ボーナスって食える？

僕の名前はチョビ。ちょび髭のチョビ。

６月３０日、今日はちゃーちゃんボーナス日。

ボーナスってなぁに？？
そう聞いたら「パソコンとデジカメの素」だって言ってた。

なんでもそれは僕のためなんだとか。

ってことは、”素”って食べられるのかな？
それともそれとも、安眠グッズ？

うーん。


ボーナス・・・
美味しいといいな。

逃亡犯を捕まえろ

僕の名前はチョビ。ちょび髭のチョビ。

んもぅ！くすぐらないでよー。
いったい誰？

あっお前は！
昨日の猫じゃらしじゃないか！
パシッて捕まえたのに逃がしちゃったヤツだ。

僕が押さえてた手を離したのがいけなかったんだ…。

だってそうしないとさー
ご飯も食べられないしトイレにも行けないんだもん。
それに僕の大好きな腹出し寝（仰向け寝ともいう）が出来ないしさっ。
やむなく離したんだよ。

自由の身にしてやったのに、睡眠の邪魔か？

アイツめ、捕まえてボロボロにしてやるぞ。
覚悟しとけよ！！

「あら勇ましい！そんな気全然ないくせに。」

でも今度は…眠くて動けない。

「ほーらね。」

策にハマル猫

僕の名前はチョビ。ちょび髭のチョビ。

ちゃーちゃんがシャカシャカトンネルと猫じゃらしを組み合わせるという策を思いついた。

不覚にも僕はハマッテシマッタ。

トンネルの中で動いてる。
猫じゃらしが動いてる。

どこ行った？

ドコイッタ？


ここだ！
やった押さえた！！
逃がさないぞっっ。


・・・逃がさないはいいけど、この手をあげると逃げられちゃうし。
僕、動けなくなった。

どうしよ？

黄金の後ろ足

僕の名前はチョビ。ちょび髭のチョビ。

今日は起きてるよ。

ほんと寝てばっかだねって言われる。
ちょっとは動きなよって言われる。
　なに言ってんだい

僕だってちゃーちゃんの見てないところで、ちゃあんと動いてるよ。

この黄金の（ウソ）見事な白黒の後ろ足を使っていろんなことしてるんだから。


「いろんなことって？」

押入れにジャンプして入ったり

ダンボールの上に飛び乗ったり

ほうら！
ジャンプだ飛ぶだに後ろ足が大活躍してるんだよ！！
僕いっぱい動いてるよねー。
エライなー。


「へぇ～ほぉ～。

　　　　・・・・・・・・寝 る た め　じゃん！！」


ばれたか・・・
ごまかせたと思ったのに
　ちぇ

１５時間睡眠

僕の名前はチョビ。ちょび髭のチョビ。

僕はまた寝ている。
猫は一日１５時間眠るんだって。
だからいつも僕が寝ているのも当然のことなんだ。

この頃もこうやって眠っていたんだ。
兄弟がいると睡眠時間も少し減るっていうけどね。
ダヤンも僕もスヤスヤよく眠ったものさ。



今日の枕はこれ。
ちゃーちゃんの足。

しばらくこうやって寝かせてくれたんだけど、
どかされちゃった。

なので枕なしで寝てみます。

おやすみなさい。
あ、ちゃーちゃん、お腹冷えるからなんかかけてね。

ご飯ですヨ！

僕の名前はチョビ。ちょび髭のチョビ。

僕は待っている。
ちゃーちゃんが気付いてくれるのを。

そろそろ僕のご飯の時間なんだよ？
知ってる？
わかってる？

朝だってずっと待ってたんだ。
土曜日だからってお昼近くまで起きてこないんだもん。
いくら仕事が休みだからって、ちょっとそれは駄目でしょ、人としてさ。
　だめみたい

