チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

<11月4日の辺野古>11月最初の土曜日、シュワブゲート前に600人が集まった! 夜は、「沖縄平和運動裁判を考えるシンポジウム」へ

2017年11月05日 | 沖縄日記・辺野古

 今日は11月に入って最初の土曜日、オール沖縄会議主催の県民大行動の日だ。キャンプ・シュワブのゲート前には朝早くから大勢の人たちが集まった。海上行動は海が荒れているために中止、海のメンバーらもゲート前に来ている。

 ゲート前では、多くの人たちから、先日、報道されたヤンバル・奥の港を石材の海上搬送に使うことを県が許可した問題について質問を受けた。大勢の人たちが県の対応を心配している。司会の大城さんからもマイクを回されたので、この間の経過について説明した。さらに、11月8日に会計検査院が辺野古の海上警備業務に過大積算があったことを首相に報告すること、沖縄総合事務局が再三、違法を指摘しても是正されない違法ダンプトラック問題についての法的措置などについても報告した。また、参加者の方からの質問を受けたので、来週から始まると言われている辺野古側の護岸工事着工の意味についても説明させてもらった。

 続いて山城博治さんがマイクを握る。博治さんは、長く続いた接見禁止がやっと解除され、ゲート前に戻ることができたと報告、参加者から大きな拍手や指笛が沸き上がった。久しぶりの博治節全開のスピーチ。やはり彼が戻ってくるとゲート前の雰囲気ががらりと変わる。 

                      (山城博治さんのスピーチで盛り上がるゲート前)

  昼は、メインゲート前のテントに移動し、集会。稲嶺名護市長や照屋、赤嶺両衆議院議員の挨拶などが続いた。約600名の参加で盛り上がった。

  夕刻、琉球大学の「公開研究フォーラム 沖縄平和運動裁判を考える」に参加。現在、進んでいる高江、辺野古の刑事裁判について、森川琉球大学教授、高作関西大学教授、森宣雄さんらの報告、新崎盛輝さん、阿部小鈴さん、星野英一さん、仲宗根勇さん、親川裕子さんらのコメント、そして最後に三宅弁護士、稲葉博さん、山城博治さん両被告の挨拶など、盛りだくさんの研究会だった。

                    (講演される高作関西大学教授)

 来年3月にも予想される判決は、現在の裁判長の訴訟指揮から見ても、あるいは厳しい内容になるかもしれない。しかし、この裁判で裁かれているのは、「表現の自由」といった問題だけではなく、「沖縄の平和運動」そのものなのだ。有罪、無罪にかかわらず、この裁判で我々が追求してきた問題は、沖縄の歴史の中に大きく刻まれ、残されていくに違いない。

 

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