Re:born

津波被災GPZ900R再生記

ポンプベアリング取替

2014-06-01 21:50:07 | 作業記


夏らしくなってきましたね。


寒がりなため、この時期は非常に大好きです。








自分的にバイクに乗りやすい気温だけど、今日はメンテナンスです。







今日の主役は、こっち。海のバイク。

このブログ、基本的にninjaの事しか書かない予定だったけど、
今日は特にネタも無いし、いいでしょ。 いいよね?笑



このマシーン、Sea DooのGTI-SEっていいます。
1500ccの3気筒で155馬力を発揮するステキな乗り物。

バイクに比べれば絶対的なスピードは出ないけど、道の無い場所を自由に走れる
ということや、着座位置が低いので体感速度は倍くらいに感じられるという
なかなか面白い乗り物です。

スピード以外にも、波を飛び越えて大ジャンプ!という
特技があるんだけど、それはまさに、空を飛べる感覚。
一度その感覚を味わったら、もう海のバイクの世界からは抜けられません…。

地上のバイクももちろん楽しいけど、海のバイクも違った楽しさがある。
どっちも比較できないくらいの魅力があるんだよねぇ。


しかし、こいつ。
昨シーズンの最後に船底からの水漏れが発覚。

面倒な場所からの水漏れだったので、先日ショップに預けて無事に退院してきました。

ようやく水遊びに行ける!って事で先週海に行ってきたんだけど、
なんとポンプ部のベアリングが逝っちゃってて、エンジンかけると
甲高いベアリングの異音が盛大に響き渡るという事態に…。

ポンプ部のベアリングが逝くって事は、バイクで言うと
ホイールのベアリングが壊れて、走る度にベアリング音が響き渡る…ってな感じかなぁ。
そのままにしておくと、ベアリングがバラバラになって大惨事になります…。

結局、先週の水遊びは自分のマシーンには乗れず。。
不完全燃焼なままに帰ってきましたとさ。


修理するのに、またショップに入院させて工賃払うのもバカらしい。
ポンプ部のベアリングだったら自分でできるでしょ…
という甘い考えのもと、分解作業に入ります。






これがポンプ部。

ジェットスキーは、船底部から水をポンプ部に取り入れ、
このポンプから水を噴射し推進力を得る構造なのです。

このポンプはエンジン直結。ミッションなんぞ無い、シンプルな構造です。






操舵部を取り外し、ポンプインペラが見える状態に。






ポンプケース真ん中の三角コーンみたいな部品外すと、ベアリングがこんにちは。


はい。ベアリング内に海水と砂が入り込んで、グリスが乳化してエライ事になってます。
何というか…、ウ○コでも入ってるのかと思ったよ笑






非常に残念な感じですね…。

おまけに、三角コーンみたいな部品を留めてたネジ、海水による錆固着で全部折れちゃってるし。。

ninjaといい、こいつといい、僕の乗る乗り物は何かと海水の錆に縁があるんだよなぁ…笑


折れちゃったネジはドリルで揉んで、ヘリサートかなぁ。
ベアリング交換はどうしよう。。なんか面倒になってきた笑


今日の作業はここまで。
あとは部品入手後にどうするか考えよう。。






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