41 ロルフ・ユリアス(Germany)『緑の音楽』Green Music
現代アートの芸術祭は、とりあえず案内板に導かれてその場所に足を運ぶけど、
そこにいったいどういう作品があるのかは、自分の目で確かめるまで未知の世界。
公式ガイドブックはもちろんあるけれど、そこには参考作品しか載っていなかったり
するし、だいいち慣れ親しんだ作品でもないので、数あるアートがどこに展示されて
いるかとか、どんな作品なのかなんてイチイチ気にはしていられない。
だから作品とは突然、出会う。
『緑の音楽』っていう作品名だと知らずに、何があるんだろうと、
前を歩く人のあとをついていくと・・・・・・
なにもない????
ん??何か音がする??
あっちからもこっちからも、緑のホール全体にいろんな自然の音が聴こえる。
虫や水や風のような音。
よくみると、いたるところに色んな形のスピーカーがあって、
色んな方向から音が重なりあってくる。
あとで知ったけど、この音たちは、女木島周辺で採取された自然の(この土地の)
音なんだということがわかった。
もう少し聴いていればよかったな~。
ずっとこの場所で「緑の音楽」を聴いていそうな島の住人発見。
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