★clausewitzのひとりごと★

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海外旅行はツアーと個別手配、どっちがいいの?  その1

2011年11月06日 23時52分27秒 | どっちがいいの?
記念すべき第一回目の「どっちがいいか?」は・・・・

海外旅行はツアーがいいか、個人手配がいいか?」とします。


まず考えるのは「言葉が話せないからツアー」とか「お金を節約できるから個人手配」とか・・・そういう類のものだと思います。
だからそこからまず考えて行こうかなと思います。


海外旅行に行くには、当然「言語の問題」と「予算の問題」と「泊数の問題」と「準備期間の問題」と・・・
たくさんの問題が出てくると思います。

ここでまず分岐が出てきます。それは、「それらの事を考えるのが好きかどうか」という事。
「面倒だよ」って人は、同行者に任せるか、ツアーにするか、あるいは単純に行かない方がいいと思います。
また、「海外なんて行かなくても日本にも行っていない所が多いし」って人は海外を国内に当てはめてツアーか個人かという視点で見てください。


そういう前提を踏まえたうえで、まず最初に「ツアー」の事を書いてみます。

ツアーは誰でもイメージしやすいと思います。
旅行しようかなって思ったときに、最初にするのが旅行代理店のパンフレットを見に行くか、本屋の情報誌を見るか。
そこで様々な写真からイメージして、どこに行こうかなーって。非常に楽しいひと時ですね。
ある程度方面が決まれば、パンフレットを吟味。大体の日数と予算が書いてあります。
たくさんの箇所を回れるものや、比較的自由に選べるものなど。

ツアーのいい所。それは「プランを提示してもらえる」という事。
その国にどんな所があるかよく分からない人にはイメージも湧いて来るしいいと思います。
後は予算と出発日を決めればいいんですから、時間的余裕の無い人には一番です。
また、最近は「二週間以内に出発」っていうプランなどもありますので、急に時間がポツンと空いたって人にも門戸が開放されております。

面倒な事は全て手配してもらえるのもツアーのいい所
添乗員がついたプランだと、美術館や博物館の説明も付きます。
予約の必要ももちろんありません。
言われたとおりにバスに乗っていれば、世界遺産級のものをたくさん見学できます。

また、いろんな所に一気にいけるので、旅の上級者でも「とりあえず最初はツアーかな」って参加する事もあります。
いろいろ行って気に入った所があれば、次は個人手配でじっくり来よう・・・いわば下見ですね。
次は彼女を連れてこようとか親を連れてこようとか・・・。

後、いざという時にもツアーは強いと思います
急に現地で災害に襲われるとか、飛行機が飛ばなくなったとか。
個人手配だと頼るのは自分だけですが、ツアーの場合は添乗員がいる。
いない場合でもツアー会社にどうすればいいかを教えてもらえる。
また日本にいる家族も、ツアー参加の方が確認の時に便利だと思います。
海外での災害のニュースの時の様子を思い出して見たらいいかと思います。


次は大体のツアーのデメリットです。
ツアーには「ご飯がまずい」「見学したい所を見学できない」「移動ばかりに時間をとられる」「体調が悪くなっても自由が利かない」「土産物屋ばかり寄らされる」「ホテルが中心から遠い」などのデメリットがあります。
(もちろん、高額ツアーの中には全てをカバーしてくれるものもあります)

「ご飯がまずい(事が多い)」のは、団体で入れる店は基本的にキャパが大きく、一斉に出てくる料理というのは美味しくないことが多い。
これは国内旅行に限らず、あなたの近所のお店を見てもそうだと思います。
大体の人は、同じ予算を出すなら冠婚葬祭に使用するお店よりも、こじんまりとしたお店の方が「美味しい」と感じるだろうと思います。
また遠くから友達が来た時に接待する店もそういうお店だと思います。
でも、ツアーの場合は時間的制限が多いので、仕方が無い。
また同じお店でも、ツアーのメニューは節約メニューが多い。作り置きメニューの比率も高いし。
お店の中の一等席ではない可能性も高いし、ワインリストもツアー用の可能性が高いです。
また、ホテルでの食事もバイキングが多かったりします。言葉が通じない所では「見た目」で選ぶことが出来るので良いという点もありますが、やはり味は期待できないでしょう。
だから余程の高額ツアーでない限り、食事には期待できないでしょう。


