「大徳堂漢薬局」跡に最近オープンした「高華楼」。先発組の中華料理店がひしめき合うこの街で、なんとか特色を出そうと、今はいろいろ試行錯誤を重ねているようだ。 ショーウィンドーも見るたびに変えていたりして、少しでも分かりやすく、お客さんが入りやすくなるよう、工夫を凝らしている。 そして先日見に行ったら、開店当初にはなかったランチメニューが出現していた。ご飯・スープお代わり自由。しかもその価格が、デザート付きで、 なんと500円から! 遅ればせながら食べに行ってきた。 これがその麻婆丼だ。 こういった安いランチで出てくる麻婆豆腐というのは、結構甘ったるくて味に深みがないのだが、ここのは特段まずくはない。それなりに辛くてボリュームもある。 お味は別にして、1階フロアはオバさん一人で担当しているようだが、忙しさを顔に出すわけでもなく、にこやかに愛想良く振る舞っているのが印象深かった。 奥のほうのサラリーマン4人組から「水くださーい」とか、隣の飲兵衛から「ビールもう一杯っ!」とか声がかかると、 「お水ですか~? は~い」 「ビール、少々お待ちくださいねぇ~」 なんて、優しく答えていたりする。 たこのわさび漬け、イカゲソ揚げ、ホッケ焼き、ボンジリ串焼きを食わせる中華料理店で、このような雰囲気…意外な一面を見させていただいた。 ただ気になるのはトイレの位置。 これは薬局時代からこの場所にあったので今さら変えられないのだろうが、入り口から4つ目くらいのテーブルの真横にあるのだ。 う~ん。 しかし、せっかくのトイレなのに、体験してこなかったのが悔やまれる。 まったく中華街探偵団が泣くぜ! この店は中華居酒屋ということで、ホッケ焼きなどが食べられるのだが、クサヤの干物なんかも用意してくれるとありがたい。 トイレで(大)をしても、クサヤの臭いに紛れて分からなくなるだろうからね。 店頭のランチメニューを熟読せず入ってしまったので、デザートが付くのに気づかなかった。 そして、オバさんも食後私に出すのを忘れていた。 次回は、夜にでも飲みに行ってみっかね。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね 「ハマる横浜中華街」情報はコチラ⇒ |
確かに開店からいろいろ試行錯誤しているようです。
それにしても、平日の昼間からビールを飲むお客さんが入っているというのもすごいですね。
「太利夢」という名刺も気になりました。
意外に手広くやっているんですね。
まだまだ全貌が見えてきません。
あのホッケと小姐さんの組み合わせもスゴイし、
ランチメニューは夜まで出ています。
今までにない新しい感覚なのかも。