農家民宿 「椀de縁」 シェアハウス・ゲストハウス (バックパッカー、ライダー寝袋持参、自炊可)

漆器、茶事、田舎暮らし(河和田型グリーンツーリズム)
うるしの里で、面白いことしよっせ!

今年も「中道アート」に参加します!

2012-08-31 | ふる里体験の家 「椀de縁」

今宵は、ブルームーン・・・ですが、空はちょっと雲が架かってるみたい?残念・・
月って、神秘的で幻想的でソソラレル(笑
何処行っても付いてきてくれるし、同じに照らしてくれる。
以前、太陽か?ってくらい、大きくてオレンジに燃えてるような月を見た。
真っ黄きの鏡?のような月も見た。
皆さんも、たまにはゆっくり夜空を眺めてみてわ??


さて明日から9月というのにまだまだ暑い福井です。
今年も「椀de縁」は中道アートに参加させてもらいます。




うるしの里河和田 人でにぎわうまちづくりモデル事業  (お国?の助成対象事業です)

ここ河和田地区は1500年の歴史と伝統を誇る越前漆器産業が盛んな町です(でした?)
景気の低迷で出荷高最盛期(H3年ころ)は150億ほどあったのが20年で三分の一位になってもたのよ。
(逆に言うと5千数百人のまちで150億の出荷額があったてのが凄いんじゃ?漆器でだよ!!)

人口もここ20年ほどで1000人以上減ってるのよ。5800人から4700人位になってしまったの。
年寄りか、跡取り長男?以外は町へ出て行ってしまうんか??

景気低迷、生活様式の変化で漆器の町は厳しい状況になってます。

そこで地域資源や人材を活用した、集客事業を実地して交流人口の増加や、売上UP作戦で
地域活性を狙ってるんです。

まさしく「椀de縁」と想いは一緒ではないですか!!
乗っからない手はないですがな。
出来ることは喜んで、協力させてもらいます。

事業内容は・・
イベントを活用した交流人口の増加対策・・「中道アート」
・漆器店や職人工房、商店等を解放して、越前漆器を知ってもらいます。
・河和田アートキャンプの学生さんの、展示会や、作品発表等。

このイベントに「椀de縁」は参加、協力させていただきます。




・・こんな感じの「椀de縁」独自のプログラムを「中道アート」で実地します。

アートキャンプの学生さんの美術作品、及び「産業とアート」チームの石田縞織の作品発表場所にも提供します。


この、石田縞織は鯖江の有形文化財にしてもいいんじゃないかな??(個人的意見)って位素晴らしいものです。
学生さん達の素晴らしい作品を見に来てほしいです。
90歳を過ぎた、親戚の伯母さんは、女学校の時にこの石田縞織で出来たの学生服を着てたって言ってました。
ぜひ伯母ちゃんにも見に来てほしいな。


ヤギちゃんも、遊びにきます。今流行?のヤギちゃんです。
癒されにきてね。限定ヤギグッズ(手作りポプリやバック)も用意してお待ちしてます。

昨年のように台風がこなきゃいいけどねぇ~







月々に 月見る月は 多けれど 月見る月は この月の月

ダブルブッキング??じゃないけど・・

2012-08-18 | ふる里体験の家 「椀de縁」


怒涛のお盆が過ぎていきました

前記事ように、6~17日まで、金沢大学のまちづくりインターンシップの学生を受け入れてました。

そして16日の、留学生と外語大学生の、漆器体験とお茶席体験も無事滞りなく済みました。



インターンシップの学生さん、17日の報告会、プレゼンテーションの作戦練ってました。


金沢大学生さん、留学生さん、東京外語大学生さん、アートキャンプの学生さんとワークショップしてるちびっ子。
「椀de縁」は小さな小さなキャンパスになってましたね~~



漆器体験、お茶席体験の様子は下記からどうぞ~~

きらきら星のつぶやきさん


鯖江大好きキキのブログ


お二人とも、鯖江大好き、どげんきゃせにゃならぬ精神旺盛。頼りになります。

「椀de縁」が目指してた
・地域人材と資源を活用した地域活性。
・地場産業の活性
・地産地消の推進
・都市農村交流
・ふるさとを愛し誇りに思う子供、市民の育成

・・・に繋がる活動に1歩近づいたんじゃないかなって、


都会の学生さん留学生が来てくれた・・都市農村交流、国際交流ですよね。

漆器体験・・地場産業の漆器をしってもらえた

職人さんとのふれあい。
お茶席 ・・日本文化に触れてもらえた


ここでも、越前漆器を紹介。我が家で数十年使ってる、蒔絵付きの塗り盆。
お菓子は、地元で採れた紫蘇で作った、シソ寒天・・たった一口だけど地産地消!・(笑) 



