:55 | Project+
3連休の2日目に横浜市の金沢自然公園に行ってきました。この一週間で一番の“小確幸”は、海が見える展望台でお弁当を食べ、その後にシャボン玉で遊んだことです。太陽の光がシャボン玉に当たりとてもきれいで、周りにいた方々もニコニコ見ていました。皆さんに幸せをお裾分けした感じです。

さて、今日からCompTIA Project+認定者のスキル活用例をご案内します。この活用例は、米国本部の資料を翻訳したものです。
今日は、“引越し”プロジェクトでのスキル活用です。

=スコープ・クリープを起こさないために=
Flora Vasquez(フローラ・バスキーズ)氏
オペレーション・マネージャ

フローラは、100 名近くの社員がいる投資会社で働いています。彼女は、オフィス設備やワークステーションのメンテナンス、オフィス備品の発注、ビル問題に関する管理者とのやり取りなどを仕事としています。

ある日、社員の3 分の1 が別オフィスに移動することが決まり、フローラには残りの3 分の2 にあたる社員の他フロアーへの移動が任されました。フローラは、次のテナントが入る前までの2 週間でこの引越しを完了させなければなりませんでした。

引越しの一週間前になり、彼女の上司テッシュ氏が、移動先フロアーにある休憩室の一部をヨガスタジオにしたいと相談してきました。フローラは時間内および予算内にこのプロジェクトを終えることができるか心配になりました。

幸運なことに、フローラも彼女の上司もCompTIA Project+認定者です。このプロジェクトの要件は明確に定義され、プロジェクトの開始やスコープ定義において、テッシュ氏を含むすべての利害関係者による同意が得られました。

フローラはヨガスタジオ建設のための要件を収集し、そのコストやスケジュール面における影響をプレゼンで提示しました。結果、フローラの情報に基づき、テッシュ氏はヨガスタジオの延期を決めました。

CompTIA Project+認定資格により、フローラは、実行段階のスコープ・クリープを避けるためには、プロジェクトの早期段階で、明確かつ正確な要件を収集し、利害関係者からの同意を得ることで、適切にプロジェクトを立ち上げることができることを学びました。また優れたコミュニケーションスキルにより、目的が明確でコントロールされたプロジェクトを維持することができます。そして、テッシュ氏とフローラはCompTIA Project+認定者であるため、共通言語を持ちます。これはテッシュ氏がフローラの懸念事項を素早く特定し、理解することを意味しています。

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Project+の良いところをお客様に見つけていただきました

2008-11-19 00:53:03 | Project+
「色々と大変だろうけど、小確幸を見つけながら、楽しく行こう!」。友人から私の誕生日(16日でした)のお祝いにもらった言葉です。“小確幸”は“小さいけれど、確かな幸せ”の意味で村上春樹さんの造語だそうです。例えば、風呂上りのビールも、休日の寝坊も、信号を待つことなく車を走らすのも・・。
そういえば、日常に追われていると、ふとした幸せに気付かないな~と思い、早速今日意識しながら過ごしてみたのですが、ほんのささいなことなのですが、周りを見ていると、色々と幸せな小ネタがあり、今まで何で幸せと感じなかったのだろう?と悔やみました。皆さんも意識してみては如何ですか?

さて、CompTIA Project+のテキストも発刊がされ、企業研修のご提案も具体的にできるようになり、お客様に対してProject+のメリットをお伝えするのにさらに熱が入っています。その中で、私が最近まで抜け落ちていて、お客様が有意義であると感じるポイントがありました。それは、「半年程度のプロジェクト期間」というところです。

Project+の活用には、たくさんのメリットがあります。コストもそうですし受験の利便性も。
内容としては特に
-プロジェクトメンバが10名前後といった小・中規模のプロジェクトで、プランニングから実行を問うところが、各企業で実施されるプロジェクトレベルに合っている。
-問題が起こることを前提として、期間内での実行・管理能力を評価する
この2点がメリットと捉えていました。
今は、これに“6ヶ月”という期間を強調しています。あるお客様曰く「まず、大抵半期毎に結果を出さなければいけないものが多い。あと、2年とかの期間であれば、何かの問題が起きてもそれほど影響はないけど、半年だと早急な問題への対応が求められるから、スキルが必要だよね。これができれば、確かに一人前だね。」
問題が起こることが前提での6ヶ月のプロジェクト。確かにシビアで、スキルが求められます。

