鬼ヶ島大洞窟からバスでまた下ってきたところで、運転手さんが途中でバスを
止めて、作品がたくさんある地域で降ろしてくれた。
降りてすぐのとこには、2005年から休校になっている女木小学校を会場にした
福武ハウス2010。いったいどんな世界があるのやら・・・・
Bill Viola(USA) Transfiguration/Helena
2階の音楽室は入ると真っ暗で、スクリーンに得体のしれないものが。
最初はぼんやりしてて、近寄ってくるうちに人だと分かって・・・・・
いやいやいやいや、この人が正面を向くと顔が恐くて「殺される~」って
思います。かなり逃げ腰体制で作品鑑賞。
このビル・ヴィオラの<トランスフィギュレーション>シリーズは2作品展示
されているけど、いずれも生と死、再生をテーマにしているそう。
観ているこっちが死にそうだ。
辻直之 Naoyuki Tsuji(Japan) 風の精
こちらは「風」が主人公の木炭画によるアニメーション。
なんだか懐かしいような、知らない世界に触れたよような、昔観たことがあるような
錯覚を覚えるような、変な感じのするアニメーションでした。
福武ハウスは写真撮影ができないので、いろいろな作品を紹介することはできないけど、
日本でも有名な森村泰昌の「動く電気服2010」や、小学校に残されていた物やガラス
なんかを再構成して中庭に展示するという杉本博司の「ロストパラダイス」など、
不思議でおもしろい作品がたくさんあります。
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