現代的な白木のトレー。お膳、お盆、お皿、敷物、八寸とさまざまな用途に使えます。
特に夏の茶事には白木はむいてます。

近所を散策・・、外から来た方のほうが、地元の良さを見つけてくれる?ふる里を愛し誇りに思う
敷山神社周辺の景観にうっとりしてくれ??「ジブリの森みた~~い」ですって。
何てことないお寺横の坂道を、「なんかいいですね~~」って(笑)


何しろ、学生さん達が、喜んで楽しんでいってくれたことが1番です。
受けいれる私達までもが、楽しませてもらい感謝してます。

色々な方と出会えるって幸せですね。「一期一会」を大切にしたいですね。


・・でお盆の間働いた自分へのご褒美?で、スパニッシュコネクションのライブに行ってきました。








お盆突入~~

2012-08-14 | 気ままに・・

先日、うちのバカ息子が「我が家お墓だけ、草ボーボーだよ」って言ってきた。
言ってきただけ。そうその後の「草むしり行ってくるわ」が抜けてるのだある。





よそ様の所はスカ~~っと、清々しい。すでに花も添えれれてる墓様もチラホラ見える。
もう、汗ダクダクになって、草むしりました。
墓様と、ブツブツ話込んでる変なオバはんでした。


いつか解らんが、いずれ入る場所。いつも仏様はホットケ~~の我が家だが、
節目節目の仏事は並でいいから、やらんとな。

しかも今年は新盆。父ちゃん(旦那)が数日帰ってくる(もう来てる?)はず。
1週間ほど前から、大学生3人我が家で寝泊まりしてるし、小屋ではアートキャンプの学生と
ちびっ子が、楽しそうにワイワイやってる。
父ちゃんビックラこいてるだろうな?って、喜んでるでるに違いない。
なにしろ賑やかなのが好きだったからね。

先月もご近所の3世代家族20数名集まって、我が家でドンチャン騒ぎ(笑)秋吉、プチBBQ,そうめん流し
と盛り上がった。

今日は嵐の前の静けさ???いやいや、朝からなにやら何かしてます。

15日は、坊さん(福井では坊さんのこと、ごえん(縁?)さんと言います)に来てお経してもらい、納骨もしてもらう予定。父ちゃん(旦那)の姉弟家族が集合します。
大したものは作らんけど、何か作らんとね。仕事で来れん人もいるから15~6人てとこか。
皆でワイワイ楽しいです。甥っ子姪っ子も成人して、お年玉貰えるおはうちの高3のチビちゃんのみになってもた。


16日は、留学生と外語大学生30名が、「椀de縁」の体験プログラム利用されます。
日展作家・富田立山氏工房にて沈金、伝統工芸士・塚田一峰氏工房にて蒔絵体験。
(両氏には、お盆で忙しいなか、快く引き受けてもらい感謝しております)。
我が家でお茶席体験してもらいます。

今日、明日はお茶の、しつらえ準備なのですが・・明日も部屋使うし・・ドヒャ~~って感じ(笑)
しかも、17日まで、学生さんいるから、荷物がごそっとなんよ。
当日早起きして、やるっきゃないね。
師匠のところでシュミレーションさせてもらうとしよう!

17日は、スパニッシュライブで、文化センター

18日も、子供まつり?のお手伝いで文化センター

19日は、町会館の掃除(今年、婦人会の持ち回り班長)

お盆週刊、ハードスケジュールでござる。しかも店も開けているでござる。

父ちゃん(旦那)が残してくれた店を、しかと守り続けるのが、私の務めだからね~。






まだヒヨっ子なのに、いいんかいな??

2012-08-11 | 我流茶々

お茶の道に弟子入りして、まだ2年もたってないのですが・・・

お茶のお稽古というより、茶事の稽古に徹してます。(毎回懐石食べてる訳じゃないですよ)
普段の稽古は、食事を抜かした、茶事の流れでしてます。

・掛け軸とお花の用意
・灰型 (炉に使う湿し灰作りは、私はまだやったことない)
・炭点前
・濃茶点前
・薄茶点前

きっと皆さんがイメージしてるお茶、茶道の稽古は、目にされるのは、濃茶と薄茶点前、茶筅でシャカシャカやってるシーンが主だと思います。

茶事は「日常茶飯事」の茶の部分ととらえてみてはどうでしょう。
普段なにげにしてる。「食」というものに、「文化」が入っただけなんだと。
お茶を飲みに来てくださる方の、おもてなしの形が色々あるということです。

