農家民宿 「椀de縁」 シェアハウス・ゲストハウス (バックパッカー、ライダー寝袋持参、自炊可)

漆器、茶事、田舎暮らし(河和田型グリーンツーリズム)
うるしの里で、面白いことしよっせ!

肝心な時に、、、(泣)

2015-04-20 | 農家民宿・椀de縁


私、携帯を紛失してしまい、4月14日(火)以降、何方とも連絡取れずにいます。
一応、こま膳(0778-65-2844)の電話番号載せておきます。
しかしながら、椀de縁やシェアハウス、畑等々行ってますので、
電話に出れない確率たかいです。
FBで繋がってる方以外は、多分連絡とるの難しいと思います。
ごめんなさい、、

そして、エープリルフール以降、素晴らしい出会いの数々、不思議なご縁を
多々頂いたのに画像がありません。、
8日~11日まで逃避してた、八重山諸島の美しい写真もお見せできません。
携帯で撮ってたので全て、オジャンです。。トホホ。



とりあえず、急展開の日々を、私の備忘録として綴っておきます。

4月1日から、椀de縁屋根裏快創改造計画。第1弾、
「土壁作り大作戦」のお手伝いに来てくれた、ポーランドから来たボイちゃん。。

日本庭園、日本文化、伝統的古民家、お茶等、古き良き時代の日本が大好き。
京都が1番、鯖江が2番だって!
初めての日本。都会は行かない。。
岡山の後楽園、石川の兼六園、水戸の偕楽園を見てから帰国するそうです。

当初、我が家に4月1日から14日まで居る約束でしたが、なぜか椀de縁を気に入って
しまい、帰国ギリギリの22日までいることになってしまったのです。
まだ見てない、水戸の偕楽園に行って24日にポーランドに帰るという強行手段?
しかも、関空で!!!ですよ。。

ポーランドの自宅の庭に日本庭園を作ると意気込んでます。
日曜大工とガーデニングに長けていて、椀de縁と、こま膳の坪庭と店内を
好き勝手にしてしまいました(笑)
それも素晴らしく。

近所で壊してしまう民家から、床板や掘り出し物をとってきた時は
「ファニー、ファニー・・」と大喜び。









(画像は、これ以降ありません。フランス人の、ハンサムガイと、可愛いレディの
建築家とアーティストのペアは絵になるくらいステキでしたのに、、、)


店の坪庭改良?に至っては、椀de縁で使ってないものを
持ってきたり、そこらへんから何か拾ってきたりで、
今我が家にあるもので改造してくれました。。
棚も整理整頓してくれました。

「必要なものは、私の知ってる建具やさんで余ってる良さげな物譲ってもらえるよ~」
と連れていこうとしたら、、
「NO~」
っと言って、当店の脇に山積みにされてる廃材(ストーブの焚き付け用)のなかから、
垂木を取り出し、4本に組み合わせて柱代わりにしたり、小屋から古い戸を持ってきて
仕切りにしてくれたりと、お金をかけず創意工夫で、変身させてくれました。。

そして、まだやり残してるから、秋にまた椀de縁に来ると言い出してしまったのよね(笑)

「秋に、来たとき、ちらかしてたら、承知しないぞ!」ってお小言まで頂戴しました。。
そして私は「秋にボイちゃんが来てすること無かったら困るでしょ?だから多分
又、散らかってると思うよ(笑)!」って言っておきました。

ああ、因みに、ボイちゃんはポーランド語と英語しか喋れません。
私は日本語と福井弁しか喋れません。

我が家に来たときは「納豆、NATOU」と「よもぎ、YOMOGI」しか知らなかったみたい。
私は「木、KI」「山、YAMA」「家、IE」をまず始めに教えました。聞かれたので。

そうなんです、ボイちゃんは日本語全く知らず、私は英語喋れずで過ごしていたのです。

私の知ってる英単語と、お互いのジェスチャーが、へたに英会話で話すより
なんとなく、相手はこんなこと言いたいのかなが解る気になってました。。

多分チンプンカンプンで全然違うこと言い合ってる時が多かったかも(笑)
でも、ジョークは通じてたみたいです。

なんやかや1週間近く、過ごしてました。

そして頼りになる、ロッククライマー女史(チーママ)に、通訳や店番等
を任せ、オフィシャルゲストが来ると入れ替わりに、しばし
逃避行してしまったのです。

続く






















農家民宿オフィシャルゲスト第1号

2015-04-09 | 農家民宿・椀de縁




2015年(平成27年) 1月2日。
農家民宿、「椀de縁」開業以来、風来坊?と言うか、浮浪者?と言うか、
脱サラ君?と言うか、居候が来ては泊まったりしてたのですが、
肝心の宿泊客が来ないのですよ、、。

