Coco's eye

美しいと思った事、感動した事、好きな事などを書きとめたブログです。

羽生五輪連覇への提言2

2017-09-06 22:30:45 | フィギュアスケート


記事全文です。

『 羽生結弦(22=ANA)と男子シングルで五輪連覇を達成した伝説のスケーター、ディック・バトン氏(88)は10代で五輪金メダルを獲得した共通項がある。同時にループジャンプの開拓者という点も重なる。

 バトン氏は48年サンモリッツ五輪でダブルアクセル(2回転半)を、52年オスロ五輪で世界初の3回転ジャンプとなるループに成功した。たえずジャンプの新技やコンビネーションに挑んだのは「目の前に、やるべきこととしてあったから」。挑戦を重ね、ジャンプの礎を作った。

 羽生も男子フィギュア界の新たな「4回転時代」をけん引する。きっかけは15~16年シーズン。ショートプログラム(SP)で4回転を2本、フリーで3本、計5本を入れた各プログラムで世界最高点をマークした。翌16年秋には、世界で初めて4回転ループに成功。17年4月の世界選手権ではフリーで4回転4本をそろえ、世界最高点を更新した。自身も技術の開拓者だったバトン氏は、羽生を「細身で、お尻が小さいからジャンプに有利」と分析。4回転ジャンプも「かっこいい」と評する。

 羽生が4回転ジャンプの種類、本数を増やすたびに、他の選手も負けじと対抗。こうして、フィギュアスケート史上、最も高難度のジャンプで争われる時代となった。ただ、著しい進化はバトン氏の想像を超えていた。今の男子の4回転時代について「過剰。やりすぎ」と警鐘を鳴らす。「フィギュアスケートは、あくまで演技(パフォーマンス)なんだ」。引退後も半世紀、解説者として競技を見つめてきた目からは、やる方も見る方も「息をする間がない」ぐらい緊張を強いられると感じる。

 03年以降の新採点方式は得点要素がより細分化され、曖昧だった部分がほぼ数値化された。「昔のフィギュアスケートは技術と芸術表現、2つの面があったが、今はそれに得点という新たな面が加わった。スケーターは得点を得るために動くことになる」。羽生らトップ選手は「みなクリエーティブ能力を持っているのに、それを出すのが難しい」と同情した。

 それでも最終的に勝敗を分けるのは、演技そのものだという。バトン氏は「演技に、いのちを吹き込め」と語る。いくら点数で測っても、勝つのは「人をひきつける演技」だと力説した。
(つづく)【高場泉穂】


 ◆ディック・バトン 1929年7月18日、米ニュージャージー州生まれ。48年サンモリッツ五輪フィギュアスケート男子シングルを18歳202日の史上最年少で制し、52年オスロ五輪で連覇を達成。世界選手権は48年から5連覇。世界で初めて48年に2回転半、52年に3回転ループに成功した。23歳で現役引退後は解説者として活躍。』


羽生選手は、ものすごくクリエイティブな能力を発揮していると思いますけど?
勿論4回転ジャンプだけでなく、人を惹きつけて離さず自分の世界に連れ込む
すごい演技力を持っていますけど???
演技力が無くて高い点数が出る競技では無いですけど?????

バトン氏が本当にこう語ったのか、それとも記者の創作が入っているのかは
不明ですが、あまりに理解できていないのねぇ。ちょっとがっかりですわ。。。


ちょっと、気持ちを静めるために
“#脳を休める方法で一番簡単な方法はかわいい写真を見ること”のツイートを。







ホックりしました~。😍😍😍


今日も周りの雑音に気を取られることなく、良い練習ができていますように。
カンバレ YUZUuuuuuuuuuuu!!!



*記事とツイートは感謝してお借りしています。ありがとうございます。

羽生五輪連覇への提言1&2

2017-09-06 08:31:37 | フィギュアスケート
昨日のバトン氏の提言①の日刊スポーツウエブニュース版。記事全文です。

『<羽生五輪連覇への提言(1)>

 18年平昌五輪フィギュアスケート男子シングルで66年ぶりの連覇を狙う羽生結弦(22=ANA)のシーズンが始まる。伝説のスケーター、ディック・バトン氏(88=米国)は羽生と同じく10代で五輪王者となり、続く2度目の五輪も制した。羽生の金メダルへの道しるべとなるバトン氏が、メッセージを送った。今日5日からスタートの長期連載「フィギュアに恋して」では、羽生ら日本人選手の動向のほか、競技の話題をさまざまな視点で取り上げる。【取材、構成=高場泉穂】

 あこがれのスケーターの存在が連覇を確信させた。今年4月にヘルシンキで行われた世界選手権。3年ぶりに王者に返り咲いた羽生は、一夜明け会見でバトン氏の名前を口にした。「ディック・バトンさんも世界王者として(2度目の五輪に)臨んだ。そういった意味では、すごくいい験かつぎです」。

 フィギュアスケート界でこの2人しかなし得ていないことがある。10代での五輪優勝とループジャンプの開拓。バトン氏は世界初の3回転ループを、羽生は16年に4回転ループを初めて試合で成功させた。「いい流れが自分に来ていると、思い込んでいます」。前年に世界王者となり、2度目の金メダルへ―。大先輩であるバトン氏と自分を重ねた。

 ニューヨークの高級住宅街アッパー・イーストサイドにある自宅で取材に応じたバトン氏は、羽生に向けて??オリンピックをエンジョイするんだ。リラックスして、楽しめ??と紙にメッセージを書いた。シンプルな言葉の裏には2度目の五輪での苦い経験がある。