本来の茶懐石は、自分の畑で採れた野菜(地元で採れた魚や食材)を自分で
心を込めて調理し、お客様に呈する(地産地消)ものであって、
豪華絢爛な「会席料理」とは別物と考えると、とても気楽にできると思うのです。

極端な話ですが、芋の煮っ転がしと、きゅうりの酢の物でも、立派な茶懐石料理に
なるんですよ。お芋を丼いっぱいドーンと出せば、只の田舎料理ですが、
朱塗りの漆器(伝統工芸品)の小皿とかに(今でしたら、竹で編んだ小ぶりのコースターでもいいですね)
1~2個チョンと載せてお出しすれば、また雰囲気もグッとレベルUPします。

我が町に、人がいらした時、この茶事(風でかまいません)のおもてなしの心を
頭の片隅において、歓迎できたらいいなと、思っています。

「私お茶なんか、ならったことないしぃ~~!」
「堅苦しそう~~」
いえいえ、分相応でいいんですよ。

例えばね、お皿がなかったら、葉っぱでもいいんです。
笹の葉っぱに、地元で採れた「コシヒカリ米」のおにぎりに、自家製の梅干しでも、漬物でもちょっと添えて、
桃源清水のお水で入れたお茶(番茶でも、冷たく冷やしたお水でも)で一服してもらう。

ねっ、ねっ?これなら、田舎のオバちゃんでも普通にできるでしょ?
それに、+αの演出でいいんですよ。


ほんの一寸、ほんのちょっとのヒネリ?をいれて「漆文化」と「食文化」で「河和田」を
アピールできたらいいなあ~って、日々思うのです。


ただ今摸索中・・・





同じ様に見えますが、実は・・・

2012-08-08 | ふる里体験の家 「椀de縁」


首に名札ぶらさげて、町を歩いてたり、自転車乗ってたりしてる子達を見ると、
「ああ~アートキャンプの学生さんやね!?」って思う町民がほとんどでしょうね。
それだけ河和田アートキャンプは浸透されてきてるんでしょう。

でもね、じつは河和田に進入してきた学生さんは、京都精華大学を中心とした
アートキャンプの学生さんばっかりじゃないのですよ。

椀de縁で、ホームステイしているのが、
金沢大学まちづくりインターンシップの学生さんです。




前列3名の子達が自炊してます。
扇風機と、うちわと、蚊取り線香で、猛暑を乗り切ってもらってます。
はい、クーラーなしの部屋ですよ(汗)山小屋生活みたいなもんでしょ!?



小屋で子供たちとワークショップ?してるのが、
おなじみ河和田アートキャンプの学生です





子供たち元気にハシャイでました~。「また遊びに来るぅ~~」って喜んで帰って行きました。

・そして神社近くの、アートキャンプの学生の拠点になってる民家から歩いて数十歩の
近くの民家では早稲田大学の

早稲田大学学生環境NPO 環境ロドリゲス
の学生が子供たちとなんかするそうです。


それと、ふるさと起業家育成事業で 河和田で研修している若者もいるのですが・・・

み~んなひっくるめて「アートキャンプの学生さん」で括られてます(笑)

たまたま我が家に、インターンシップの学生とアートキャンプの学生がきてるので
区別がつきますが、きっとロドリゲスの学生が、うちの庭を通り抜けても
「ああ、アートキャンプの学生さんね!」って言ってまうやろな(笑)





古い家も、ボロい小屋も、壊さんでよかったな~
皆に使ってもらってよかったな~

河和田には、まだまだ昔の立派な古い造りの民家があちこち点在してます。
しっかりとした梁、素敵な庭、旅館と間違うくらいの、古民家。空き家。
なんか、有効活用できんかなあ??

継ぎ接ぎだらけの我が家なんかとても、足元にもおよびません。
だから、我が家を紹介するとき、「古民家」でなしだだの「古い民家」にしてって
言ってる(笑)
どこに違いが??ってか?・・・ニュアンスでわかるでしょ?!

なんてことない我が家でも、好きなんだなあ



そんでもって、来月の中道アートのイベントでも「椀de縁」は参加させてもらいます。
今日は、月刊誌が、中道アートの取材の中で、「椀de縁」も取りあげてくださるとの
ことで、キキさんにも来てもらいました。

その時のようすはコチラ





あいかわらず、肉体労働は私。脳労働はキキさんです(笑)
「送ったメールくらい(ワード??)プリントアウトできるように、しときなさいよ!」
って、せっつかれてます(ブハハハハ)