「土産物屋ばかり寄らされる」というのは、そういうお土産物屋さんとツアー会社は組んでいて、バックマージンを貰います。
売り上げの@%という感じ。だから、安いツアーだとトイレ休憩とか言って土産物屋ばかり寄ることに。
もちろん、トイレは長蛇の列。だってバスで来ている=たくさんの人が同時にトイレに行くんですから。
しかも、本当にトイレが少なかったりしますので、死活問題にもなりかねません。
次にいつトイレがあるか分からないと思うと、それ程トイレしたくなくても行っておくのが普通ですからね。
だから土産物すらも見れない時もあります。


「見学したい所が見学できない」というのは詐欺だろ?って思いますが、そんな事はありません。
見学といっても、いろいろと種類があります。
例えばJTBの場合ですと、「入場」「下車」「外観」「車窓」と4種類あります。
入場は誰もが考える見学。中に入ります。
「下車」ってのは、バスから降りて見る、という事(散策に近い?)。反対に「車窓」ってのはバスから見るだけです。
「外観」ってのはパッとみて終わりって事でしょうか?それとも本当は入場できる所だけどしない、って事?
外観と下車の違いは僕には分かりません。会社によっては「入場」「下車」「車窓」と3種類。
だから、ルーブル美術館(車窓)と書いてあったら、ただ通り過ぎるだけです。
バスから降りて集合写真を撮ることも記念撮影する事もかないません。
それどころか、自分の席の反対側だったりしたら非常に観難いかも知れません。
でも、詐欺だといっても無駄です。パンフレットに書いてありますから。


「移動にばかり時間がとられる」は・・・・・当然です。移動手段がバスの可能性が高いですから。
これは国内旅行でも思い当たる方が多いと思います。また、一度にたくさん見て回ろうとしたら当然一箇所一箇所での観光時間が少なくなります。
そうすると相対的に、バスでの移動時間が長く感じることでしょう。


「ホテルが中心から遠い」も然り。中心から遠いとホテルは安いのです。どこも同じ。
また、基本バス移動する事を考えると、中心地にホテルがあると面倒なのです。
渋滞に巻き込まれるし、集合する時も待機する場所が必要ですし。
それに街に近いと勝手に出歩く人が増えてしまい、その分問題もおきやすいからっていう主催者側の都合もあります。
また、いくら中心に近いといっても、安いツアーの場合は他の危険もあります。バスタブがないとか、お湯が出ないとか、周辺の治安が悪いとか(もちろん、これは個人手配でも注意する点ですが)


「体調が悪くなっても~」は仕方ありません。
自分ひとりのせいで他の人の予定を変更するわけにはいきませんからね。
非道かと思いますが、逆に自分が変更される立場に立てば分かると思います。
大事な新婚旅行で、他人の体調不良(しかも昨晩の飲みすぎが原因)のせいでヴェルサイユ宮殿の入場見学が、車窓見学になってしまったら離婚原因にもなりかねませんからね(笑)
だからこそ、「体調管理」は重要なのです。翌日のためにも程ほどに飲酒したほうがいいかと僕も思います。


大体、こんな感じですが・・・・その他ツアーで問題になりそうなのは「同行者が誰か分からない」という事。
いろーーーんなタイプの人が参加しますから・・・そりゃいろいろとあると思いますよ。いい意味でも悪い意味でも。


こんな事書くといかにも僕が「ツアー否定派」な感じがしますが、決してそうではありません。
実はツアー最大のメリットは別にあると思うのです。
それはまた後ほど記事にします。


その2へ続きます


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