 「私は失敗したんだ。2度目の五輪では自分の持っている力を出せなかった…」

 バトン氏は48年サンモリッツ五輪で、男子シングル史上最年少の18歳202日で金メダルを獲得。その後も、若い王者の成長は止まらなかった。新たなジャンプやスピンの習得に励み、世界選手権の連覇を4に伸ばした。絶対王者として臨んだ52年オスロ五輪。「重圧はどうしたってあるもの。自分でどうにかしようとはしなかった」。重圧に打ち勝つ自信はあったが現地入り後、いつもと違うことをした。

 「6日滑って1日休む、といういつものルーティンを忘れ、練習し過ぎてしまったんだ。本番5日前に完璧な練習をしてしまい、そこから毎日練習するたびに少しずつ調子が下がっていった。それで、本番で失敗してしまった」

 規定(※注)で2位に差をつけ迎えたフリーは途中までほぼ完璧だった。世界初の3回転ジャンプとなる3回転ループも成功させたが、後半のダブルアクセル(2回転半)は両足で着氷。連覇こそ達成したが、完璧な演技を求めるバトン氏は満足できなかった。半世紀を経た今も「悪い思い出」として胸に残る。五輪のメダルは飾らず、しまったままだ。だからこそ、羽生には「五輪で自分のベストの演技をして、良い思い出をつくってほしい」と願う。

 羽生も苦い金メダルの味を知っている。14年ソチ五輪。首位で迎えたフリーで、2度大きな失敗をした。冒頭の4回転サルコーで転倒。その後の4回転トーループは成功したが、直後の3回転フリップでバランスを崩し、氷に両手をついた。得点は自己ベストより15点も低かった。悔しさの残る優勝だった。

 今年8月、羽生はソチ五輪前後の自分のインタビュー動画や記事を見返していると明かした。「フリーで、2回失敗しちゃったこと。それがあったからこそ、次のシーズンで(4回転)サルコーをきっちり跳べるようになったと思うし、他のところでもっともっと質のいいジャンプを跳べるようになった。金メダルの結果があり、その上で成長できる伸びしろをすごく多く感じてこられた、ぜいたくな選手だと思っています」。オスロ五輪のバトン氏と同様に最初の金メダル獲得後、成長を遂げ、2度目の五輪へと向かう。

 バトン氏は「羽生は本当に素晴らしい才能を持っている」とたたえ、こう繰り返した。「たった1つ。エンジョイさえすれば勝てる」。笑顔の金メダリストを待ち望んでいる。(つづく)

 【注】規定は決められた図形に沿って滑り、その滑走姿勢と、描いた図形の正確さを競う。男女シングルは73年にショートプログラムが導入されるまで、規定とフリーの2種目合計で争われていた。68年まで競技全体の6割がコンパルソリーの得点だったが、90年に廃止された。

 ◆羽生の現状 羽生は14年ソチ五輪後の3年でさらに強さを身につけた。15年にNHK杯、グランプリ(GP)ファイナルと2戦続けてSP、フリー、合計の世界最高得点をマーク。今年の世界選手権でフリーの世界最高点を更新した。米国のスポーツ情報提供会社「グレースノート」は5月、平昌五輪のメダル予想で羽生を金メダルとした。スケート大国米国からも連覇の可能性が高いとみられている。

 ただ、16年まで世界選手権連覇のフェルナンデス(スペイン)、4大陸選手権で羽生を抑え優勝したチェン(米国)、世界選手権2位の宇野昌磨(トヨタ自動車)ら強力なライバルがおり、楽観はできない。今季初戦はオータムクラシック(20日開幕、カナダ・モントリオール)。GPロシア杯、NHK杯を経て、12月末の全日本選手権で平昌五輪の代表が決まる。

◆冬季五輪フィギュア男子シングル金メダリスト◆

08年ロンドン サルコー(スウェーデン)
20年アントワープ グラフストロム(スウェーデン)
24年シャモニー グラフストロム(スウェーデン)
28年サンモリッツ グラフストロム(スウェーデン)
32年レークプラシッド シェファー(オーストリア)
36年ガルミッシュパルテンキルヘン シェファー(オーストリア)
48年サンモリッツ バトン(米国)
52年オスロ バトン(米国)
56年コルティナダンペッツォ H・ジェンキンス(米国)
60年スコーバレー D・ジェンキンス(米国)
64年インスブルック シュネルドルファー(ドイツ)
68年グルノーブル シュワルツ(オーストリア)
72年札幌 ネペラ(チェコスロバキア)
76年インスブルック カリー(英国)
80年レークプラシッド カズンズ(英国)
84年サラエボ ハミルトン(米国)
88年カルガリー ボイタノ(米国)
92年アルベールビル ペトレンコ(独立国家共同体)
94年リレハンメル ウルマノフ(ロシア)
98年長野 クリク(ロシア)
02年ソルトレークシティー ヤグディン(ロシア)
06年トリノ プルシェンコ(ロシア)
10年バンクーバー ライサチェク(米国)
14年ソチ 羽生結弦(日本)

※国名は当時』
元記事はこちら⇒羽生結弦66年ぶり連覇へ伝説の王者がメッセージ





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羽生選手は 今日もくしゃみが止まらないですね。(笑)
東京はかなり涼しいけど、トロントも涼しくなってきたかな?
風邪などひかないように 体調に気を付けてガンバッテ下さいね!!!



*記事とツイートは感謝してお借りしています。ありがとうございます。