どんな客層に来てもらいたいか?
うちの方針。
(遠慮しない、無理しない、家族の様に過ごす)
を、承知して下さる方でしたら、何方でもよいのです。

農家民宿は、ホテルや旅館と違います。民泊みたいな感じかな?
宿泊料を頂くので、旅館業の許可を取ったまでです。

上げ膳据え膳、各種サービスを受けたい方は
どうぞ、ホテルや旅館をご利用下さいね。
色々な体験に参加だけでも構いません。

以前、「Ahちゃん宿泊料幾らとるんや?」と聞かれて、

お金一杯持ってる(払ってくれる)方からは、お金をタンマリ頂き
(頂くからには、着物をキチンと着て茶事でもてなす等)

若者や、モノ作りがしたくて長期滞在したい人には
安くし、

お金がない無い方は、タダで泊めてあげても、いいかなぁ~?
なんか面白そうだよねっ。
知恵や力で払って貰うか、 出世払いでもいいかもよっ!(^_^)

、、なんて話ししてて、だからAhちゃんち今まで、ずぅーーっと
お金の無い人ばかりが泊まってるんか??(笑)
そいでもって自分はバイトに行く始末。
とか言われて、でもお金以上に、素晴らしいもの戴いてるし、
娘には、オカンがバイト代出さにゃならんでしょーよ!
とか言われる次第。


でも、ついについに、農家民宿として、宿泊される大事なお客様がいらしてくださったのよ。

ところが、わたしは宿泊の翌日は前から決めていた旅行に行くという、
なんともはや、記念すべき、忘れられない、お客様第1,2号様になってしまいました。。

私がいなくても、泊まると言って下さったんですよ。
だって、旅館やホテルと違うんですもの、農家民宿は。

我が家にお泊りに成る方は、
・遠慮しない
・無理をしない
・その日は家族の様に過ごす。

が原則です。
でもって、翌日帰る予定のお客様、ジュニアは、土壁作り大作戦に参加してくださり、
庭に、土と藁を混ぜるための穴、プールを掘ってくれました。
しかも、以前イタリア料理店で働いていたジュニアは、皆の為に
夕食まで作ってくれちゃいました。
その上、チェックアウトしてたお父さんまでも、夕飯食べに戻ってきてもたという、
何とも愉快な、椀de縁宿泊、第1号2号様でした。。

私の留守中、てんややんやで、皆さんを楽しませてくれ、私の代わりに
家を守ってくれてた、ロッククライマー女史に感謝感謝です。。

チーママありがとう。







おもてなしをしない?おもてなし?!

2015-04-03 | 農家民宿・椀de縁


ID:3lsrr6


外国人だろうが、日本人だろうが、我が家に来たら
皆一緒ですよ。
私の出来る範囲で対応させていただきますよ。

むしろ、外国人には私の手抜き対応(ズボラ?)
が、受けるみたい(^_^)
(そんなに、受けねらい?ばかりしてる訳ではないすよ、笑)

朝食ぅ~



おかずは菜の花のお浸しぐらいです。
あと納豆は、パックのままドカンと!

フタをはがして、付属のカラシやらダシ?やらも自分で入れてもらいます。
息子が、納豆を箸で、グルグルかき混ぜると、
負けちゃならねと?
暫く、グルグル大会が始まり、凄い粘りが出た方が
美味しいとの、息子の説明に納得したようです。
(ほんとかよ?(^_^))

初めて食べる、菜の花。
ポーランドでは、オイルの原料(菜種油の事を言ってると思います)に
するが、葉っぱは食べないとか?


梅干しも、ポーランドには、梅(プラム)の干したのは
砂糖漬けで甘く、日本は塩だといって食べてました。

注(多分、そんな事言ってるんだろうな?の私の解釈)


お茶の稽古だったので、誘い、初濃茶に
「ストロングティー(濃茶).グレート」
エクセレント、インタレスト、ビューティフル、ワンダフル。

心と思考(頭?)のバランスたらなんたら?
ハートと頭を指さし、バランス、バランスと言ってました。


ボーランドでは、部下に命令しなくてはならない日々に疲れた、
日本の田舎で、竹で色々なもの作ってるほうが、心が和む?

注(多分、そんなこと言ってるんだろな?)

来週、真竹の結び方の指導をオッサンがしてくれるので、誘ってあげよっと!


「ゆー、ポーランド、ボス、ノー?