ねえってば！
僕がこんなにみつめてるのに、どうして気付いてくれないの？
そんなに僕より大切なものがあるわけ？

”テレビが・・・”なんて言わせないよ。
テレビと僕のご飯と、どっちが大切さ！？
　どっちよ？

「ええと・・・も、もちろんチョビのご飯だよ」

だったら！！
はやくちょうだい！！
僕こんなにお行儀良く待ってるんだから。

お疲れさま、日本。

僕の名前はチョビ。ちょび髭のチョビ。

負けちゃったよ・・・

僕の日本代表も終わっちゃった・・・
全然活躍できなかったんだ・・・

「元気出してよ～。イジケテないでこっち向いて？」

僕、頑張って転がったんだけどダメだったよ。
　１点だけだったの

「そっか・・・。
　でも頑張ったんでしょ？それだけでもスゴイことなんだよ？」

ほんと？

「ほんとほんと。」

みんな一生懸命頑張ったから褒めてね？

「うん。」

よーし！！

ねぇ、ちゃーちゃん。
足二本、太く見えるよ！
全世界に配信だよ。
どうにかした方がいいと思うな。
僕のご主人様として、僕が恥ずかしいんだからさ。


「（コイツさっきまでの元気のなさはどこいったんだ？
　　そして私の足が太いだって？？）・・・・わかった。」



「一本どかしてみた！」
　安易だ
よしとするか。
応急処置というか緊急的措置というか。

「・・・・・。」

給料の行方

僕の名前はチョビ。ちょび髭のチョビ。

ちゃーちゃんが言うんだ。
僕は寝てばっかだって。
そんな写真が多くてツマラナイってさ。

だからって
チョビチョビ呼んで無理に起こそうとしないでよ。
　うるさいなぁ

そういえば昨日は給料日だったんでしょ？
僕に何かお土産買ってきてくれた？
　まさか・・・

いろんな支払いしたらもうなくなった！？
　なんだそれ

その支払いの中には僕のものなんか一個もなかったって
僕、知ってるよ。
みーんなちゃーちゃんのものなんだよね。

「チョビには抜け毛をとるコームを注文しといたからさ！
　優れものらしいよ～。ヨカッタネ～」

そんなの・・・僕楽しくないジャン。
ちゃーちゃんが楽しいだけジャン。

日本勝利・・・の夢

僕の名前はチョビ。ちょび髭のチョビ。

僕は今日も夢の中。

ここはドイツ。
ほんとは日本だけど。
いやドイツ。

僕はボールとなってコートを転がってる。
対する相手はあのブラジル。
負けないぞぉ！！

ころころコロコロ　ころころコロコロ

蹴られたら痛いんだけど、日本の勝利のために頑張る。

　がんばる

ころころコロコロ　コロコロころころ

　"チョビボール行ったぁ！
　　ゴォォーーーーーーーーーール！！"

やったーっっ
僕エライ！！

あと１点！
よーし、転がるぞぉ～～

コロコロころころ　コロコロころころ



「チョビ～ごはんだよ～～」

えっ
前半終了？？

「何言ってんの。ごーはーん」

ちゃーちゃんこそ何言ってんの？
僕ブラジル戦に出てんだよ？
転がって１点取ったんだよ！

「へいへい。
　あさっての朝早～くなんだけどね、ブラジル戦は。」

へ？

なんと！夢だったなんて。
　ショック
せっかく１点入れたのにな…

猫じゃれない

僕の名前はチョビ。ちょび髭のチョビ。

僕をその気にさせようと
あっちでユラユラ

僕の興味がひきたくて
こっちでユラユラ


僕に手を出させようと
目の前でユラユラ

ちゃーちゃん、それは高速すぎるよ。
さすがの(？)僕だって見えないよ。

もっとさあ、動かし方の研究をした方がいいと思うよー。
余計なお節介かもしれないけど。

「おでこペンペンっ」

あうっ　
興味持たないからって　"ペンペン"　なんてヒドイ・・・

オニ・・・アクマ・・・

サッカー日本代表

僕の名前はチョビ。ちょび髭のチョビ。

僕はサッカーボール。
ボールの日本代表なんだ！！

「今のボールと違うみたいだけど？」

む・・・昔の日本代表なの！

「んで、何を真剣に見てるの？」

　真剣
何って、ワールドカップだよ！
日本対クロアチア見てるの！
ほら！ちゃーちゃんの好きな玉田選手が出たよ！！
　がんばれ玉ちゃん
ああああ～。
なんで日本のフォワードはシュートしないんだ？
ボールが蹴ってくれって言ってるぞ！

