猫庭のクレマチス

猫の額ほどの庭のクレマチス栽培記録

今日の庭作業

2008年04月02日 11時46分39秒 | ビオルナ系
北海道は大変らしいですね、爆弾低気圧とか。

当地方はいい天気です。
東京は桜が満開なのに、こちらは「咲き始め」から「三分咲き」です。
クレマチスの生育にもやはり差が出ているようですね。

さて、実生苗床が賑わってきました。
生育のスピードがあがってきたようです。
中には目立って生育のよい個体も見られます。




クリスパ・エンジェルは殆んどが双葉を出します。
つまり、殻を脱いで発芽するようです。
エンジェルはクリスパの交配種という説もあるようですが、
双葉の展開はその血のなせる技でしょうか。



殆んどの壺系原種は殻が脱げません。
というか、殻剥きしたものでも開きません。
(ロックウール栽培で観察するとよくわかります。)
双葉の基部から茎が立ち本葉を展開します。

私の庭先での乏しい観察では、インテグリフォリアは双葉が出ます。
そして、「紫の上」も双葉が出ます。
それ以外の壺系はどれも双葉は開きません。




壺の壁を増設しました。(右側は従来のもの)
壁の利点は、行灯がないので鉢を密接できること、誘引が不要なこと、まっすぐな挿し穂が採れること、です。
欠点は、移動できないこと、種採りのときにどの鉢から伸びているか辿らねばならないこと、です。

(玄関側から)



(門扉側から)


今年は壺のトンネルにしようかと・・・。
日照時間が少し足りないのが気になるのですが、去年はまずまずでしたので、まあなんとかなるかな~。

最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (お茶)
2008-04-02 20:43:05
猫庭さん こんばんわ
壷系の実生苗が元気一杯ですね!
プランターのチビ苗達は今年の春発芽ですか?
壷系はやはり双葉を展開しないものが多いんですね~
今回壷系の種蒔きを初めてずっと疑問に思っていたんですよ.
早くから双葉を開いて光合成を始めた方が初期成長も良い気がしますがどうなんでしょう?
今年は猫庭さんの実生苗が咲き乱れそうですね^^
ご報告を楽しみに待っています♪
返信する
Unknown (ヒデ)
2008-04-02 20:46:10
 それにしてもすごい。一斉に伸びだすと
クレマトンネルになるでしょうね。

壷の写真を撮るには梯子を使われますか? それとも竹馬に乗れるのでしょうか?
 
返信する
Unknown (3月うさぎ)
2008-04-02 21:44:26
こんばんは。
この方法、以前にも興味があり、質問させていただいた覚えがあります。
とても参考にしたいやりかたなので・・・・。

以前も質問したか忘れましたが、重複したらすみませんが、支柱の下の部分は地面に刺していらっしゃるのでしょうか?
それと、鉢は、通路の両側にそれぞれ2列に並べていらっしゃるようですが、この2列分を同じ支柱に這わせているのでしょうか。(支柱は両側に一列なので)それとも前の列だけ三連リングを使うのですか?

参考にしたいので教えてくださいますか。

返信する
お茶さん (猫庭)
2008-04-02 23:04:36
こんばんは。
ミニプランターの実生苗は、殆んど昨秋の発芽です。
一部昨春に発芽したものがあり、これらは越冬芽を作って冬を越し、この春芽を伸ばしてきました。
ちょうど1年分の差が出たくらいの生育差になっています。
今の時期は威勢が言いのですが・・・、
梅雨時期以降が課題です。

有機質を含まない用土でやってみているんですが、これだ!という栽培法が見つかりません。
試行錯誤の繰り返しです。
返信する
ヒデさん (猫庭)
2008-04-02 23:19:02
こんばんは。

開花期の壺の壁撮影は3段の脚立を常用しています。
花はだいたい上の方で咲きます。

壺の中でもビオルナやレティは蔓を相当伸ばさないと着蕾しません。
従って摘心などで側芽を殖やすと収拾不能になりますので、
初夏の開花が一段落するまで、誘引もしなければ剪定もしないと言った管理になります。
2番花を咲かせるために剪定をしますが、このころウドン粉病が出てきますので要注意です。
壺系の中でも、アディとテキは特にウドン粉に弱いですよね~。
結局いままで防ぎ切れたことないです。(諦め!)
返信する
3月うさぎさん (猫庭)
2008-04-02 23:46:04
こんばんは。

直立支柱方式に関心がおありのようなので、少し詳しくお答えします。

両端と中央に主柱を立てます。
両端はアンカーになるポール(90cm)を地面に打ち込み、210cmの主柱を結束バンドで固定しています。
中央主柱はアンカーなしです。
水平の支柱を連結して3.6mにして、結束バンドで固定します。(2段)
8mm径の誘引用支柱を適当な間隔で立てていきます。

栽培棚は2段もしくは3列ですが支柱は1列のみです。
前も後も同じ支柱に絡みながら伸びていきます。

団子になってグジャグジャになるように思われますが意外に棲み分けてくれます。束になることはありません。
一部に3連リングの行灯が見えますが、補助的に迷走を防止する程度です。
意図的にどれかの支柱に這わせてやろうなどいうことはありません。

参考になりましたでしょうか。
次回アンカー部分や結束部を画像でご覧にいれます。
返信する