ジャパン、バンブーメイク、ベリー、ハッピー?」

で、「オー、イエス、イエス」
師匠の漆塗りの立派な家も好き。
椀de縁の、ボロボロハウスも素敵だと?
(床がボコボコ、土壁が剥がれ落ち穴が開いてる所見せて、
これを、ボロボロと言うと教えた、笑)


都会より田舎
コンクリートより木の家
プラスチックより土や藁
が素晴らしいと。

ポーランドに帰ったら、日本の庭を作りたい。
灯籠置きたい。
枯山水?のように、砂に模様を書いた庭を作りたいそうです。







花見の茶事の為に、ボイチェフが師匠の裏庭に作ってくれました。

毎年、師匠は1人で作ってる。
苔庭も師匠が作ったと聞くと、素晴らしいを連発。
師匠の息子さんが、マイマザー、アイアンウーマンと言うと、
ボイチェフは、Ahのお茶の先生は、スーパーウーマンだと言ってました。
教養のある素晴らしい先生と大絶賛でした。






こま膳の、坪庭の所も竹垣しましょうと言ってくれましたが、
長持ちさせたいので、秋の竹にしますわな。



夕飯は、お好み焼きだけ。
かなり手抜きで、すみませんねぇ~。
初めての日本だから、何でも興味深々?

日本は、フジヤマ、ハラキリ、セップク、クロサワアキラ、?
は知ってると。
でも、日本人が皆、私みたいなズボラな人ばかりでない事を
助っ人通訳が来たら、説明しといて貰おう(笑)

彼は色々な日本人を見てみたいんだろうから?
まいっか!


お好み焼き余ったら、翌朝の朝ごはんだよ~
。ok~。


ボイチェフの好きな、かつお節?!にオン、ザ、ライスでもいいか?
。ok~


てな感じ。







お茶も、「ミニ、ティーセレモニー、、」
と言って、茶漉しをグルグルして、、






とか、何とか言って、息子に渡してましたわ(笑)




何か、初めての海外からの、居候、
かなり、日本かぶれしてます(笑)




うちに来る前に京都に立ち寄り、寺院めぐりをして、
宇治の上林と言う有名なお茶屋さんにも行ってきたそうです。
しかも、お香を見せて、これは何の木のパウダーなのか
私に尋ねる始末。そして部屋にお香を薫く。



???

お茶が好きで、竹で何でも作り(細い竹でバックの持ち手にするらしい)
たがり、お香を焚く。

何時ぞやの、風来坊も、そんなんだったなあ~
うちに来る、居候そんなんばっかりか??(^_^)




でもって、ボイチェフは、無理して正座してたから、今膝に
サポーターして、息子のお下がりの自転車漕いでます。(^_^)







海を越えてやって来たよ居候!

2015-04-02 | 農家民宿・椀de縁




ID:3lsrr6

「椀de縁快創改造計画」第一段

土壁作り大作戦のお手伝いに、遥々海を越えて
やって来てくれました。welcome です。
初日本上陸だそうです。





ボイチェフさんです。
とりあえず、私より英単語を知ってる次男坊に
相手させときました。

英語喋れる、甥っ子の家でwelcome な宴で歓迎です。
「明日からは椀de縁では、納豆位しかおかずないからねぇ~、
tomorrow 納豆Only!ok?」と言ったら、納豆食べれるとの事で一安心。
ヨモギも食べたと言うことで、近所の爺ちゃんに山菜採りに連れていって
もらおっと(^_^)


居候はゲストハウスで寝てもらう予定ですが、
椀de縁に泊り客いないので、暫くは古民家で暮らしてもらいます。
ナイス、ナイスを連発で喜んでくれました。
仏壇を見て
「おーー、スモールテンプル、ビューティフル!」
と感激してくれました。

私の思ってたとおり、海外の人は、日本の田舎を見て見たいのです。
東京、大阪、観光地は大体知ってるのよね。
関西圏から北陸圏に連れてくるチャンスよね。

それも、派手に飾りたてなくていいのよ。
ありのままを見せればいいのよね。


築150年の我が家が、生(活)されるのね。
綺麗な新しい家より、藁と土と竹の壁に居候は
好奇心を昂らせているようです。


椀de縁を、新しくするのでなく、出来る限り元に
戻してあげられたら、ご先祖様も喜ぶやろな(^_^)


彼は、ポーランド語と英語しか話しません。
私は、日本語と河和田弁しかわかりません。



河和田に向う途中、、
彼に、ハウスはイエ(家)と教えました。

「マイハウス イズ グルーーッと メニー メニー
スモール スモール マウンテン、、(^_^)」
と言ったら、

「オーッ ヒル??!」って返ってきましたわ。

「ここは日本なんだから、日本語喋ってねっ!」
と言ってはみたものの、
何言ったか分かるはずもなく、、笑うしかないわな!

でも、「夜、オバケが出るかもしれませんが、気をつけて寝てくださいねぇ~
おやすみ、グッナイッ!」とジェスチャー交えて
言ったら、、
「オオーー、ゴースト?!笑」
って、通じたみたいやわ。ブハハハ



さてさて、これから暫く、手話でなく 全身話?になりそうです。
どうなる事やら、、?!
こうご期待(笑)