「チョビボールが？？」

何言ってるのさ。
行け～～～！！！
　真剣

「チョビ、右手にボール抱えて応援？？」

うるさいなあ。
ちゃんと応援してよ。

ああ・・・・・
見てらんない。

引き分けか・・・
勝てる試合だったのに。

僕が行ってれば、相手ゴールに勝手に転がって入ってったのに。

「チョビも今のボールみたいに模様替えしないとね。」

無理だ・・・

初体験

僕の名前はチョビ。ちょび髭のチョビ。

なんとなく座ってみた。

ちゃーちゃんがあんまりシツコク言うからサ。
　シツコイよ

「チョビ！！偉いなぁおまえ～～！！！
　すごいすごい！やったあぁぁぁあああ～～バンザーイ！！」

そんなに喜ばなくても…。
　きょとん

「だってさあ、進歩じゃない！
　この間なんかやっとのことで足先だけだったんだから。」

　ああはい。ソウデシタ。

ふうぅ。
ちゃーちゃんが喜んでくれてヨカッタヨ。
ご機嫌取りってのも大変なもんだな。
サラリーマンの気持ちが少しだけワカッタ気がするよ。
　やれやれ

でも僕はやっぱり・・・
　ちろっ

こっちのほうがずっと楽しいや。

御用だ、ねずみ小僧！

僕の名前はチョビ。ちょび髭のチョビ。

「○×△□～」

なんか聞こえる・・・
何の音だ・・・？
・・・？
よくわかんないな。

僕遊び疲れちゃった。
レーザー光線追いかけて部屋の中を走り回ったんだ。
その姿はちゃーちゃんのカメラの腕じゃ撮りきれないほどなんだよ。
お見せできないのが残念だな。

「○×△□～○×△□～」

　ん？

声？
誰の声？
ん？

「チョビ～無視すんなよぉおおお」

　えっ僕？

なんだ。
ちゃーちゃんか。
なあに？

「いや、ちょっと呼んでみただけなんだけどさ。
　その格好で、そうやってこっち見るぅ？
　ねずみみたいだな。
　手ぬぐいでもお持ちしましょうか？ねずみ小僧になれるよ、チョビくん！」

そんなふうに思うの、ちゃーちゃんだけだよ。
へんなの。

姉さん、事件です！

僕の名前はチョビ。ちょび髭のチョビ。

「首なし死体？？さ、殺猫事件だ！！」

いいえ。ちゃんとあります。ついてます。
もう、わざわざそんな撮り方しないでよ。

「ほほほ。ごめんなさいね。
　でもさあ、どうしてそんな無理な体勢なわけ？」

　むぎゅぎゅ

「テーブルの足が邪魔でしょ？」

だってここで寝たかったんだもん。
頭にテーブルの足が当たって痛くてもいいんだもん。
ひげが曲がってたっていいんだもん。

　曲がってるのは白いひげ

この肉加減がちょうどいいんだよね。
ぷにゅぷにゅっとしててさ。
僕のお腹も負けちゃうくらいだよ、ちゃーちゃん。

「こんにゃろ…」



動かないでジッとしててね。
僕寝るからね。

「イヤ！動きたい。動く！絶対動く！！」

だめーっっ
そんなけちくさいこと言わないの！！

踊る！ねこ御殿

僕の名前はチョビ。ちょび髭のチョビ。

「踊る♪」

「踊る♪♪
　まだまだ踊る♪♪♪」

「足も♪右っ」

「左っ」

「まーげーて～」

「決めポーズ！っと。」
　ちかりた…


もういいよぅ。。。
僕踊りたくなんかないのに。

これなんの踊り？？
創作ダンス？
ふうん。
ものは言いようだねぇ。

寝っころがってるだけなのにな・・・。

迷惑な話だな・・・。