次回からは、米国本部の資料ですが、Project+の様々な業務での活用事例をご紹介したいと思います。簡単に予告をしますと、引越しの担当者の話や不測の事態に対応し目標達成をする営業グループの話などなどです。

ビジネス・コミュニケーション・スキル診断で気付く

2008-11-12 19:16:48 | ビジネス・コミュニケーションスキル診断
先日幼稚園の秋祭りがあり、催し物の一つに、10円で落ち葉やどんぐりなどの実などでオーナメントを作れるところがあり、息子と一緒に入りました。親の威厳を保つためにも周りに目もくれず真剣に取り組む私。飽きる息子。それでもやり通す私。ウェルカムボードを作ったのですが、完成したときに息子から「お父さんすご~い!」と言われたことも嬉しかったのですが、幼稚園の先生から「あら、すご~い!」と言われたときは、子供のように喜んでしまいました。今は、家の玄関に飾ってあります。

最近私は、来年度の人材育成でのCompTIA認定資格やBCSAのご提案に、お客様先に伺う機会が増えています。その際、ビジネス・コミュニケーション・スキル診断で再認識したスキルを積極的に使っています。それは、「質問の活用」です。お客様がおっしゃることに耳を傾けよう、と言っても、話していただける環境をつくらなければなりません。また、質問でニーズを引き出すことができれば、ピンポイントでそのニーズに関連付けたご案内をすることで、お客様の関心度も理解度も上がります。
日本支局で活動をして7年になりますが、CompTIA認定資格としてはポリシー、お客様のよくある懸念などはすべてが頭の中に入っています。ですので一時期、どの方にも対応できる、質問を一切受けないだけのご案内の雛形をつくり、トクトクとご案内する方法をとっていました。
作問委員の皆様の議論は、自分がお客様のニーズに合わせた内容の強弱を付けていないことを気づかせるには十分でした。
今は、お客様とのやりとりが活発になっていますので、改めて「外回りは楽しいな~」と思うようになっています。マンネリなしです。
最近ホームページにアップされました、ラックさんのインタビューでも鈴木さんがBCSAで診断を受け、「質問の活用」についてお話されていますよ。

私のプレゼンテーション

2008-11-07 15:01:54 | CTT+
私と息子はとても顔が似ています(らしいです)。私と面識のない奥さんのお友達から、「昨日の××時頃、駅前で旦那さん見かけたわ。きっとそうよ。」と奥さんが言われたそうで、確かにその時間に私が駅にいたりするわけです。“きっとそうよ”、と言われるくらいって・・。

この1週間でセミナーの講師を3回したのですが、私は多くのセミナーで「穴埋めレジュメ方式」を採用します。これは、ある方の講演を拝聴した際に行っていたのと、セミナー後ご案内を振り返っていただく際に、投影データの印刷ですと振り返りづらいかな、と思ったからです。講演を進行しながら穴を埋めていくのですが、プレゼンテーションソフトのデータはほとんどを投影のみとし、穴埋め箇所の強調となるもの、そして視覚に訴えるものを作っておきまして、ところどころでしっかりと画面をご覧頂くようにします。そうしますと、私の進行に耳を傾けていただいたり、画面をご覧いただいたり、手を動かしたりと、メリハリをつけることができ、内容にも強弱をつけられます。
また、CompTIA認定資格の類似問題を散りばめ、頭を働かせていただきながら理解を深めていただいたり、場の雰囲気によりますが、ある質問を投げかけて隣の方とペアワークをお願いすることもあります。

CTT+の出題範囲やVBTの12のスキル基準を見ますと、「2つ以上の媒体を使う事を心がける」、「受講生を授業に参加させる」など、私が実践していることについての関連記述があります。皆さんもよろしければ、参考にご覧になってみてください。