鬼の大洞窟がある場所は、女木島の山頂付近。
だからやっぱりそこから見える瀬戸内海の景色もまた気持ちがいい。
19世紀の印象派と同じ時期に活躍していたイギリスのラファエル前派の画家たちは、
遠い日本に憧れる中で、「失われた古代ギリシャの栄光は、日本の瀬戸内海に残って
いる」なんて思っていたみたいだけど、この景色を見ていると、それもあながち間違って
いないよな~って思えてくるとこがおかしい。
まぁ・・・・間違いなく瀬戸内海は美しい。
江戸時代にここは色々な物や人が行き交う交通の要所だった。
いつの間にか近代化とともに大都市へその輝きをわたしてしまったけれど。
瀬戸内海に遊びにくるたびに、すごい場所だなーって思っていたから、
こうしてたくさんの人々の力を合わせた芸術祭が、この瀬戸内海で味わえるなんて、
すごくじーーんとくる。
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